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【いだろぐ566】富士からの視点と羊羹の驚き。

今回、富士山を登った経験を通じて、
私は地味ながらも、羊羹の美味しさに驚きました。

行く前から、参加者の方々からは「羊羹がいい」
という声が聞いていました。

しかし私自身は少々、羊羹に対して古風なイメージを抱いていたり、
裏面を見て糖質多すぎと、日常から避けている部分がありました。

富士山登山には、ウイダーインゼリー・羊羹・プロテインバーを食料として持参しました。

登山中は乾燥したもの、特にプロテインバーのようなものはあまり食欲をそそらないもので、少しでも水分があるものというところがほしいところでした。

結局、プロテインバーはほとんど手つかず。
一方で、休憩時に口にした羊羹の美味しさには驚きがありました。

甘さ、水分、欲しい物を全て持っているような感覚。

その羊羹の味は、今まで知っていたそれとは全く違い、
羊羹の魅力を再認識する結果となりました。

富士山への認識もまた、同じような変化を経験しました。

私の実家の裏山から見える富士山と、
実際に足を運んで目の当たりにした富士山は、
見る角度が変わっただけで全く違う存在に感じられました。

富士山に登る前位に北口本宮冨士浅間神社に参拝した際、
その神社が1900年以上前から存在し、
富士山が長い間日本の歴史や文化の象徴であったことを改めて認識。

また、その壮大な自然に自らの足で登り、
仲間たちと共有した喜びと達成感を経験することができたのは、
自分にとって非常に価値ある体験でした。

私たちは日々、自分の環境にとらわれて、
自分自身の価値を見失ってしまうことがあります。

しかし、羊羹のように、自分自身の持つ価値や強みを再認識するには、
自分を客観的な視点で見ること、そして自分自身を新しい環境に置くことが大切だと思います。

何事にも、新参者精神で、
弱さを見せられるのは強さ、
自分になれるのは自分だけ、

富士山登山で得たこの視点を糧に、
これからも自分自身の強みを探し、
長い時間軸で進化し続けることを目指していこうと思います。

今日も素晴らしい一日にしましょう。

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