ChatGPT4を飼い慣らす 47 文字起こしをいったんChatGPTで滑らかにしてから校正すると原稿は作りやすくなる
ChatGPT4を飼い慣らすシリーズ。
私は文章を書く仕事をしている。
コピーライターが本業だが、最近はWebマガジンや企業のオフィシャルブログなどでインタビュー記事を作成することが多い。
ChatGPT4を飼い慣らすシリーズ。私は文章を書く仕事をしている。コピーライターが本業だが、最近はWebマガジンや企業のオフィシャルブログなどでインタビュー記事を作成することが多い。
私の場合のインタビューの制作過程
私の場合のインタビューの制作過程は
1.インタビューをする
2.テープ起こしをする(専門の方にお願いする)
3.起こし原稿から構成を考える
4.構成にあわせて不要部分を削除し(この分量が多い)て構成にあわせて文章を組み直す
5.組み直した文章を設計図として、原稿を書く
6.要求された文字数にあわせてリサイズする
7.仕上げ、最終校正
というプロセスを踏むことが多い
「起こし原稿」をChatGPT4でプロセッシングする
いまChatGPT4が介在するのは、5の原稿を書く作業の時の言い回しの整理とか7の最終校正でプロセッシングすると、効果があることが多い。ただし、精度の問題で、逆に修正に時間と気を使うことも多いのも事実だ
昨日新しいトライとして「起こし原稿から構成を考える」の「起こし原稿」をChatGPT4でプロセッシングしてみた。
これはいわば原稿作成の上流で語尾などの仕上げをしてしまうという作業だ。これが意外に悪くなかった。
なぜこれがいままでできかったというと、仕上がり原稿の数倍の文字量に対して軽いとはいえ仕上げ作業をするのに膨大な時間がかかってしまう、これは非効率だ。
しかしこの時間がChatGPT4によってほぼゼロ(読むぐらいの時間)でできるなら、先にある程度成型したほうがそのあとの作業がやりやすくなる。
問題点は2つある
この問題点
・仕上げが誤ることで意味が裏返る、あるいは不正確になることがある。それをいちいち検証するのには、そこそこ時間がかかる。自分でやればそれはない。
・ChatGPT4のプロセッシングに適した文字数として2000文字という制限あるため、多くの場合は数回に分けて作業する必要がある。
僕の場合、1つのインタビュー記事の文字起こしが、取材時間30分から1時間で、起こしの時点で不要部分を取り除いても一万字になるのはザラ。この分割してプロセッシングするのは、けっこう面倒。逆に短いインタビューなら相当有効。
ChatGPT4を飼い慣らす旅はまだまだ続きます。
ChatGPT4を飼い慣らす、の一覧がこちら。
以下はiPhoneアプリでChatGPTを入れてみた話。
マイクを使った音声入力が凄い話をした。音声入力の精度の高さが凄い。
これがややバズリギミな記事
スマホアプリのもう一つのメリット、カメラについても、こちら。
これは凄いです。OCRがすごい。
その後も淡々と、校正してもらったりしている。
いまのところ僕が最も重宝している使い方がスケジューリングのコパイロットとして使うことだ。