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ChatGPT4を飼い慣らす 2 ChatGPTの3.5と4に、初夏の俳句を詠んでもらった

ChatGPTの3.5と4に、初夏の俳句を詠んでもらった、そういうこともできるのだ。
ChatGPT3.5が小中学生ぐらい、ChatGPT4は大学生ぐらいと言われているが、俳句では違いは良くわからなかった。もしくは私にその分解能が無いのかもしれない。とはいえ、初夏から始まっているところは同じ。ChatGPT4は頭が字余りのモノが多いのはなぜだろうか。

とはいえ、どっちもかなりマトモ。もう途絶えてしまったが私も句会に参加していたことがあった。デザイナーとコピーライターが集うという、受け狙いというか、大喜利に近い句会だったら、かなり面白かったし、受け狙いだけでなく、良い句もたくさんあった。

でも、ChatGPTレベルには達していなかったようにも思える。
やっぱり、破綻というか、突破性というか、そういうものは弱いのかもしれない。
あたりまえだ、次の言葉(トークン)が確率的に何が来ることが多いのかを学習して計算しているだけで、言い句を作ろうと思って(誰が)出しているわけではないからだ。

この(誰が)がないところが自然言語の生成型AIの肝であり、深淵なところであり、ヤバいところではないか、と今は予感している。まだ言語化できていないが。

↑こちらがChatGPT3.5の俳句
↑こちらがChatGPT4の俳句

よく見ると「初夏の季語」がわかっていないな。初夏を季語として俳句を作れ、というプロンプトだと思っているようだ。
このあたりのプロンプトの出し方の上手さが、ChatGPTの使いこなし方に繋がってくるのだろう。使い倒して身につけるスキルだと思う。


さて上記の前半の文章をChatGPTに校正してもらったのがこちら。AI側の意見が入っているようにも見える。



私たちのコミュニケーション能力とAIの生成型モデルの違いは、実は非常に重要な要素です。私たちは言葉を使って意図や感情を表現し、創造的な表現を追求することができます。一方、AIはトークンという単位で計算を行い、学習した確率に基づいて次の単語を生成します。

俳句は、短い一句の中に自然や季節の美しさを表現する日本の詩形です。初夏に関連する俳句を生成する際、ChatGPT 3.5とChatGPT 4は基本的に同じ情報を持っています。しかし、ChatGPT 4はより高度なモデルであり、より複雑な関係や文脈を理解しようとする傾向があります。そのため、一部の句で多くのトークンを使用してしまうことがあります。

一方、ChatGPT 3.5はより単純なモデルですが、俳句の形式を遵守するために必要な情報を把握することができます。よって、字余りの句や形式に合わない句を生成することはありません。

AIによる俳句生成は、確かに面白いものですが、人間の感性や洞察力とは異なる部分があります。AIはデータに基づいて学習し、そのデータの範囲内で最適な出力を生成しますが、創造性や突破性は人間の領域です。

言語生成型AIの進化は驚異的ですが、まだまだ人間の感性や独自性には及びません。AIの発展は素晴らしいものですが、私たち人間の役割と貢献は変わらないと考えるべきです。AIのサポートを受けながら、私たち自身の創造性や感性を活かして、独自の俳句や文学作品を生み出していくことが大切です。

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