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風にちぎれて・・・心象風景のエチュード

わが町にも日本全国どこにでもあるような
松林を持つ丘のような里山があって
昔は松茸が採れたとかで
江戸時代には将軍家に献上していたとか。
しかしながらもう今では松茸のまの字も無い。
けれど松林は残っているわけで
その間を歩くのは心地良い事には変わらない。

ある風の強い日
そうした日は松林のなかは案外静かなので
走り回るには最適。
里山とはいえ、走るように進めば
それなりに息が切れるので一休み。

あ〜、まだ風が吹いている。
松の木の風に晒されているところは
枝も折れそうなほど曲がっている。

と、その枝が風に負けて折れて飛んだと思ったら
その枝はに変わって風下に飛んで行った。

きっと早く駆け回りすぎて脳内に酸素が
足りなくなってボ〜っとしていたから
思いついた幻想なんだろうけれど
とても印象的でいつか描いていやろうと
暖めてきた今日の絵です。


エキナセアと白のちどり草です。
そろそろ終わりの花なので
花弁が少し縮んで裏の白が見えて
それはそれできれいです。
そろそろ早く咲いたニゲラは終わって
種を作る準備をしています。
この膨らんだ中に種がいっぱい入っています。
宝物です。

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