3度目の挑戦でようやく「新疆・ウルムチ(乌鲁木齐)」に出張できた話
今週、ようやく「新疆・ウルムチ(乌鲁木齐)」に出張できました。
ぼくの住む「寧波」からは中国国内で一番遠い場所と言われているので、とにかく一度来てみたかった街です。
本日は、新疆・ウルムチの様子をお届けします。
●ぼくの「ウルムチ」の感想まとめ
①北京、上海とはまったく違った雰囲気がとても新鮮
②意外と人口密度の低い街なんだな(人口300万人ちょっと言われてます)
③とにかく飯が美味い
④夜中でも明るい、太陽が近く感じる
⑤検査等が厳しいな
●「ウルムチ」の場所を確認しましょう
中国の最北西部に位置してます。
キルギスやタジキスタンと国土が接している影響もあってか、北京や上海よりは中央アジアの雰囲気のほうが強く感じますね。
空港はこんな感じ。
【移動について】
ぼくの住む「寧波」からだと「ウルムチ」まで直線距離で3,370Km。
「寧波→ウルムチ」は直行便はないので、上海、北京、鄭州等で乗り換えが必要になります。
どのルートを選択しても、飛行機に乗ってる時間は「約6時間」、乗り換え時間を入れると「約8時間」かかり、空港での手続き時間等を考慮すると移動だけで1日仕事です。
国内移動で6時間って、中国ってほんとでっかいです!
●新疆(ウルムチ)の料理はほんとに美味い!
新疆と言えば「羊肉」が有名!
上海や寧波にも「新疆料理店」がありますが、そのどこよりも比べ物にならないほど「羊肉」が柔らかくて、まったく臭みがなく、本当に美味かったです!
では今回の出張の中で、ぼくが特に美味しいと思った料理を写真で。
で、新疆と言えば、やっぱり「乌苏啤酒」(ウースービール)
新疆は「果物」(特に、瓜系:メロン・スイカ)も美味しいと有名!
日中と夜の温度差が大きいため、果物が甘く育つそう。知らんかったなー。
●市内は検査が厳しい
空港もそうですが、「ウルムチ市内」は検査が厳しいです。
空港では、特に外国人には検査が厳しい。
空港到着後、飛行機を降りると外国人(パスポートで入新疆する人)は警察に誘導され別場所へ。
そこで、新疆・ウルムチに来た目的、滞在日数、宿泊ホテル等を事細かに確認されます。
(↓警察の方に誘導されてる図)
市内では「商業施設・ホテル」に入店する際に、必ず手荷物検査があります。
また、車で「商業施設・ホテル」の駐車場に入庫する際は、車のトランク内のチェックがあります。
これはまったく予想してなかったことでした。
週末のお客さまが来店される繁忙時間帯も全車のトランク検査を行うため、入庫するのに時間がかかるのが当たり前ということでした。
現地の同僚が教えてくれたのは、
新疆は「他国と国土を隣接している」、「以前小数民族と政府の間で揉め事があった」ことからいろいろと検査が厳しいということでした。
例えば、飛行機で国内出張・旅行に行く際も、空港には「出発時間の1時間30分〜2時間前」に到着するように行くらしいです。
空港での検査が厳しく、時間がかかるからだそう。
中国他エリアだと、ぼくは「1時間前」を目安に到着するようにしています。
●出張の目的
ウルムチには当社のアウトレットモールがあるので、今回は現場視察、研修のためにウルムチを訪問しました。
夜は美味し料理を食べてますが、日中は真面目に仕事しています。(笑)
↓こんな綺麗なアウトレットモールを当社はウルムチで開発・運営してます。
●さいごに
新疆・ウルムチは「6月下旬から9月末」が旅行で行くには一番良い気候、と言われています。
今回の出張中も最高に天気が良かったです。
今回の出張ではウルムチ市内のみしか視察できなかったので、次はウルムチ以外の観光地に行ってみたいですけど、片道6時間の飛行機、なかなか簡単に行ける距離ではないですね。
しかし「羊肉」はほんとに美味かったです!
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