国民の目が届かない「クールジャパン」政策。見える化するためには、原宿でインバウンド効果が最適。クールジャパン機構にどれだけアプローチしても動かないので、まずは自分でやってみます。3年ぶりに原宿に立つ私。過去の経験とデータを元に、ここまでアップグレードしてみました。
なぜ私はクールジャパン事業に行き着いたのか。
いくつかの偶然と必然があって、
過去にも語っていますが、もう一度説明しておきます。
まずは私は出身の富山市で商店街活性化を業務としていました。
そこで誕生させた「クレープブリュレ」という日本初の焦がしクレープで、
シャッター街に大行列を作り続けた実績が引き金です。
これはいわゆる「一店一品運動」に近いでしょう。
この絵空事のような商店街活性化策を、民間で単独で実現させた実績があります。
その後に出身の富山県のブランドプロジェクト委員に選抜。
地域ブランド設計に一から携わり、
委員を経て、民間業者としてこの「クレープブリュレ」を富山県ブランドに登録。
百貨店物産展への参加協力や、各種イベントへの協力し、
地方から生まれた全国的スイーツとして地元PRに貢献した実績。
地域ブランドとなって、全国での販売をスタート。
冷凍クレープを開発して、オンライン通販で受注し発送するほか、
日本テレビ全国うまいもの博に参加して有名百貨店で販売。
FC店を、東京、神奈川、名古屋、福岡などへ20店舗展開。
「クレープブリュレ」は地方の商店街から日本全国へと販売網を拡大していきます。
FC一号店は原宿でした。多数のテレビ取材のおかげもあり、
最長2時間待ちの業列でお客様が殺到。
売上の8割以上が「クレープブリュレ」となって繁盛するほか、
数々の海外FC店展開への問い合わせが殺到。
北京、ソウル、香港、台湾、上海、インドネシアと続きました。
阪急百貨店からのクールジャパン政策による出店誘致がありました。
中国の浙江省寧波市にジャパンモールを建設するので、
一緒に原宿エリアを作って欲しいという依頼だった。
その真意を確かめるべく、
港区六本木ヒルズのクールジャパン機構に訪問。
同社の業務内容と、今後のプロジェクトについて質問など実施。
弊社の事業拡大に伴って、協議を続けることを確認。
2019年。タイ最大の財閥チャロン・ポカパン(CP)グループから、
「クレープブリュレ」などをタイ国内のセブンイレブンでの販売を打診される。
2021年。原宿に弊社ブランド再出店が決定。三度クールジャパン機構と折衝。
原宿の現場報告と日本の今後のインバウンド政策について協議を始める。
弊社が投資対象になれることの確認が完了。
公式インスタグラムの外国人フォロワー10万人の条件が決定。
ミニマム5億円の投資の可能性を示唆。
ちなみにインスタグラムの外国人フォロワー10万人を集める場合の、
見積もりを外部業者にとったところ、
2年間で5万人の目標で5,000万円の試算。
10万人なら1億円となるようです。
商店街活性化から5億円の投資案件まで成長したのは、
偶然でしょうか、必然でしょうか。
クールジャパン機構は、文化事業ではなく、
官民ファンドの政府系投資事業なので、
自ら政策を立ち上げてプロジェクトを推進する機関ではありません。
補助金事業でもありません。
あくまでも持ち込まれるプエジェクトに対して、
それはクールジャパンか?というフィルターを通して、
採用なら出資し、ビジネスの発展から出資を回収することが業務で、
結果的に日本の素晴らしさを海外に発信し、
インバウンドで海外から訪日外国人観光客を増やします。
果たして国民に、この業務内容がわかってもらえるだろうか。
個人的には私はそこが疑問。
国会でも、選挙でも、この事業に関して争点になることは少なく、
アベノミクスの成長産業としてスタートし、
2033年にはその事業を解散することが決まっています。
投資が焦げ付くことを恐れすぎて、
政策性より収益性を求めすぎており、
今はクールジャパンではない機構ではないか?
なんとかインバウンドの聖地である原宿に目を向かせたいと思っています。
それらは、私にとっての必然の流れと思ってます。
3月1日、渋谷区神宮前1-15-1にグランドオープンします。
https://www.comcrepe.shop/page/15
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