中学進学について vol.1

僕は、埼玉県出身だが、中学校は東京都の京北中学へと進学している。
その背景について書きたいと思う。

理由はシンプルに3つ。
・兄への憧れ
・必要とされることへの喜び
・バスケットボールのため

私を知っていてくれている方は、私に兄がいることをご存じの方が多いのではと思うが、2つ違いの兄がいる。兄もバスケットボールをやっていて、当時は埼玉県の強豪校である「太平中」に進学していた。
在住していた場所とは遠く離れた上尾市にある中学校だ。いわゆる越境進学だ。
※太平中:中学生の全国大会ではベスト8の学校
そんな兄の進学理由は、バスケットボールのためだ。
そんな兄に憧れを抱いた私は、人と異なる道を選択したいという思考になっていた。

そんな漠然とした憧れを抱く中で、人生の転機が訪れた。
小学6年生の夏。兄の中学校が練習合宿を行っているから、見学に行くよと半ば強引な母親に車に乗っけられ、体育館に行った時の話だ。(当時はゲームが大好きで、ずーっとゲームをやっていたことを覚えている。ドラクエかポケモンのどちらかだと思う。)
体育館を訪れると、そこには高校生と太平中が練習試合をしている最中だった。私は、ゲームの時間を誰にも邪魔されたくないと思い、2Fフロア(1Fがバスケットボールコート)に上り、ひたすらにゲームをしていた。
しばらくするとまたもや母親に連れられて、各校の先生方にご挨拶をさせられた。(本来、私の立場だと挨拶をさせてもらったが正しいが、その当時の心境をありのままに綴る関係で大変失礼な物言いとさせてもらいます。笑)

その先生方の中に、私の人生の中で多大なる影響を受けた先生の一人でいらっしゃる「田渡先生」が、たまたまいらっしゃり、ご挨拶をさせていただいた。田渡先生には、僕と同い年の三男がいらした。(この三男こそが「田渡凌」だ)田渡先生は、合宿をしていた兄のバスケットボールを見て、「弟をぜひ京北中」にとその場で、京北中の「田代先生」へと電話を掛けた。

もしかするとこの時に僕の人生は決まったのかもしれない。
とりあえず一度京北中の練習に参加してこいということで、あまり状況が分からないまま、後日京北の練習に参加するのであった。。。

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