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思っても見なかったこと {心象画}

それまで薄暗かった
森の中
鳥がチュンチュンと鳴いたと思ったら
木々の間から眩しい太陽が登ってきた
今日は良い日になるに違いない
と思った。


一度だけ森の中で朝日が出る時に遭遇した時があって
かなり昔なので細かい事は忘れてしまったのですが
確か撮影か何かで森の中のロッジに泊まった時のような気がします。
朝霧がだんだん消えてきたけれど足元は煙っていたような。
木々の間から光が射してきたな、と思った途端。
葉が密集していない隙間からの強烈な太陽が見えて
クラクラしそうだったのを思い出しました。
とにかく薄暗くて辺りもあまり見えないような
深い森の奥でしたので、まさか日の出が見られるとも
思っていなかったからでしょうね。

それでもこういう事は嬉しい事です。
いくら不意をつかれても嬉しいことなら
何度だって良い。
でも、悲しい事は来ない方がよいけれど
来るとしてもゆっくりと警報を出しながら
だんだんと来てほしいよ。
心臓にもよろしく無いから。


être pris par surprise(不意をつかれる)


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