TOO MEAN TO DIE / ACCEPT
2021年もメタルを聞いていこう。今年は、このnoteなんかにもニューアルバム関連の感想を書き残していこうと思っている。
まずトップを飾るのはドイツの誇る老舗正統派メタルバンドACCEPTだ。ウーバーアレス!
とは言うものの、実はこのアルバムあH現時点でまだ発売されていない。先行2曲が、YouTubeやストリーミングサイトに来ているので、それを聞いての期待値レビューである。
まずはスピードチューンの"Too Mean To Die"。笑ってしまうぐらいの基本に忠実なメタルナンバー。さすがにACCEPTと言えども、ここまでストレートな楽曲が飛び出てくると、今の時代にはかえって意外性と新鮮さがある。そして、メタルファンとしては盤石の安心感と頼りがいのある力強さを感じずにはいられない。マーク・トーニロのヴォーカルも冴えているのが嬉しい。
そしてもう1曲は、アコースティックギターとディストーションサウンドの共演による哀愁のイントロが印象的な"The Undertaker"。先ほどの曲とは対象的なイメージで、先行曲としてコントラストの強い2曲を選択してきたことが伺える。ミドルテンポで重々しく、ドラマティックかつダークな盛り上がりを見せる曲展開も見事で、こういうバリエーション豊かな曲が収録されているとなると、アルバム全体の完成度も俯瞰してみたくなる。
さて、先行PVで期待が高まるACCEPTのTOO MEAN TO DIEの発売は1月15日(日本盤)。トリプルギター編成になったACCEPTが、どんなサウンドをラインナップしてニューアルバムを出してくるのか、今から楽しみである。