藤田圭一郎

瀬戸内VC 共同代表パートナー / (株)COMPUS CEO / (有)藤田酒店 アトツギ / #セトフラ MC / 岡山大学起業部 / 起業家と一緒にうまい酒を飲むのが生きがいです。H×H

藤田圭一郎

瀬戸内VC 共同代表パートナー / (株)COMPUS CEO / (有)藤田酒店 アトツギ / #セトフラ MC / 岡山大学起業部 / 起業家と一緒にうまい酒を飲むのが生きがいです。H×H

最近の記事

事業を所有するという幻想

家業を継いだ友達が、子供に恵まれず自分の代で血族での経営を終える覚悟を決めたと話してくれた。でもだからこそ出来る挑戦や広がる選択肢があると、前向きな語りに少し気持ちが救われた。 血族でバトンを繋ぐことが良しされる空気感の中で、夫婦家族の間でたくさんの葛藤と会話と涙があったことは想像に難くない。 紡ぐ覚悟同様に、紡がない覚悟も尊ばれるべきだろう。 他人資本を活用するVC業をやっていると「事業は人の金でやるな。自分の金でやれ。」というアドバイスが起業家に向けられるシーンを目に

    • #IVS2024 に参加してきました。

      IVSにメディアパートナーとして参加させて頂き、たくさんの人のお話を聞きました。 何者かになろうとしてる人。 何者かになったほうがいいのか迷っている人。 何者かではあるがさらに高い次元の何者かになろうと渇望している人。 熱狂と混沌が入り混じる三日間。僕含めたくさんの人が大いに刺激を受け、「振り返ればあのIVSがきっかけだった」という人生の交差が無数に生まれたのだと思います。 「登壇者側とオーディエンスの垣根がない」とはイベントを評す言葉としてよく使われ形骸化しがちですが

      • いつかはうまい酒を飲めない日が来る。

        最近周りに凄い学生が多い。 何か力になれるかも。そんなことは奢りであり、何もしてあげられることなどない、既に到底届かないところにいるんだなと感じることが増えた。 自分の立場が変わり、関わる学生の属性がそのように変わってきているのだろう。それ自体は自分の進化なのでポジティブだ。だがどう考えても彼らが僕と同じ年齢になる頃に、僕と彼らは同じ場所にいないだろう。おそらく一緒にうまい酒を飲んでいない。 最近SNSで昔は地位や影響力あったが、衰退と共に拗らせまくってる大人を見かけてがっ

        • 人生の分岐点にはいつもコミュニティがあった。

          先日愛媛で開催されたブラストセトウチという素敵なイベントに参加させてもらって、感度が高くなっているので久しぶりにnoteを書いてみることにした。 本当に熱量の高い素晴らしいイベントだった。 (ちなみに毎回バトンリレー的に瀬戸内エリアで開催地を変えていくということで、次回は僕が主催者となり岡山での開催ということに…!) さて、僕の人生を振り返って、大きな分岐点だったと思うタイミングが2つある。それはギークハウス岡山を作った時と東京でスタートアップウィークエンドに参加した時、

          地方長期インターンのCOMPUSが設立1周年を迎えました。

          10/2で株式会社COMPUSは1周年を迎えました。 なかなか会社設立時に思い描いていたように事業は進まず、「これはイケる!」「いや、やっぱり厳しい..」を24回くらいは行ったり来たりしたような気がします。メンタルが大変です。 結果振り返ると前期と後期で売上ベースで300%ほど成長しており、なんだかんだで事業は進んでいるんだなと、ちょっとホッとしております。 なぜやっているか改めてなぜCOMPUSをやっているか、最近は3つ答えるようにしています。 1.地方で起業家支援を

          地方長期インターンのCOMPUSが設立1周年を迎えました。

          岡山にスタートアップの文化が根付いたので次は地方に長期インターンの文化を根付かせます。

          突然ですが主宰している(いた)岡山をベースとしたスタートアップコミュニティ「スタートアップキングダム」の運営を離れます。 直接お話しているかたもいますし、なんとなくお気づきのかたもいらっしゃると思いますが、今まで「スタキンの藤田」として応援して下さっていたみなさま、報告が遅れてしまって申し訳ありません。 運営を離れる直接的な理由はここでは控えさせて頂きますが、それ以外にもここ一年僕の中で色々と心境に変化がありこの決断に至りましたので振り返りつつご報告です。 岡山にスタート

          岡山にスタートアップの文化が根付いたので次は地方に長期インターンの文化を根付かせます。

          スタートアップウィークエンド岡山運営者の想い

          スタートアップウィークエンドの参加を検討している人から「参加において基礎的なビジネスの知識や起業に関する知識は必要でしょうか」というような旨のメールをもらったので「知識はあるに越したことはありませんが、最も重要なことは行動することで、座学は実践ではあまり役に立ちません。ぜひ3日間で実践を経験しに来て下さい。」というような返答をした。 この手の質問はよく頂きます。 参加してくれる方々は皆たくさんの不安な気持ちや葛藤、少しの希望と共に、勇気を出して挑戦しに来てくれます。中には

          スタートアップウィークエンド岡山運営者の想い