美容業界の新規の開業の成功事例

美容関係の新規店舗開業にあたり、総額1,000万円の資金調達が成功しました。内訳は、政策金融公庫から5,000,000円、銀行から5,000,000円の協調融資です。

通常であれば、政策金融公庫と銀行にそれぞれ別途で申請を行いますが、今回は事業計画書を銀行に提出し、その後銀行側から政策金融公庫へとパスしてもらう形で協調融資を実現しました。こうした形をとるメリットとして、銀行が事業計画を評価し承認すると、政策金融公庫も同額程度の融資を実行しやすくなる点が挙げられます。反対に、銀行の評価が芳しくない場合には、政策金融公庫からの融資も難航する可能性があります。

今回の準備では、PowerPointで20枚ほどの事業計画書や5年間の数値計画、さらに本人の実績を示す経歴書などを整えました。自己資金は少なめでしたが、入念な準備と適切な対応により、ほぼ満額の資金調達が実現しました。

成功の要因は、事業主様の迅速かつ丁寧な対応にありました。このように、金融機関に対してしっかりと準備と対応を行えば、自己資金が少ない場合でも、美容関係のような資金需要の高い事業でも、資金調達を成功させることができます。

資金調達は早めの準備が肝心です。今回の計画立案には約1ヵ月を要しましたが、この期間内でしっかりと準備を整え、望む結果を得ることができました。

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