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【いだろぐ797】応用情報技術者試験を振り返って。

先週、応用情報技術者試験を受けてきました。

会場は拓殖大学で、年に2回しかない試験ということもあり、思った以上に多くの人が集まっていて驚きました。受験者の年齢層も広く、10代の若い方から、60代、70代くらいの方までいました。

試験は予想通り難しく、特に午後の問題が厳しかったです。
自己採点ではギリギリ合格ラインに達しているものの、結果は12月までわかりません。

この2ヶ月間、かなり集中して取り組んできました。土日や休日には毎日8時間以上勉強し、平日もできる限り時間を割いて勉強していました。

試験範囲は非常に広く、すべてを完璧にするのは難しかったため、いくつかの分野に絞って対策を進めました。今振り返ると、この1〜2ヶ月間、本当に良く頑張ったと思います。

今年4月に受験した基本情報技術者試験の時は、実務で得た知識である程度戦えましたが、応用情報技術者試験はそう簡単にはいきませんでした。特にネットワークやセキュリティ、データベースに関しては、より幅広い知識が求められましたし、その分多くのことを学びました。試験を通して、実際の現場でよく直面する課題が出題され、実践的な知識が身についたと感じています。

今回のブログでは、まだ結果が出ていないため、勉強内容には触れず、自分の内面での戦いや葛藤を中心に書いてみようと思います。

努力が結果に結びつかない時のしんどさ

努力している最中、必ず「この努力は本当に報われるのか?」という不安が湧いてきます。
応用情報技術者試験に取り組んでいたこの数ヶ月、私も何度もぶつかりました。
すぐに成果が見えないと、「これに時間を費やす価値があるのだろうか?」という疑念が次第に膨らみ、モチベーションが下がってしまうことがあります。
そして、努力が必ずしも結果に結びつかないことを知っているからこそ、その「報われないかもしれない」という恐怖が常に重くのしかかります。

そんな時に必要だったのは、小さな成功体験を大切にすることでした。「今日は何ができたか?」を見つけて、1cmでも1mmでも前進できたことを実感することが、毎日の原動力になりました。小さな一歩に目を向けることで、モチベーションを維持することができると感じました。

積み重ねが無駄になることへの恐怖

毎日の積み重ねこそが、大きな成果を得るためには欠かせません。
飛躍的な成長や成功を掴むには、コツコツと努力を積み重ねることが不可欠です。しかし、その一方で最も恐れていたのは、その積み重ねが無駄になることです。

何ヶ月も取り組んできたものが、もし試験に不合格だったら、すべて無駄になってしまうのではないか。その不安は日に日に大きくなりました。
結果がまだ見えない状態で、一つの出来事でそれまでの努力が水の泡になってしまうかもしれないという恐怖は、常に頭をよぎります。

でも、そんな中でやり切るためには、ある意味「無駄になっても構わない」と考えることが、心を軽くする方法だと気付きました。

失うことにばかり目を向けていると、どうしても辛くなります。しかし、「ゼロからまた始めればいい」という気持ちで取り組むと、不思議と気が楽になることがあります。

何も持たない方が、時には身軽で楽に感じることさえあります。
もし積み重ねが無駄になったとしても、それで終わりではありません。

無駄になったとしても、それはそれで構わない。なぜなら、その経験自体がネタになるし、自分にとって大きな意味を持つからです。

まとめ

今振り返ると、努力が必ずしも報われるとは限らないし、結果に結びつかないことがほとんどです。
確実に結果が見える努力なんて初めから分かっていたら、誰もそこに挑戦することはないでしょう。

「自分は今、挑戦している」「自分はチャレンジャーなんだ」
と自分に言い聞かせて、挑戦を続けることにこそ意味があると感じます。

今は結果が見えなくても、後から振り返った時に「あの時の努力があったからこそ」と思える瞬間が訪れるかもしれません。今積み重ねているものが目に見えてくるのは、3年後、あるいはさらに先かもしれません。そしてその見えない結果が、いつか目に見える形で自分に返ってくると信じています。

まるでマラソンのように、走っている最中は「もうやりたくない」と思うことがあっても、走り終えると「また次も走りたい」という感覚が湧いてくるものです。試験が終わった今、すでに新たな挑戦が始まっています。現在は、AWSの勉強を進めています。

今は基礎を固める時期だと感じており、次のステップに確実に進んでいると自分に言い聞かせながら、これからも前に進んでいきたいと思います。

明日も良い一日を!

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