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中国に日本人は何人住んでる??

昨日から中国は「国慶節」で、7連休がはじまっています。
今日はぼくが気になっていた「中国に日本人は何人住んでる??」について、調べてみたので、それを皆さんにお伝えしたいと思います。

飲み会の席で、酒のツマミになる話にできると思うので、ポイントだけでもぜひおさえてください!

本日のnoteに記載している、海外に住む日本人の数値は、
外務省が年に一度発表している「海外在留邦人数調査統計」(2020年10月1日時点)より抜粋しています。

海外に住む日本人数は「長期滞在者」と「永住者」を足した数値です。
外務省は、毎年10月1日時点の数値をとりまとめ、翌年の6月上旬頃に「海外在留邦人数調査統計」を発表をしています。
そうなんです、なので、今日皆さんにお伝えするのは一年前の数値になってしまいます。
2021年10月1日時点の数値がわかるには、約8ヶ月も先になってしまうので、本日は一年前の数値ではありますが、こちらを活用していきたい思います。
一年前の数値とはいえ、新型コロナ禍での「唯一」の統計数値なので、参考になる部分は非常に多いと個人的には思っています。

では早速いってみましょう!

●中国に住む日本人は「約11万人」!

中国に住む日本人は「111,769人」です。前年比:-4.0%

世界全体で見ると、日本以外の国・エリアに住む日本人の総数は、
「1,357,724人」、前年比:-3.7%

やはりコロナの影響を受け、海外に住む日本人の人数は減少しているんですね。

●国別の数値を見てみましょう!

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国別では、やはり「米国」がダントツトップなんですね!

ひとそれぞれ感じる点は異なると思いますが、皆さんはどういう感想を持たれましたか?

ぼくは「オーストラリア」の3位が意外でした。
「オーストラリア」は個人的にも大好きな国ですが、まさか3位とは。
「タイ」や「英国」「ドイツ」のほうが多いイメージを持っていました。
あとは「ロシア」には2,121人しかいないんだー、と感じました。

以前のnote ↓↓ にも書きましたが、
ぼくは、日本人が海外で働くことは、現地でかなり目立てるのでとてもおすすめなんですが、この国別・都市別の数値は本当に参考になりました。
日本人の人数が少なくなればなるほど、当然その国・エリアで働けば目立てますが、日本製の薬や生活用品が手に入らないという生活ハードルは高くなるので、その点注意してください。
ちょうどバランスの良いところを探したいですね。

●次は都市別を見てみましょう

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都市別では、トップは「ロサンゼルス」、次いで「バンコク」、「ニューヨーク」、「上海」の順です。

ぼくが前職時代に上海駐在していた時(2010年〜2014年)は、「上海」に住む日本人が「バンコク」を抜いてアジアでトップになった、と言われていたので、「上海」に住む日本人はここ数年減少傾向にあります。

まぁ距離が近いので、駐在せずとも出張で対応できてしまうという側面があるのでしょうね。

ちなみに、2012年10月1日時点は、以下のとおりです。
1位:ロサンゼルス、71,435人
2位:上海、57,458人
3位:ニューヨーク、53,365人
4位:バンコク、39,949人
5位:ロンドン、38,314人

●中国の都市別について

では、次に「中国」だけの都市別を見てみましょう。

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「上海」が圧倒的にトップで、2位の「北京」以下とは大きく差が開いています。
個人的には、「深圳」に住んでいる日本人が、ぼくの予想よりもはるかに少なくてビックリしました。
「深圳」は今や最新テクノロジーの開発で世界トップクラスにある都市で、経済発展も著しく、中国全土から優秀な人が集まっているチャンスの多い街なので、次は「深圳」で仕事してみたいな、と思いました。

余談ですが、ぼくの住む「寧波」はというと、
2021年8月時点で、150人の日本人が住んでいます。
※外務省が発表する「海外在留邦人数調査統計」には「寧波」は残念ながらランクインしていませんでしたので、寧波市政府に問い合わせた数値です。

●まとめ

新型コロナの影響で、海外に住む日本人が減少していることは理解できます。
今後、海外に住む日本人が増加に転じるのは、海外との自由な往来が再開してからなんでしょうね。

現在、新型コロナワクチンの摂取率が各国で高くなってきていますが、それでもまだ海外との自由な往来が再開できないので、新型コロナの飲み薬が開発され、手軽に処方してもらえるようになるまでは、自由な往来は難しいのですかね。

本当にはやく自由な往来ができていた頃に戻ってほしいです。

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