モダンが格ゲーを気楽にできるゲームにしてくれた
こんにちは、こんばんは、普段はレジェンドオブルーンテラというカードゲームをやっているkeihです。
ポケモンワールドチャンピオンシップス2023、RTA in Japanを横目につけながら、スト6(ストリートファイター6)のランクマッチを回した結果、発売から1ヶ月半ほどかけてようやくマスターに到達することができました。
スト5を2年かけてダイヤモンドまで上げてから、3年以上格ゲー動画勢になっていたこともあり、正直なところ、格ゲーを「真面目に」遊ぶことはもう無く、スト6が出ても最高ランクに到達することは無いだろうと思っていました。
それもこれも新しい操作システム「モダン」のお陰であり、メインでやっているゲームの息抜き程度で遊ぶには本当に良いシステムでした。
今回はそんなスト6を遊んだ今の感想を書いていきたいと思います。
モダンが本当に遊びやすい
自分は前作スト5で初めてまともに格ゲーをプレイしました。当時はモダン操作もなく、スト6でいうところのクラシックで遊んでいたのですが、コンボやヒット確認が本当にできず、格ゲーの対戦が楽しくなるまでにかなり時間がかかってしまいました。
当時は格ゲーのセオリーなんかも全く分からず、教えてくれる人もいなかったので、動画でコンボを勉強しながら対戦して、「立ち回りわからんなあ」とか言いながら無敵技をぶっ放しまくっていました。
いわゆるコンボ、切り返し、対空あたりが出来れば、見れる対戦になると思っているのですが、スト5ではそこに至るまで何十時間もかかったと記憶しています。
スト6のモダンは、コンボはアシストボタンを押しながら攻撃ボタンを連打すればいいし、切り返しも弱攻撃のアシストコンボを連打すればいいし、対空も1ボタンなため、スト5のダイヤモンドまで2年かかった私でも10分ほど触ったらランクマッチに行ってもいいなと思えました。
もちろん、アシストコンボは最大火力ではないので、大体の場合100点ではないのですが、とりあえず対戦にいける快適さは非常によいものでした。コンボや対空は物足りなくなったらより強力なものを練習していけばいいですし「とりあえず対戦>物足りなくなったら修行」という流れで対戦に行きやすいのも良かったです。
もしもスト5でとりあえず対戦するかとランクマッチに行ったら、10連敗は覚悟するレベルでしたが、スト6はモダンのお陰でとりあえず対戦にいっても3連敗くらいで済みます。
格闘ゲームで避けられないものと思っていた、対戦前の修行が必須という、ゲームとして楽しい瞬間が遠すぎる問題がなくなり、色々なキャラを気軽に触りやすかったです。
私も、マスターにはケンで到達しましたが、簡単そうという理由でリリーを最初に触り、たま抜けと無敵技が欲しくなってキャミィにキャラ替えし、梅原大吾さんが使っているという理由でケンにキャラ替えしました。
ケンは龍尾脚で近づきやすく、アシストコンボ2が入れ替えコンボであり、SA1が無敵技かつ入れ替えでき、迅雷脚で中下段択をかけられる初心者向けのキャラで非常に楽しかったです。
ランクマッチが超気楽
ここも私が他の格ゲーをまともにやったことがないためスト5との比較になりますが、あまりにもランクマッチにいきやすかったです。
私がケンでマスターに行くまでの勝率は約51%でした。そう、たったの51%です。
この戦績を見たとき、対戦ゲーム、しかも格ゲーで、勝率がほぼ5割で最高ランクまで到達できるようになっていたのかとびっくりしたと同時に、お陰でモチベーションがめちゃくちゃ維持しやすかったのだと思いました。
正直、振り分け戦でプラチナIV辺りに割り振られてから、プラチナIまで落ちたときはイライラが止まらなかったですが、ちょもマガを読んで、ゲームが上手い人でも同じこと思ってるじゃんと笑って流すことにしました。
勝率4割程度でもランクを維持、5割あれば少しずつ上がっていったので、振り分け戦の後にプラチナIに落ちて以降は、ランクが下がってやる気を無くすようなことはありませんでした。
何より、久しぶりにやって連敗してもランクが下がりにくいため、メインでやってるゲームが落ち着いているときに、ちまちまやれる格ゲーとして今後も遊べそうです。
スト5は時間を空けると操作練習から始まる上に、ランクマッチで本当に負けまくるため、後半はもう大会を見るだけになっていましたが、スト6はモダンのお陰で、操作練習の手間がかなり少ない上に、キャラ毎のランクがあるため「久しぶりだしキャラを変えるか」という手も取れます。
本当に遊びやすい格闘ゲームだなあと2週間ぶりにゲームを起動するたびに思っていました。
観戦がめちゃくちゃ熱い
私は対戦ゲームの大会をよく見るのですが、ある程度ゲームを触った上で見ることで、より楽しめると思っています。
というのも、普段やっているゲームがレジェンドオブルーンテラというカードゲームだからかもしれません。正直なところ、ルーンテラは遊んでいる分には非常に面白いですが、観戦の立場からするとあまりにも知識を要求され、このゲームをやったことがない人が観戦することはないのだろうなと思います。
LoLのチャンピオン達がかっこよく動いていて、見ているだけで楽しかったりもするのですが、観戦自体を楽しもうと思うと、カードを覚えたり、デッキの動きを知っている必要があります。初心者が対戦を見ても何が起こっているかわからないのです。
それに対して、スト6初心者でも盛り上がるポイントが分かるようになっており、大会シーンが非常に盛りあがっている印象が強いです。
私はスト6を観戦を楽しめるところまで遊ぼうと思っていたのですが、驚いたことに観戦はスト6のシステム紹介ページを見るだけで最低限楽しめるようになっていました。
先日行われたEVOが非常にわかりやすいです。Mena選手がジャストパリィした瞬間に、観客からの声がものすごい響いていました(2:46:00辺り)。
このゲーム、観戦側にエキサイティングな要素がたくさんあります。インパクト返しやジャストパリィは決まった瞬間にゲームがスローになり、いかにも重要なシーンであることを強調してくれます。
バーンアウトしたときは、キャラクターに焦燥感が感じられるエフェクトが出ており、ガードしたときは普段より大きく仰け反ってピンチな雰囲気が出ています。
SAやCAはこれまでのシリーズでも似たような奥義がありましたが、上記のバーンアウトが絡んだり、倒しきれる状況でも体力ゲージが最後まで0にならないことで、ちょっと残るかもという期待感があります。
まさか格ゲーでこんなに観戦しやすくできるんだなあと驚きましたが、もちろん格ゲーの読み合いの部分を楽しみながら観戦するには、ある程度ゲームを触る必要があるので、今後もちょこちょこスト6を遊ぶことになりそうです。
終わりに
スト6は元々大会を楽しく見るためにちょっと触るつもりで遊んでいたのですが、気軽に遊べるモダンのお陰で、マスターまで到達することができました。
社会人が仕事終わりに気楽に遊べる格ゲーとして、これほど面白いものはこれまでなかったと思います。個人的には豪鬼の参戦が楽しみなので、それまでは色んなキャラを触って待ちたいですね。
正直なところ、格闘ゲームを楽しむにはあまりにも時間がかかりすぎるので、もうまともにやることはないかなあと思っていました。スト6のお陰で、また格ゲーを楽しめて本当に嬉しいです。
以上です!よければスキ!やSNSで拡散してくれると嬉しいです。
普段はレジェンドオブルーンテラの記事や大会カバレッジのようなnoteを書いています。
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