【ルーンテラ】バンドルウッドの向こうシーズン振り返り
今期のシーズントーナメントも終了してしまいました。決勝戦は非常に熱い展開で、時間があればTealRed選手が優勝していたかもしれませんね。Mawile選手、日本人初のシーズントーナメント優勝おめでとうございます。
私の成績はDay 1で5勝4敗と振るわなかったですが、いつも通り今シーズンを振り返ってみましょう。今期はシーズントーナメント以外にも色々な大会があったので、そのあたりも含めて見ていきます。
かぐや姫カップVol.2
今期の序盤、環境3日目に開催されたかぐや姫カップVol.2。2人チームを組んでバンなしBO3の大会です。
優勝チームのデッキはゼドポッピーとドレイブンサイオンでアジアではTier上位に残り続けたデッキです。特にドレイブンサイオンはシーズントーナメントまでTier1を維持し、今環境最強デッキと言えるでしょう。
実際、本大会に参加した32チームのうち、亜種も含めると19チームがドレイブンサイオンを持ち込んでいました。
ただ、ここでドレイブンサイオンが最強だったことがWorlds予選で裏目に出ています。ドレイブンサイオンが最強だったのはアジアだけだったんですよね。他の地域ではアグロ型しか流行っていなかったというね、、、結果的に、アジアからWorlds本線に出場できたのはやまと選手だけでした。
私もかぐや姫カップVol.2に参加しましたが、結果は16位くらいだったと思います。持ち込みは優勝チームと同じくゼドポッピー、ドレイブンサイオンです。一緒に組んでくれたごんちょさん、ありがとうございました。
余談ですが、優勝チームのBeanさん、sirochildさんは今季から活動を始めたsagari窓民なのに、なぜか斡旋でチームを組んでいます。決勝戦は罵詈雑言交えながら応援していました。今更ですが優勝おめでとうございます。
Worlds
Worlds、本当に上手いプレイヤー同士が戦うのがあんなにも面白いものとは思わなかったです。やまと選手の準優勝はルーンテラの歴史に残るものだったと思います。
個人的に1番すごかった点はセナベイガーで全勝したことです。セナベイガーはそれまで高い評価を受けていなかったデッキで、その理由が序盤の攻めを凌ぐのがきつすぎるからでした。ドレイブンサイオンやポッピーアグロの序盤の攻めがきつすぎて、セナベイガーじゃ守り切れない、というのが世界の認識でした。
実際、Top16でセナベイガーを持ち込んだのはやまと選手だけですし、合わせて持ち込んだドレイブンサイオンもアジアだけで使われていたミットレンジ型です。
アジアが世界に通用する、そんな認識を与えてくれたやまと選手、かぐや姫の方々、本当にありがとうございました。
やまと選手のインタビューもあるので良ければどうぞ。
シーズントーナメント
かぐや姫カップ、Worldsがあった今期は、カード調整が少なかったにもかかわらず、環境の動きが活発で、はちゃめちゃなシーズンでした。
Worlds後にはジグスポッピーが台頭し始め、統計サイトではドレイブンサイオン以外に勝率50%を超えており、ドレイブンサイオンをバンするならジグスポッピーは最強だと考えたプレイヤーも多いのではないでしょうか。
実際、ドレイブンサイオンと戦うか、バンするかで今期の持ち込みは大きく変わったと思います。ドレイブンサイオンを持ち込む側も、アジアの異常な開発速度に怯えながら構築を考えていたでしょう。
結果を見れば、優勝したMawile選手をはじめドレイブンサイオンでオープンラウンドを勝ち抜いた方が多かったようですが、ドレイブンサイオンに勝てるデッキがかなり見つかっている状況になっていました。
例えば、ゾーイリーシン、アフェリオスコントロール、TealRed選手のジグスビクター等はランクマッチではあまり見かけないですが、BO3ではかなり強力で、ドレイブンサイオンと戦えるデッキだったと思います。
私の持ち込みはドレイブンサイオンと戦う構築で、アクシャンリーシン、ブラウムオレソル、ゾーイアフェリオスでしたが、初戦から完全に切っていたトリプルスライドと当たったり、ドレイブンサイオンと2回しか当たらなかったりと想定外の事態に対応できずに終わってしまいました。
他の方の持ち込みを眺めている限り、ドレイブンサイオンを持ち込んでいる選手は多かったですが、初戦に負けたことで当たりにくくなってしまったと思っています。メタ構成で行くなら、初戦は必ず勝たないといけないと学びました。
構築はほとんどφすとーむさんと同じです。6-3達成していたので、私の構築も間違っていなかったと信じたいです。
今期のシーズントーナメントの振り返り記事はまだ少なそうですが、シンゲツさんが書かれていました。他にもあったら教えてください。
おわりに-窓の勧め
今期の学びポイントは大きく2つです。1つは調整窓は非常に有用なこと、もう1つはLPは盛ることです。
この記事内で何度か出てきましたが、今期からsagari窓に入れていただきました。調整窓には初めて入りましたが、一人では考えきれないところまでみんなで考えられるのはカードゲームでは非常に強かったです。
sagari窓は創立2か月ほどですが、かぐや姫カップで優勝したり、シーズントーナメントのプレイオフに3名残ったりと、結果もついてきています。
窓の良い点は、環境で強いデッキが認知される前に強いデッキを発見できること、スペシャリストにデッキの使い方を学べることだと思います。
今期ではゼドポッピー、ターゴンの頂、ゾーイアフェリオス等、強いと認識される前に強いデッキを構築できていました。ジグスポッピーも定番の型ではツンツン棒が入っていますが、nyaho式では1枚も入っていなかったりと発見が多いです。
良く知られた窓はシーズントーナメントで結果を出しているので、ルーンテラで勝とうと思ったら窓に所属するのが近道だと思っています。
また、今ならなんとsagari窓でメンバー募集しています!調整窓は割と閉じたグループなので、既存の窓に入れるチャンスはあまりないです。モチベーションがある方はsagariさんに連絡してみてください。
念のため学びポイント2点目「LPは盛ること」について、シーズントーナメント初戦でトリプルスライドと当たったわけですが、これは完全に事故です。
というのも、当たったのが出魔市亜タローさんで、同じsagari窓のメンバーでした。他にトリプルスライド持ち込んでる人はいないだろうと思っていたところで初戦に当たってしまいどうしようもなかったですが、これはLPを持っていれば回避できました。
シーズントーナメントのオープンラウンドはおそらくですが、LP上位同士は初戦から当たらないようになっています。そのため、100位以内くらいまでLPを上げておけば、トリプルスライドとは当たらずに済んでいました。LP盛れる気配がなくても、多少は盛っておくべきでしたね。
それではまた。
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