仕事とは生きること 映画「天国の本屋 ~恋火」
昨日、「天国の本屋 ~恋火」という映画を見ました。
亡くなった竹内結子さんが主演で、2役を演じています。
天国と現世が交互に写し出される幻想的な映画です。
恋人とのすれ違いのために、作曲のやり残しを抱えたまま病気になり、天国に旅立った翔子。
一方の恋人、瀧本は、自分が天職と考えていた花火職人を辞めてしまい、自暴自棄の生活を送っている。
瀧本にもう一度花火を上げてくれるよう説得する香夏子。
自分の演奏を周囲から評価されずに、モヤモヤを抱えながら天国と現世を行き来するピアニストの健太。
彼らが、時間と空間を超えて出会い、物語を紡ぎ出します。
この映画を見ていると、働くとは、生きるためのお金を稼ぐというようなものではなく、生きることそのものであるように思えて来ます。
仕事をすることによって、価値あるものを大切な人に残したり、大切なことを伝えたりできるのです。
仕事をすることによって、生き続ける力をもらえるのです。
これまで59年生きて来て、あっという間でした。
人生は短いものですが、やり残し感を持たないで天国に行けるよう、丁寧に生きることを心掛けて毎日を過ごしたいと思います。
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