【いだろぐ025】自分は何者か?
100人組手10人目として
IT歴40年、企業役員をされているK.Mさんと対談させて頂きました。
今、多くの人は、
このままで大丈夫か?
会社、肩書きがなくなったら、自分は生きていけるのか?
こういった不安をもっていると思います。
今回は人生の大先輩である、K.Mさんから
自分は何者か?
ということをテーマに色々なお話をお伺いさせていただきました。
■
K.Mさんは、日本を代表する企業において、IT部門を40年間、エンジニアからマネジメント、管理職、取締役など経験されていました。
コンピューターができた時代から、ここまでのすべての流れを体感されていました。
IT化の流れで、業績は常に伸長。
順調なステップアップ、そして取締役を経験。
しかし、
50代で一度肩書がすべて無くなることを経験。
■
自分は変わらないのに、周りは変わっていく。
そのときに
『虚構を生きていた』
と感じ、
『自分は何者なのか?』
を考えるきっかけに。
■
立場が上になるほど、人からのフィードバックはもらいづらくなる。
主観と、他人からみた客観的視点が乖離していく。
K.Mさんは、
ただのおっさんになる場を作る。
初心者である場所を作る。
ことを行われていました。
肩書きや会社は着ぐるみと一緒で、
きぐるみ勝負ではなく、自分の名前勝負をする。
こういったことが、100人以上の参加者を集める読書勉強会の主催、部下の強みを見つける教育など色々な活動・柔軟な姿勢につながっていると感じました。
■
自分にとっても
自分は何者なのか?
人生においての大きなテーマです。
20代においては、
自分のやりたいことがわからない。
何のために生きてるのか?
自分を卑下し、劣等感に苛まれてきました。
いつしか、この問いから逃げてきたんだと思います。
ごまかすように、逃げるように働いていた。
20代、30代を経て、社会経験を積み、体力がついてきて、この問いを真っ向から考えることができるようになりました。
■
答えは決まっている。
K.Mさんから、言われたことに背筋が凍りました。
答えはもうわかっている。
『切実なるもの』
『世のため、人のため』
『利他』
そのために何ができるのか。
それが答えだというのです。
■
サピエンス全史においても、なんでホモ・サピエンスが王者になったのか。
それは
社会性
顧客に対して、自分が何をできるのか
ということも大事ですが
最終的には、自分は世の中にどう役に立つのか。
どう貢献するのか。
ということ。
■
自分は、何で役に立てるのか?
何で憶えられたいのか?
このことを常に自問自答し、日常に励んでいく。
生きる意味を考えるきっかけとなる対談になりました。
K.Mさんありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?