流れる|心象的に描く|
滝なんて
そうそう見る機会は少ないけれど
その分、見られた時は
色んな事を感じるもんだ
もう今はビデオテープを使う時代じゃなくなって
若い方なんかは、ビデオテープって何?って話だろうね。
再生させるためのデッキも壊れて、せっかく撮っておいた
家族のビデオ映像も見られなくなるので、この際とばかり
大事なものだけ動画データに変換を始めた。
懐かしいも懐かしいけれど、そこに滝が写っていて
そういえば最近、滝なんて見てないよなぁ
と、思って少し眺めていたら
自分の身体のなかも、こんな風に勢い良く
いろんなものが流れてくれると嬉しいなぁ、と思ったり。
最近、何が何ってわけでもないけれど
とにかく「流れ」が悪い気がする。
人間は身体も心も悪いものは外に流しちゃうわけだけど
それがとにかく遅い。滞る。
これが劣化って奴なのかもしれないが
もうちょっとだけでも抵抗しなきゃ
老人へ一直線。
歳を取るのは仕方がないし
記憶はもともと得意な方ではないけれど
多少は抵抗しておかないとまずいぞ。
なんと言っても今、一番楽しい絵の発想が
浮かびにくくなっている。
さぁて、何から手をつけるかなぁ。