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【いだろぐ800】AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験を受験してきました!
昨日、AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験を受験し、結果は760点でギリギリ合格でした(合格ラインは720点)。
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正直、自信があまりなかったので合格できて本当にホッとしています。
今回は、試験合格に向けての2か月間の勉強法や使用した教材について振り返り、これから試験を受ける方の参考になればと思い書いています。
AWS資格を目指したきっかけ
今年4月には基本情報技術者試験も受験し、10月末に応用情報技術者試験を受験しました(結果はまだ出ていません)。
この一連の勉強を通じて、ITに関する知識、特にセキュリティやネットワークの知識が増え、業務でも活かせている実感がありました。
その中で、セキュリティやネットワークに対する興味が高まったことと、業務でAWSに触れる機会が増えたものの、自分の知識が不十分だと感じたことから、「もっとAWSについて勉強しよう」と決意しました。
また、副業やキャリアアップにも役立つと思い、本格的に学習を始めました。
勉強期間と使用した教材
学習期間は10月末の応用情報試験終了後から約2か月間。主に以下のような教材や方法で勉強しました:
書籍2冊
最初に体系的にまとまった書籍を1冊読みましたが、物足りなく感じず、もう少し網羅的な書籍を追加で選びました。
2冊共、すごい体系的でわかりやすく、説明されている一方で「体感的に身についた」という感覚はどうしてももてませんでした。
そのため次へ。
2.AWS Cloud Quest
これはAWS公式が提供するロールプレイング形式の学習ゲームです。AWS環境を仮想的に構築して実践的に学べる内容で非常に良かったです。ただし月額30ドルほどの料金がかかるため、長期間の利用は難しい面もありました。
3.Udemy動画教材
各サービスを体系的に学べる動画教材を利用しました。内容が網羅的で時間はかかりましたが、非常に分かりやすく、効率的に学べました。
4.udemy模擬試験
クイズ形式の模擬試験を移動中などの隙間時間に解きました。
無料・有料問わずいくつかアプリを試しましたが、広告が多かったり、問題の質に不満を感じるものも多かったです。
最終的にはUdemyの模擬試験が一番信頼でき、集中して取り組めました。
学びのポイントと反省
AWS資格の勉強を通じて感じたのは、使用する教材や学び方で効率が大きく変わるということです。
近道になる教材もあれば、遠回りになるものもあり、自分に合う教材を見つけることが重要です。
個人的には、一つの教材を徹底的にやり込むことを心がけています。
ただ、それだけでは不十分な場合もあるため、補足的な教材や異なるアプローチを組み合わせることが必要です。
気になる教材はお金を惜しまず一通り買ってやってみる。
教材選びにはある程度コストがかかりますが、結果的に近道になるので、お金を惜しまず自己投資することが大切だと感じています。
AWSを学んで感じたこと
AWSを学ぶ中で、頻繁に目にしたキーワードが「高可用性」と「スケーラビリティ」
これらは、システム設計において重要な考え方だと改めて感じました。
システムには必ず障害が起きる可能性があります。障害が起きることを前提にして、柔軟に対応できる設計が求められています。
例えば:
1つのネットワークで障害が発生した場合、別のネットワークに自動で切り替える。
データベースに障害が起きた際には、セカンダリデータベースをプライマリとして動作させる。
負荷が高まった際には、自動スケーリングでサーバーを追加し対応する。
サーバーに障害が発生した際には、ロードバランサーを使って別のサーバーにトラフィックを分散させる。
こうした設計思想の根底にあるのは、フォールトトレラント(障害耐性)という考え方。
現実には障害は頻繁に発生していますが、それでもサービスが止まらないように設計されたシステムこと理想。
もしシステムが停止してしまった場合、それは「障害が起きたからダメ」なのではなく、「障害を前提とした設計ができていなかった」ことが課題として問われます。
柔軟でスケーラブルなシステム設計が、いかに重要であるかを痛感しています。
この考え方は、ITシステムに限らず、キャリアや人生設計にも通じるものだと感じました。困難や予想外の出来事は避けられませんが、それらを想定して柔軟に対応できる準備をしておくこと。それが持続可能な生き方にもつながるのだと強く思いました。
今後の目標
2か月間で無事に合格できたことは非常に嬉しいですが、資格はあくまで出発点に過ぎません。
最終的には実務経験が大切だと実感しています。
資格勉強は目標として設定しやすく、基礎を固めるのに最適だと感じています。
ただし、短期間の勉強でプロレベルになれるはずはなし。
次は実務経験を積みながらも、AWS認定 ディベロッパー アソシエイトやプロフェッショナル資格にも挑戦したいと考えています。
これからも引き続き学びを深めていきます!