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東京マラソン奮戦記③
3月3日、東京マラソン2024当日を迎えました。
5時に起床して朝食いただきました。
「いなり寿司、バナナ、赤飯むすび。そしてカップ味噌汁」。
X(Twitter)で東京マラソンと検索。臨場感を味わいつつモグモグ。
7時にホテルを出発。最寄りの末広町駅から東京メトロに乗りました。(東京メトロさん、無料パスありがとうございました!)
ランナーで埋め尽くされた車内。ワクワクドキドキがやみません。
西新宿駅で降りて、会場の都庁まで向かいました。
肌寒かったですが、最高のお天気!
この青空見てるだけでも充分テンションが上がりました。感謝の気持ちがわいてきます。それにしても多くの外国籍のランナーさん!!
Gゲートから入場。さすが3万7千人以上のランナー、荷物チェックまで結構時間がかかりました。周囲を見渡すと、ランナー全員の方が嬉しそうに顔をほころばせています。
一年前の無念のDNSのことを思い出しながら、万感の思いが込み上げてきます。やっと東京マラソンのスタートラインに立てました。
去年のこの時間帯は、だるい体を引きずりながら新橋に向かっていたと思います。
いよいよ9時10分に号砲が鳴りました。Jブロックのロスタイムは20分程。文字通りの大勢のランナー。
これは…お祭りです!!
靖国通りを駆け抜けて、防衛庁前ではブラスバンドが演奏されていました。とても勇気づけられました。ありがとうございました!
そして日本有数の古書街、神保町に向かいます。上京の都度訪れていた街なので、思い出深いです。上野、秋葉原、浅草へ向かいます。雷門が見えます。初めて訪れた名所ではありませんが。思わずテンション上がってバンザイをしました。
折り返すと青空を突き抜けるようなスカイツリーが目に飛び込んできます。圧巻です!蔵前橋~清澄~永代通り。ここのコースは少しキツかったです。微妙なアップダウンが折り返し通して6つありました。富岡八幡宮では祭囃子が聞こえてきます。皆さん、笑顔でランナーを元気づけてくれています。ありがとうございます!下町情緒あふれる街を楽しみながら進んでいきます。
門前仲町で折り返して銀座方面へ。30kmにさしかかる部分なので、足の疲労もだんだんとたまってきました。銀座中央通りを埋め尽くすランナー。改めて出走できた喜びを心から噛みしめるように走ります。33キロ地点の「銀座和光」を右折した時点で13時の鐘の音が鳴り響きました。今回は手元のランニングウオッチを殆ど見ませんでした。タイムを気にせず、走りを楽しみたかったのです。33キロ時点でスタートラインを切って3.5時間経過していました。残すところあと9キロ。「あと10キロ未満なのか…」と安堵感と寂しさがこみ上げてきます。田町の折り返しに向かう途中、「サブ4.5いけますよ。東京マラソンでサブ4.5素晴らしいじゃないですか!」と拡声器を使って励まし続けられていた沿道の男性。本当にありがとうございました!!パワーを頂きました!4.5時間のペーサーの方々が目に入ってきました。タイムは気にしないと思いつつ、やはり嬉しかったです。田町を折り返して増上寺~東京タワー~日比谷公園を右手に眺めつつ…「あともう少しで42キロが終わるんだなぁ」と寂しさを募らせました。
そして丸の内仲通りへ…「残り1㎞」の看板を見ながら、いろんな思いが頭と胸を駆け巡ってきます。途切れることがない沿道の方々の声援を受けて石畳を走ります。4時間半のペーサーの方たちが「私たちを追い抜いて!」と言わんばかりのジェスチャーで鼓舞してくれました。
4時間23分17秒。ついにFINISHゲートを抜けることができました。本当に楽し過ぎた42.195キロでした!
東京マラソンの主催、運営スタッフの方々。
ボランティアスタッフの方々、沿道で応援していただいた皆様。
本当にありがとうございました!!!