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【いだろぐ025】自分は何者か?

100人組手10人目として

IT歴40年、企業役員をされているK.Mさんと対談させて頂きました。

今、多くの人は、

このままで大丈夫か?

会社、肩書きがなくなったら、自分は生きていけるのか?

こういった不安をもっていると思います。

今回は人生の大先輩である、K.Mさんから

自分は何者か?

ということをテーマに色々なお話をお伺いさせていただきました。


K.Mさんは、日本を代表する企業において、IT部門を40年間、エンジニアからマネジメント、管理職、取締役など経験されていました。

コンピューターができた時代から、ここまでのすべての流れを体感されていました。

IT化の流れで、業績は常に伸長。

順調なステップアップ、そして取締役を経験。

しかし、

50代で一度肩書がすべて無くなることを経験。

自分は変わらないのに、周りは変わっていく。

そのときに

『虚構を生きていた』

と感じ、

『自分は何者なのか?』

を考えるきっかけに。

立場が上になるほど、人からのフィードバックはもらいづらくなる。

主観と、他人からみた客観的視点が乖離していく。

K.Mさんは、

ただのおっさんになる場を作る。

初心者である場所を作る。

ことを行われていました。

肩書きや会社は着ぐるみと一緒で、

きぐるみ勝負ではなく、自分の名前勝負をする。

こういったことが、100人以上の参加者を集める読書勉強会の主催、部下の強みを見つける教育など色々な活動・柔軟な姿勢につながっていると感じました。

自分にとっても

自分は何者なのか?

人生においての大きなテーマです。

20代においては、

自分のやりたいことがわからない。

何のために生きてるのか?

自分を卑下し、劣等感に苛まれてきました。

いつしか、この問いから逃げてきたんだと思います。

ごまかすように、逃げるように働いていた。

20代、30代を経て、社会経験を積み、体力がついてきて、この問いを真っ向から考えることができるようになりました。

答えは決まっている。

K.Mさんから、言われたことに背筋が凍りました。

答えはもうわかっている。

『切実なるもの』

『世のため、人のため』

『利他』

そのために何ができるのか。

それが答えだというのです。

サピエンス全史においても、なんでホモ・サピエンスが王者になったのか。

それは

社会性

顧客に対して、自分が何をできるのか

ということも大事ですが

最終的には、自分は世の中にどう役に立つのか。

どう貢献するのか。

ということ。

自分は、何で役に立てるのか?

何で憶えられたいのか?

このことを常に自問自答し、日常に励んでいく。

生きる意味を考えるきっかけとなる対談になりました。

K.Mさんありがとうございました!

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