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令和6年度 中小企業診断士1次試験 経営情報システム 問1
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🧑🏻 タッチパネルの問題です。
👩🏻🦰 静電容量方式と赤外線方式が出ています。
🧑🏻 静電容量方式は、スマホやタブレットのタッチパネルでおなじみです。指先で触れると、静電気が変化することを検出する方式です。
👩🏻🦰 冬なんかに、金属に触れると、バチッとくるあれですね。
🧑🏻 そうそう、だから、ふつうの手袋をしていると、スマホを操作できないわけです。
👩🏻🦰 赤外線方式というのは?
🧑🏻 画面の外枠に赤外線を発光・受光する装置があります。画面に指を近付けると、赤外線が遮られるので、上下方向と左右方向で遮られた位置を検出する方式です。
👩🏻🦰 どういうところに使われていますか?
🧑🏻 ATMのような大型画面で採用していることが多いようです。光(赤外線)を遮ればいいので、手袋をしていても操作できるし、なんなら箸でも棒でも操作できます。
👩🏻🦰 ということは、aとcは「誤」で、記述が逆ですね。
🧑🏻 そうなります。ここまでは簡単で、分かった人が多いでしょう。
👩🏻🦰 bとdには「複数点を指先で同時に触れて操作できる」とあります。
🧑🏻 マルチタッチといいますが、スマホでは画面を2本の指で触れて、広げたり狭めたりするピンチ操作でお馴染みです。
👩🏻🦰 静電容量方式ではマルチタッチできるので、bは「正」ですね。
🧑🏻 問題はdで、赤外線方式でマルチタッチできるのか、ここで迷った人が多いと思います。
👩🏻🦰 ATMでマルチタッチなんかしないから、考えたこともありません。
🧑🏻 初期の赤外線方式ではマルチタッチできませんでしたが、今では技術開発によって可能になっています。ということで、dも「正」です。
👩🏻🦰 診断士に必要な知識なんでしょうかね。
🧑🏻 こんな細かいことが、試験対策本に載っているとも思えないので、知らないとどうしようもありません。ただ、dを「誤」とするには、世界中のメーカーが、マルチタッチできるタッチパネルを製造していないことを、作問者が証明しなければなりません。存在することの証明は、事例が一つあればいいです。だから試験テクニック的に、dは「正」だろうと考えるしかないですね。
問題評価
正解 ウ
難易レベル ❓❓❓❔❔
奇問レベル ❓❓❓❓❔
対策容易度 🔴⚪⚪⚪⚪
業務必要度 🔴⚪⚪⚪⚪