【いだログ001】38歳未経験エンジニア転職を通して感じたこと
はじめまして。
2021年3月から、プログラミング学習を始め
9月にようやく事業会社の内製エンジニアとして内定を頂きました。
エンジニア転職を考えているかた、30代・40代で転職しようか
迷っている方に、参考になればと思い、ここに書かせていただきます。
■半年間の活動
2021年2月末 前職のアパレル企業退職
3月初旬 侍エンジニアにて、Javaの学習スタート
3月中旬 Java Bronze資格取得(3週間)
4月 Java SILVER資格取得(1ヶ月半)
5月 Java GOLD資格取得(2ヶ月半) Servlet & JSP、SQLの学習
6月 オリジナルアプリ開発(習慣リマインダー)
7月 オリジナルアプリ開発(眠活アプリ)
8月 オリジナルアプリ開発(腸活アプリ)、転職活動開始
9月 転職活動(40社近く応募、ほぼ相手にされず)
9月末 事業会社様からの内定を獲得
■学習当初の方向性
テックキャンプと侍エンジニア塾で悩みました。
自分の年齢面でのハンデを考えたときに
・オリジナルアプリの開発
・年齢を払拭する差別化
この2点が必要と感じ、侍エンジニアにしました。
侍エンジニアのコンサルからは、
『いださんの年齢では、開発エンジニアへの転職はギャンブル。
インフラ方面から入っていくのが得策』
というアドバイスがあり、
自分としては、開発エンジニアをやりたいという気持ちがありましたが
IT全体的な勉強ができる、転職もしやすいというインフラ方面からの転職をすると決めました。
■取り組んだこと
①基礎学習(資格取得) ②オリジナルアプリの開発 ③転職活動
①基礎学習(資格取得)
3ヶ月での、Java Gold資格取得を目標にしました。
〜なぜその目標にしたか〜
・差別化(未経験でGoldを取得している人は少ない)
・Javaは需要が多く、転職しやすい。
学習に関する本を読み漁り、効率的な学習を模索。
その結果、集中の精度と反復した学習が大事という結論に至りました。
・ポモドーロ・テクニックを用いた学習(25分5分✕4セットを最低4セット)
・3回の復習(学習後、寝る前、次の早朝)
・合間の運動
この習慣を取り入れ、集中的に学習しました。
その結果、70日目でGold資格を取得、大幅に期間を短縮できました。
②オリジナルアプリの開発
当初は、Javaの資格取得後、LPIC、CCNA、AWSなどの資格取得に行く予定でした。
自分としては開発エンジニアになりたいという気持ちがあり、疑問を持っていました。
先生からは
『やりたいことをやったほうが良い。その上で尖っていくべき』
と助言をいただきました。
自分としても、行きたい道に行き、後悔したくないと思いアプリ開発の道に進むことにしました。
アプリ開発では、壁にぶつかりました。
どういうアプリを作れば良いのか?1から自分に作れるか?
基礎学習ではなかった壁にぶつかりました。
基礎を身に着けたつもりが、自分で作ってみると何もできない。。。。
ということを経験。自分の力不足を痛感しました。
幾多な壁を経験し、なんとかアプリを開発できたときには、今までにない達成感を感じました。
③転職活動
開発したアプリをポートフォリオとして、転職活動をスタート。
初めての転職活動でしたが、社会の厳しさを痛感した期間でした。
GREEN、WANTEDLY、Paizaで活動を始めました。
応募企業 35社 書類通過4社
応募をするものの、書類選考すらしてもらえない企業がほとんど。
自社開発、受託開発、事業会社、SES等考えず、気になった企業に応募していきました。
経歴のアップデートを繰り返していたところ、少しずつ声をいただくこともありました。
採用担当や経営者の方から、アドバイスをいただくことも増え、少しずつ取っ掛かりのようなものができてきた気がしました。
無作為に応募しても、うまくいかない。
転職→自分を売り込むマーケティング。
雇うことにメリットがある企業、自分が貢献できると思った企業に応募。
この期間は、この先どうなってしまうのかと不安で、夜は全然眠れませんでした。
転職活動を初めて1ヶ月半ほど経ち、心身ともに限界を感じていたところ、
音楽関係の事業会社の内製エンジニアとしての内定を頂きました。
■感じたこと
プログラミングの学習はとても楽しいもので、壁は多くあったものの、
その壁を乗り越えることは最高に楽しく、すごく充実したものでした。
その反面、本当にキツかったのは転職活動の不安との戦い。
自分の思いと社会の現実とのギャップに、
段々と追い詰められて行きました。
書類選考すらしてもらえず、この先どうなってしまうのか。
仕事は見つからず、これまでのことは無になってしまうのか。
自分の努力不足なのか。。。
自分がやっていることは正しいのか?との葛藤。
応援してくれている妻、子供達、申し訳ない。
と自己嫌悪に陥ることもよくありました。
朝4時に目が覚め、眠れない日が続きました。
■エンジニア転職をする上で必要なもの
目標と覚悟。
不安を気にせず、前に突き進むための目標。
そして、なにがあってもやりきるという覚悟。
自分は、明確な目標を持っていませんでしたが、無職となったこともあり、
家族もいたことで、やらざるを得ない環境となりました。
そのため、キツくても毎日勉強することはやめませんでした。
しかし、これはすごいリスクだったと思います。
すべてを失う危険がありました。
今からするとしたら、この方法は取りません。
その中でも、毎日1mmでも改善する、成長するという気持ちがあったから、
不安の中でも、やりきることができたと思っています。
■まとめ
この期間で学んだことは、トライ&エラーを繰り返していくことでした。
毎日行っていくことに改善を繰り返すこと。
その積み重ねが、大きな成果に繋がり、成長につながると感じました。
うまくいかないことに対して、
こうすればうまくいくんじゃないか?と仮説を立て
その中で、仮説を一つ一つ検証していき、1番要件にあうことを実行する。
この繰り返しこそが、大きな成果につながると感じました。
これから1人前のエンジニアとなり、将来は自分でサービスを作り出すことを
目標にして、これからもトライ&エラーを繰り返していきます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
これから、転職活動される方々、応援しております。
また、転職活動に関わってくれた方々、
日々アドバイスしていただいた仲間と家族に感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。