理解しようとして読め~読んだら忘れない読書術

この記事は「精神科医が教える 読んだら忘れない読書術」著 樺沢紫苑 を読んだアウトプットです。

自分が大事だと思った点だけをシンプルに記載していきます。最初の★がついている4つが、特に大事だと思った点です。これをしっかり守るだけで、読書の質が上がること間違いないです。

★今自分が読むべき本の難易度を間違えない

基本・応用・ブレイクスルー と3つに分けることができる。
守 基礎を学ぶ
破 他の人の方法を学ぶ
離 自分のスタイルを模索する
最初は基本から始めること。入門書や図形雑学シリーズなど。
 →いきなり専門書を読んで、その道の「奥義」を習得するのは不可能。

★読んだら忘れない読書術とは

脳が重要だと判断するのは「何度も引き出した情報」と「心が動かされた情報」であり、その条件を満たすことで忘れなくなる。(それ以外はない)
「何度も引き出した」→海馬は、入力された情報を1~2週間だけ仮保存。その間に何度か使う(アウトプットする)。
「心が動かされた」→ノルアドレナリン、ドーパミン、エンドルフィンを分泌させながら読む→自分にとって少し難しい本を読む、時間制限付きで読む、ワクワクしているうちに読むなど
また、同じジャンルの本を短期間で「固め読み」すると記憶に残りやすい。意識しなくても比較・対照しながら読むから記憶の連結が起きる。参考文献、引用元、原典を辿っていく「数珠つなぎ読み」も同じ。

★最も効果的なアウトプット方法とは

「最初のインプットから7~10日以内に3~4回アウトプットする」こと。
マーカーを引きながら読むことは最初のインプットになる。
「レビュー」は翌日以降に書く。感情に引っ張られるから。

★本の読み方を最適化する方法

パラパラ読みして全体を把握する→本を読む目的を決める→読み方を決める(ななめ読み、拾い読み、精読等)
漫然と最初から最後まで通読しない。

情報と知識の違い

一年経って古くなるのが「情報」←事実・結果
十年経っても古くならないのが「知識」←個々の事実・結果の普遍的なエッセンス

文章を上達させたければ

たくさん読んでたくさん書くしかない

読書術は時間管理術

スキマ時間で読むと、集中力も高まって良い。15分単位での読書が最も効率がいい。最初の5分と最後の5分に集中力が高まるから。電車の中ではスマホを見ない。

本の内容を理解した、の定義

「内容が説明できる」「人と議論できる」

ユダヤ人の秘密

「知識は最高の貯蓄」お金より知識を重視する→結果的に金持ちになる

戦略的読書

「広げる読書」と「深める読書」
「長所進展」と「短期克服」
「情報」と「知識」
「短期投資」「中期投資」「長期投資」これらをバランスよく配分して読むこと。


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