
絶対もう一度見たくなる韓国ホラー『箪笥』
洋画、邦画解きましたので今回はアジアのホラー作品をご紹介したいと思います。
今回取り上げる作品は『箪笥』です。
作品概要:
監督: キム・ジウン
ホラー映画で、怨霊にとりつかれた家に住む姉妹の悲劇を描いています。
美しい映像美が特徴です。
あらすじ:
姉妹の家族関係:
スミとスヨンは母親を亡くし、父と一緒に郊外の邸宅に引っ越してきます。
義理の母親ウンジュとの生活が始まります。
奇妙な現象の発生:
邸宅で悪夢や奇妙な現象が起こり始めます。
スミはウンジュを母親として認めていません。
箪笥に閉じ込められるスヨン:
ウンジュがスヨンを部屋にある箪笥に閉じ込めます。
スヨンの部屋には過去の母親の写真があり、その秘密が明らかになります。
魅力:
サスペンス的要素が含まれており、結末はホラーの歴史に名を刻むものです。
美術や演技力が素晴らしく、耽美なホラー空間を醸出しています。
この作品の最大のオススメポイント
この作品は、一度観ただけでは解釈が非常に難しい部類の作品だと思います。逆を言うと、再度視聴することで物語のからくりが分かったうえで観ることになるので『そうだったのか!』という新たな発見があります。
実際に、初見の段階ですべての物語の伏線を拾いきれたら相当な集中力と注意力の持ち主だと思います。しかしながら、一度目に見た時には『何となくおかしい』という違和感にどんどん物語に引き込まれていくので、最後ののネタバラシに驚愕する事間違いなしです。
また、アジア作品独特の湿った感じの雰囲気や、ポラロイドカメラの様な色彩が一層物語のリアリティを引き立てており、和風ホラーにも通じる気味の悪さがあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。この作品は韓国の古典怪談をベースに制作されています。もとになった怪談も含めて調べてみるとなかなか感慨深い作品です。あどけない姉妹に降りかかる恐怖のにきっと驚きの展開を体験していただけることでしょう。是非ご視聴ください。
最後に宣伝させてください!
この作品と同じように、『人の怖さ』について『リアリティ』『合理性』『衝撃のラスト』に拘って小説を作っています。良かったら下記のリンクからご覧いただき、応援お願いします。
→和室の押し入れにあった古い日記
最後までご覧いただきありがとうございました。