【いだろぐ768】「同文異義」プレイヤーと意訳者の二重奏。
大谷翔平選手と通訳の水原一平さんの間に築かれた深い信頼関係は、度々話題になりますね。
大谷選手が英語で伝えたいことを水原さんが意訳し、彼らが一丸となってコミュニケーションをとる様子は、見る者にプロフェッショナリズムと温かい人間性を感じさせます。
この関係性を日々のブログ執筆に重ね合わせて考えると、私たちもまた、大谷選手のようなプレイヤー側と、水原さんのような意訳側を担っているように感じます。
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経験や学びを通じて、同じ出来事からでも異なる解釈を導き出すことができるのは、個々人の思考の癖によるものです。
アナロジー思考の「折り曲げの法則」が示すように、ある特性は状況によっては長所として、また別の状況では短所として現れることがあります。
例えば、慎重さは場合によっては優柔不断と見えるかもしれませんし、迅速な決断が思慮不足に見えることもあります。
毎日を同じように過ごすだけでは、アウトプットに変化は生まれません。
異なる日々を過ごしていたとしても、その経験を前向きに意訳できなければ、やはり何も変わらないでしょう。
ぶっ飛んだアイデアや、ぶち抜けた存在になるためには、プレイヤーとしての視点で新たな挑戦を続け、意訳者としての視点で自分なりの解釈を加えることが不可欠だと感じています。
日々の生活の中で大谷選手と水原さんのような役割を意識し、ストーリーを紡いでいく。
今日も最高の一日を過ごしましょう。