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Liner Notes of Snowlore / Keiji Matsumoto / 2024

注:有料エリア一つ目のダウンロード用ファイルを修正いたしました(241110)


snowlore / keiji matsumoto

まえがき

ほぼ自分だけで作った新しい曲たち

こちらご覧いただきありがとうございます
新アルバム、聴いていただけたでしょうか?
悩んだ末、サブスクなど、配信のみという方式にしました
やはりサブスクに出さないと、そもそも誰も聴いてくれないという現状、
CDなどでも、今確実に聴いてくれる人はまだある程度はいるでしょうが、もう少し広く聴いてほしい願いから、このようにしてみました

どうやって収益化するかというアイデアの一環として、
こちらで有料記事としてライナーを販売する、という方法を思いつきました

初訪の方も、より深く知りたくなれば、いつの日かこちら見てくれるでしょうし、
いつもサポートしてくださる方々はどんな売り方をしても買ってくれるでしょうし
(信じています!!)

一種の実験なので、この結果は有効なデータとして今後の活動に反映させていただこうと思っています

その性質上、こちらの記事はメンバーシップの記事には含めず、どんな方も読めて、
深く知りたくなった方には、CD1枚ほどの料金で、深い部分を読めて、制作過程の音源などが聴けるようになっています
本当はメンバーシップの方には、このライナーノーツをサービスに出来れば良かったのですが、
メンバーシップの方には更に記事を追加していきますので、そちらもお楽しみ頂けたらと思います

それにしてもこのアルバム、この作り方、本当にやって良かったです
苦肉の策(予算的なことなど)と、本当にやりたかったこと(自分の演奏による多重録音)を合体させた形
僕のまた新たな、ターニングポイントになった気がしています

それでは、余談なども含めながら、
長い長いライナーノーツをお楽しみください

Liner Notes

M1 Apricity

使用楽器
Steinway B-211,Rhodes Mark1
Oberheim Matrix-6R,Matrix-1000,Roland JD-800
Roland HandSonic HPD-20
Martin D-28,Asturias Nylon Guitar

Apricityのプロジェクト全貌

この曲は2020年ごろかな、RojoやAzulのアルバムのミックスとかやっていた頃には原型が出来ていて、どんどん煮詰めていって、構成などもフィックスし、いつでもレコーディングできる状態になっていました

特にAzulの作曲の頃から、とにかく分かりやすいメロディーの曲を書いていこうという流れがあって
(反面Rojoの方は挑戦的な作曲が多い、自分的には、だけど)

その頃ちょうどT-Squareのサポート参加が始まり、そのまま流れで、楽曲提供の話もあって
自分の中に、音楽の方向性として、ポップなものをよりポジティブに捉える
変化が起こりました

自分のデフォルトとしては、アグレッシブな、マニアックなものを追う傾向が強いので

というわけで、多くの方に受け入れられるといいなぁと期待値が高い曲ではあります

JD-800 後ろでなっているひんやり、ふわっとしたデジタルシンセはほとんどこれ

アルバムを象徴する1曲にしようと作ったこの曲、生バンドで演奏するのはとりわけ難しそう
この曲は、リズムが精密で、普通にドラマーが演奏すると大味になってしまうと思う、きっとどんなに上手なドラマーでも
なので、機械で組み上げようと
そういった意味でも今回のプロジェクト、つまり、DAWを使い一人でじっくり作る
にはピッタリな楽曲だったかもしれないです

曲名はChihiro Singsさんにつけてもらいました
Home Againの歌詞から、アルバムStargazerの時も、Monographの時も
困った時はいつもお世話になっています

Apricity、冬の太陽の暖かさ、ということだそうです
この感覚、北海道育ちの僕にはすごくわかる
この曲はBセクションでブラジル風味になったり、ナイロンギターがあったりで、自分的には南半球の熱量も入れたつもりだったけど、
曲自体の雰囲気なのかな、それとも、僕のものには不可避的に全体に付きまとうのか冬のイメージ
Chihiroちゃんに付けてもらったタイトルが本当にピッタリくる
そこが少し悔しい(笑)

M2 A Letter For May

使用楽器
Steinway B-211
Oberheim Matrix-1000,Roland JD-990,Jupiter-50
Studio Electronics MIDI MINI
Martin D-28,Gibson ES-335,t.m.p. Telecaster

A Letter For Mayの全貌

この曲は2020年に入り、コロナパンデミックによりミュージシャンの仕事がなくなった時期に、
僕の故郷、札幌のミュージシャン仲間と、会わないでも自宅で何か作って音源売ったりできるんじゃないかな?
と作品を作ったことがあって、その際にレコーディングしたうちの1曲

札幌のミュージシャンは本当に優秀で知識も豊富、感性もとても共感できるところが多くて
でもそれって僕も北海道で育っているから、なのかな?

ともあれ素晴らしいミュージシャンが沢山います。

この曲は中でも僕のお気に入りになり、今回のプロジェクトにはピッタリなんじゃないかと、制作の中盤以降で加えました

今回まとめるにあたっては、
その札幌バンドの時からリアレンジを軽く施して、
楽器編成的にはシェイカーとアコギ、Martin D-28をストロークし続ける感じの
ジャズフュージョン的には、そう、Pat Methenyのサウンド
をイメージして、ある曲をとても参考にした、さて何でしょうね

あまり似過ぎてもいけないけど、知ってる人が聞けばちょっと微笑出来るようなくらい

その流れでジャズ風味のエレキギターのソロを入れてみたけど、なかなかメセニーのようにはいかない、そりゃそうだ

path 1987 to 1991

自分の曲や作品を作っていくことは
中学生の頃にキーボードを買ってもらった時からスタートしていて

カセットテープに録音して完成

思い返すと、いつも最終地点は録音物でした

そこから4,5年で多重録音で沢山の曲を作りました
100曲以上は作っているはず、ただ、そこから今でも生き残っている曲は1曲もないんですが

やっぱりこの時点までは、アレンジや演奏の手法の確認というところが大きかったですね
やはり聴いてくれる方が現れて、演奏家としては水準に達さないと、という思いが強かった、かも知れません

でもいつの日か、良いと思える曲は発表しても良いのかも
カセットテープで保存してあるので、暇が出来たら取り込んでおこうともう20年くらい思ってそのままです

M3 Walk in the Vineyard

使用楽器
Steinway B-211,Wurlitzer,Nord Electro 5D61
Studio Electronics MIDI MINI
Martin D-28,t.m.p. Telecaster,Baby Sitar
Fender Mustang Bass

Walk in the Vineyardの全貌

この曲の録音は一番の難産でした

作曲自体はすぐ終わった、James Taylor風のギターを軸にして、サビのモチーフはしばらく温めていたメロディーで、それを少し整理した

その後レコーディングを進めていって
ピアノ弾いた後に、ベースを入れて、
その際は5弦ベースで、比較的モダンなスタイルの演奏でそれはそれで気に入っていたのだけど、
あれ、果たしてこの曲はこれで良いのか、何かスパイスが必要なのではないかと、しばらく思い悩むことになった

良かった、何とか完成したんだよ

この時入れたマンドリンの後奏はボツにしました
でもこちらのライナーを購入したら、聴くことができます
恥ずかしいけど

M4 Novecento

Novecentoの全貌

ゲストミュージシャン
Vocal Chihiro Sings

使用楽器
Steinway B-211,Wurlitzer A-200
Roland JD-990,Hand Sonic HPD-20
G&L Fretless Bass

この曲、実は以前何度かライブで演奏しています
もちろん最初は自分で全てやるつもりでしたが、なんとなくこれはヴォーカリーズなんだろうなと
Chihiroちゃんにアドバイスをもらうつもりでお手本を送ってもらったら、
いや、
やはりこれはこのままChihiroちゃんに歌ってもらったほうが
そりゃ良いだろうと

これはその点以外はスムーズに進んだほうだと思います

この曲を演奏するスタイルとしては、まだ他のやり方もあるでしょうね
例えばピアノトリオとか、マリンバとのデュオとか
楽曲自体、とても気に入っている曲の一つなので、この後も何かしらで取り上げることになるかもです

すごく上手い人が、きちんと譜面作ったら、ソロピアノでも出来るんだろうな
誰かにやってほしい

path 1992 to 2005

東京に出てきてから
自分の制作スタイルは
S-760 , JV-80 + Macintosh Classic + カセットMTR
から始まって
その後一度だけオープンリールのMTRになった時代があって
(あの時代は音が良かったなぁ。。
でも作品が、、3曲だけDATであるはずだけど、今残ってない)

その後VS-880というハードディスクにレコーディングできるデジタルのMTRが出てそれで作ったのが
Can You Feel Klave?というもの

ここには後々スクエアに提供する曲や、ソロ作1枚目に入るものもあり、
後日これをCDにする際に、これは聞きたい人が多いはずと割と枚数沢山作ったのだけど。。まだ数百枚残っている。。全然売れなかった

パソコンを使いDAWで、スタジオと遜色ない音で家で制作できるようになって
3作、DAWとスタジオを行き来して、Life、Promises、Reminiscenceと
バンド演奏には拘らない作りで、
特にPromisesの制作の後期から、関わる予定のレーベルから見放されちゃって、
じゃぁとことん詰めようと、Macbookで旅先でもずっと音作りしているような作り方に
このやり方は意外にも、納得のいくところまで詰められたので、
Reminiscenceもその流れを推し進めて、自分一人で制作した作品です

M5 Snowlore

Snowloreの全貌

使用楽器
Steinway B-211,Wurlitzer A-200
Roland JD-990,Nord Electro 5D
Fender Mustang Bass,Gibson ES-335,Martin D-28,Banjo
Snare Drum

こちらの曲は、以前からよく演奏しているけど、これという録音されたものがこれまで無かった
ちょっとフォークソング的な
日本のとても著名なフォークの歌手の方と一緒に仕事をした際にインスパイアされて、リズムアレンジがこうなっています、3フィンガー的な、
バンジョーでやっています
バンジョーは自分では初めて録音しました
鉄のピックを指にはめて3フィンガーするんだけどまだ全然慣れない
やっとの思いで1曲分のデータをパソコンに入れた感じ

なんで僕はバンジョー持ってるんだろう

ちなみにこの曲、札幌で一番演奏しています、というかライブでは、札幌でしかやってないかな
というのも冬にやっていた須藤満さんとの真冬の連続ライブ(+スキーツアー)
で最初にやって、それ以来、札幌のドラマー、川合草平くんのプレイが1番しっくり来ていて、
他の人だとなんだかうまくいかない

実はRojo/Azulの時にも録音していて、
ドラムレスの特殊な編成でやってみたんだけど、これが上手くいかなかった

その後、やはりキーは草平くんだろうと、札幌のメンバーで、札幌の芸森スタジオを押さえて、そこでバンド編成で録音しているけど(この日のセッションは全て未発表、、)
それでもしっくり来なかった

というわけで、これはもう自分一人で落とし前を付けるしかないのだろうと
今回手がけることにしたわけです

M6 Equilibrium

使用楽器
Steinway B-211
YAMAHA TX802,YAMAHA reface CS
Oberheim Matrix-6R,Studio Electronics MIDI MINI
Gibson ES-335

M1 Apricityの次に手がけた曲

ピアノをサポートするように、往年のYAMAHAのFM音源エレピをTX-802で演奏
TX-802はこのアルバムではもっと使うことになるのかなと思っていたけど、多分ここだけ

演奏しながらフィルターをいじるプレイをポリフォニックでやりたかったけど
それができるアナログシンセを持っていない
(僕って元々シンセにそんなに興味ないのでアナログはトラブルも怖いし買ってなかったんですよ)
のでYAMAHA reface CSでトライ、録音で使うの初めてかも
音色はデジタルだから綺麗なツルっとした感じだけど、フィルターは滑らかにかかるので、今回の用途にはぴったりでした

ギターはES-335で
そう、この曲を録音する少し前に、Fender Hotrod Deluxeというアンプを手に入れたので、今回のエレキギターはほとんどそれを使っているんだけど、
この曲は伴奏はその状態で録音、後日ソロだけ録り直したのだけどその際はラインで
ジャズっぽいトーンで録りたかったから、このやり方でも良いのかな

ベースはMIDI MINI、ベンダーを沢山使ったプレイ

曲名はやはりChihiro Singsさんによるもの
例えば生物は「誕生と死滅が同時に起こり続けていて、その平衡が取れている」
という意味

この曲にピッタリの感覚
実は別なタイトル案があったのですが、そちらも本当にこの曲にピッタリのタイトルで
でも僕はその言葉を以前使ってしまっていて、泣く泣く、代わりの案を出してもらったらこのタイトルになりました
改めて凄いな、、

M7 Someone to Stay a Child With

Someone to Stay a Child Withの全貌

使用楽器
Steinway B-211,Rhodes Mark1,Horner Clavinet D6
Nord Electro 5D
Roland Hand Sonic HPD-20,XV-5050,JD-800
Bacchus 5 Strings Bass,Gibson ES-335

この曲は2020年、僕は当時六本木アルフィーで月1でライブを続けていて、
まだライブハウスが自粛ムードになる直前、3月かな、
バンドスタイルで一度演奏しています
その時の良いムードが記憶に残っていました

今回その時の譜面を探して、改めて弾いてみると、あれ?今一つ整理されてないなと
Aメロを残してあとは全部取り替えました

記憶って当てにならないですね

ともあれバンドスタイルで出来たらと思っていたので、やはりそうなると一番大事なのはテンポだろうと

まずピアノでメトロノームなどは聞かずに、1曲まるまる演奏
それをパソコンに取り込み、DAW上で小節番号を打っていく
それに対してドラムのプログラミングを合わせていく
仮で、打ち込みでベースを入れていく

これが中々面白い作業でした

タイトルはこれもChihiro Singsさん

誰か(一緒にいると子供でいられる)
ということだけど
僕もかなり良い歳になってきたので、例えば、
無邪気でいたいとか、何に対しても常にフレッシュでありたいとか、自分の状態をいつもそういう風に保ちたい、
と、
ここのところ強く思っていたところだったので

このタイトルがついて、なんか自分で書いた曲のことを更に好きになれるような
素敵な感覚でした

余談

ところで
今時、皆シンセはPCの中でソフトウェアで、というのが多いのですが
僕もそうだったんですけど、たとえば、ライブではハードウェアとしてのキーボードシンセを使いますが、アレンジやキーボードダビングの録音の仕事とかはソフトウェアでやっていました
特にシンセに関してですが、これはもしかすると、2000年くらいまでの楽器で事足りるのではと思い、再度楽器を集めはじめました
今回のアルバムのシンセに関してはそれらを使い、ソフトウェアのプラグインシンセなどはほとんど、一箇所だけ泣く泣く、それ以外は使っていません

一つ良いポイントとして、このくらいまでの時代のキーボードは、どのメーカーのどのモデルも鍵盤の作りがしっかりとしていて、とても演奏しやすい
鍵盤がついていないモジュールタイプも操作パネルが使いやすい

なので僕の家のシンセセクションはそんな感じで古い鍵盤からMIDIケーブルで各シンセモジュールにその都度結線するというシステムで、それを手で弾いてそのまま録音
つまり、特に、シーケンサー、というものも鍵盤パートにおいては使用していないです
やはりコンピューターでの正確な演奏、これの味気なさもあるし、MIDIのデータになってしまうと、何かが失われてしまう気がするので

ドラムなどリズムにおいては、精密さが必要だったりもあるので、
機械で組んで、それでも、後でタイミングを細かくいじったり、もあります
正確だと気持ち良くないところもあるという
というか
ズレているのがむしろ正確なのでは、という不思議な現象、沢山遭遇しました

音楽、まだまだ分からないことばかりです

M8 Luftmeer

Luftmeerの全貌

使用楽器
Steinway B-211,Rhodes Mark1
Martin D-28,
Roland JD-800,YAMAHA TX-81Z
Oberheim Matrix-1000
Studio Electronics MIDI-MINI

ドイツ語のLuft=空気, Meer=海を合わせた造語、とのことです
空気の海

曲が旅立っていくのが見えるような素敵な言葉

この曲こそ80's、、

あれ、曲自体は70'sだね
僕が子供の頃、エレクトーン教室に通い出した頃、いきなり課題曲として対面したとある曲

その曲のオマージュをいつか作ってみたいと思っていたんだけど
今回作ってみて、一つ、目標にゴールインできた気分

とは言え、メロも構成も色々と異なるんですが

Aメロは抽象的なメロ
これは実は別パターンのマイナーのメロディーもあったんだけど
やはりポジティブな力が欲しいなと思い、こちらのメロディーを起用

どちらにしてもサビはこれ一択

オマージュなので、ラストのシンセリードの音は似せてみた
多分向こうはArpでやってると思うけど、、

クラップが倍に増えるのはオマージュ元と同じ
これやっているの僕は世の中であの曲(とこの曲)しか知らない

でもよく考えたらフラメンコではこういうの良くあるシチュエーションかも知れないですね
そこから来ているのかな、ヨーロッパ、オーストリア出身の音楽家だしそうなのかも知れない

と、ここまで考えて、曲名がドイツ語なのはそこともリンクしてたりするなと

シンセダビングはJD-800とMatrix-1000と、それからこの曲だけだと思うけどYAMAHA TX-81Zを使っています
最後の方のシンセリードソロの裏で鳴っている、メロディーを弾いているシンセリード
途中からオクターブ下重ねたり
このシンセも面白いです
TX-802とキャラが違う、少し地味だけど暖かい音
もっと使ってあげたいなと

M9 Pale Blue Dot

使用楽器
Steinway B-211,Rhodes Mark1,Wurlitzer A-200
Oberheim Matrix-1000,Studio Electronics MIDI MINI
Astorius Nylon Guitar

この曲は、2019年くらいに作って、一度ライブハウスにて演奏したことがあります
さていつどこで、でしょうね?

今回アルバムレコーディングしていく中で、この曲は、M1 Apricityのイントロとしてふさわしいのでは思い立ち
(最後のコードD7(+9,-13)がApricityのドミナントとして機能するからそのままApricityに入れる)
この曲をレコーディングし始めました

レコーディングの経緯としては、まずピアノをフリーで録音してその上にシンセを沢山ダビング
まず初めにMIDI Moogによる木管3重奏を作り前半部分に録音しました
(現在は消去)
そのあとはRhodesだったかな、これは完成版にも入っている
それを補強するようにMIDI Moogでシンセベース、これも残っている

その後Oberheim Matrix 1000で沢山のパッド系シンセをダビングして、面白いプリセットを発見、最後の方に入っている段々倍音が上に登っていくような音
これを録音後3つにコピーしてタイミングをずらし

とこの辺までやったところでテンポ感がどうももっさりしている
ルバート要素が強すぎるか
よし、テンポ早くしよう

思い切って全体を選択して、複数箇所で時間軸をぶった斬り
白玉で長く伸びてしまっているところなどは大胆にカット
その後切れ目の補修など
この作業、果たして何曲でやっているんでしょうね

通常のレコーディングではまずやらない作業ですね
この曲は短い曲だからまだ楽だけど、半日くらいはかかった

基本ルバートなので、どこの箇所も、自分の感覚が正解、でしかないですからね

Details of Songs

(こちら以降有料エリアとなります)

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