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面白さ・・・心象風景のエチュード
改めて考えてみると「心象風景シリーズ」の絵作りは楽しい。
目に見えるわけではないけれど
ふと思いついた面白さ。
大事にしているのは色と構成。
でも、よ〜く考えると、この絵だって
なんで池のそばでバイオリンを弾いているの?
なんてキツネが向こう岸にいるの?
池に写っているのは、太陽?月?
さらにこの風景って、昼間?夜?
自分でも分からないことだらけだけど
出来上がってみれば
言葉にはできないけれど自分の心に浮かんだのもになっている。
こういうのって分析をすれば、恥ずかしいこともあるのか?
まあ、いい。
今は「絵作りが楽しい」でいいや。
![](https://assets.st-note.com/img/1664792936391-NeZKOTyn27.jpg?width=1200)
透析をしていると5時間ベッドにいる。
映画を見たり音楽を聴いたりしているけれど
いちばんの楽しみは心象風景を想像すること。
他人からみたらボ〜っとしているだけに見えるみたいだけど
頭の中はグルグルぐるぐる。
目を閉じてイメージを固めていく。
それががまとまってくると参考になるフリーの画像を探したり
小さなスケッチブックにラフを描いていく。
あまりに頭のなかでイメージ作りに没頭して
看護師さんの聞き取りの時間で呼びかけられても
気が付かない時があったりして
意識を飛ばしてしまったのかと間違われて
(透析では血圧低下でお年寄りは特にたまにある)
身体を揺すられてハッと気がついて
なんてバカなことになったりするんだけどね。
そんな時は「ごめんね、心配させて」って謝るんだけど
絵を見て貰って説明すると、みんな納得してくれて
最近は、「またkeigoさんが入ってる」なんて目で見ているよ。
辛いと思えば辛い。
そんな時でも楽しさに時間を変えることはできるんだよね。