【いだろぐ539】異形の進化を遂げるためには。
失敗をすることだ。
■
昨日は、鮒谷周史さんのセミナーに参加し、
「反脆弱性」という新たな概念について学ぶ機会がありました。
反脆弱性とは?
脆弱性はガラスのようなもの、堅牢性は鉄球のようなものと表現できます。
一方、反脆弱性は、筋肉のように壊れて成長するもの、あるいはウイルスや菌が耐性を持つように進化するようなもの。
脆弱性、堅牢性、反脆弱性。
この三つの中で、強い人生を送るために必要なのは一体どれか?
一見すると堅牢性が最強に見えます。
しかし、世の中の変化は予測するのが難しく、何が起こるのかわからない。
優れた大学に入学し、大企業で働くことで、
最強の堅牢性や安定性を手に入れることができると思いがちです。
しかし、その会社がなくなったとき、
その会社に最適化された能力は他の場所では使えないかもしれません。
変化が激しい現代社会では、変化をテコにできる
反脆弱性こそが最も必要な要素となる。
異形の進化を遂げるには、
実は反脆弱性を持つことだ。
という新たな視点をいただきました。
■
今回、反脆弱性という概念から学んだこととして
「ネガティブは存在しない」という姿勢です。
全てを肯定するという姿勢は、ネガティブな事柄を無理にポジティブにしようとすることとは根本的に違います。
自分独自の異形の進化を遂げるためには、失敗が必要である。
失敗を素材として受け入れること。
失敗が味方。
失敗を逆手にとる。
転んでもただでは起きない。
という気持ちで向かうこと、
根本から受け入れることが大事だと思いました。
■
私自身、隠してきた数々の失敗を
このブログで発信してきました。
アパレル業だったこともあって、
昔はカッコつけていた?スカしていた?
部分あったのかもしれませんが、
「バカ」「ハゲ」「パチンカス」である自分をそのままに
発信することで自分そのままに生きやすくなりました。
今では、成功したときにはそれを自慢し、失敗したときにはそれをネタにするという一種のシステムが作動し始めています。
この視点から考えると、どんなに転んでも必ず前進できる、
重要なことは、全てを肯定し、行動を止めないこと。
この言葉を、心に刻み取り組んで行こうと思いました。
今日も良い一日にしましょう。