「社員を含め関わる全ての人を大切にする」:株式会社京滋BS 木本社長インタビュー②
いつでも前向きに成長していく
ー社員に期待していることは何ですか?
私自身、仕事を楽しいと感じるだけで満足しないようにしています。
達成感を味わうことは大切ですが、そこで止まってしまうと成長が続かないからです。
達成したことを喜んだうえで、「次のハードルを越えるにはどうすればいいか」と次のステップが始まります。
社員にも「絶えず上を向いていこう」と向上心を持って、前向きに進んでほしいです。
ー会社に向いている人はどんな人ですか?
営業職であれば、いろいろなことに興味を持つ姿勢がある人です。
また対人関係においては、明るくて臨機応変な対応ができる人が向いています。
ただ一番重要なのは「自分」というものをしっかり持っていることです。
人に頼る時期もあると思いますが、向上心を持ち、何度でも首を突っ込みながら覚えていこうという意欲がある人に来てほしいですね。
過去の経験にとらわれず、何事も積極的に学んでいこうとする姿勢があれば、問題ありません。
受け身で言われたことをすることも大切ではありますが、やはり自分を持っていることで自分の成長になり、会社でも活躍できると思います。
お客様は全ての関係者
ー会社を一言で表すと?
「お客様と歩む」という考え方を大切にしており、会社の理念でもあります。
一般的にお客様というと取引先やお得意先を指しますが、私の考え方では少し違います。
売り先のお客様だけでなく、仕入れ先の方々も「お客様」と捉えているんです。
世間一般のニュアンスとは少し異なるかもしれませんが、社員も含めて関わってくれている全ての人を大切にする、そんな気持ちを持ち続けています。
ーとても素敵な考え方ですね!
この考え方は、会社を一つに統合した背景にも関わっています。
私が会社を継いだ時、事務機と文紙という2つの事業部が別会社として分社化されており、子会社だけが会社のグループに属している形でした。
両方の社長になり、私としては一つの会社というイメージでしたが、現場やお客様の中には別々の会社と見ている人も少なくありません。
元々は一緒に生まれてきた会社ですし、見えない壁のようなものがある気がして、とても嫌だったんです。
そこで一つの会社として再スタートを切る決断をしました。
統合したことで、東京の社員研修施設を利用できたり、自分たちだけでは難しかったことができるようになりました。
こうしたグループの強みを活かし、より良い会社を目指していますし、社員にも「この会社で働いて良かった」と今まで以上に感じてもらえる環境にしたいです。
社員が働きやすい会社を常に目指す
ー会社のビジョンを教えてください。
地元でナンバーワンの卸し会社としての地位を確立し、社会に役立つ企業であり続けることです。
その一環として、現在グループ全体でSDGsに取り組んでいます。
この活動をきっかけに、社内で委員会が立ち上がり、部門を超えて社員同士が話し合う場が生まれました。
まとめてくれている幹部社員からは「やって良かった」という声が上がり、非常に嬉しいです。
この取り組みに限らず、何かを成し遂げるためには、全員が一つの方向を向いていることが大切だと感じています。
ー最後に、求職者の方へメッセージをお願いします!
働きやすい環境を目指している会社です。
「社員があっての会社」という考えを大切にしており、有給休暇が取りやすく、お子さんの学校行事などのプライベートを優先できる環境づくりを心がけています。
また、残業を減らす取り組みにも力を入れています。
現場の声にしっかり耳を傾け、営業職であれば直行直帰や勤務時間の調整など、どうしたら改善出来るのかを社員と一緒に考えていますよ。
フランクに話が出来るような、風通しの良い会社でありたいと考えていますので、そんな環境で一緒に成長していきましょう!
最後に
木本社長のお話を伺い、関わる全ての人が「お客様」という考え方から、人をとても大切にされているお人柄が魅力的だなと感じました。
特に、社員に対しては「自分を持ちながら成長してほしい」「そのためにも働きやすい環境を整えたい」という熱い思いがとても伝わってきます。
向上心があり、新しいことに挑戦したい方はやりがいの感じられる職場だと思いました。
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