keigolyの気になるゲー 第3回
こんにちは。今週もよろしくお願いします
第3回取り上げます話題は、先日SONYが買収したBungieの件についてお話ししようと思います
まず始めにBungieについて軽く紹介します
1991年に創立し、当初はMacintoshプラットフォームに注力する方針として開発を進めてました
そこから1994年にSF風の3D FPSゲーム『Marathon』を発表
以後続編となる『Marathon 2』や、中世ファンタジー風の3Dリアルタイムストラテジーゲーム『Myth: The Fallen Lords』を発表
1999年より旧Bungie Studio時代に発表された作品。『Halo: Combat Evolved』が公開
この作品で登場した『マスターチーフ』は、米国のみならず欧州でも大人気のキャラとして、世界的に有名なあの『マリオ』と同等の人気を博し、今でも愛されるキャラとして幅広い世代から支持を集めています
その後、2000年にバンジーはXboxの発売を間近に控えていたマイクロソフトによって買収され、2004年には続編である『Halo 2』、2007年には『Halo 2』Windows版と『Halo 3』Xbox 360版が発売され、『Halo 3』は初期の1週間で3億ドルを売り上げヒット作となりました
2007年10月、旧Bungie Studioはマイクロソフトから分離し、再び独立したポジションで活動すると発表
ただし少数の株式とHaloシリーズを含む過去IPの全権利はマイクロソフトへ移譲され、開発も343 Industriesが担当となる。永らく制作してきたHaloシリーズと決別することとなる
またこれは噂話ですが、Bungie側の社員は後に制作する『DESTINY』を制作したい側のチームと、そのまま『HALO』を制作したい側のチームで軋轢があったとの話がありましたが、真相は未だに不明です…
その後今話題のActivisionとパブリッシング契約し、10年に及ぶ大型契約を結んだ事を正式に発表。2013年2月17日、新シリーズ『DESTINY』を発表. 発表時点で史上最高額となる5億ドル(約509億円)を超える予算が話題になる。海外で2014年9月9日に発売され、日本では2014年9月11日に発売、発売初日の売上が5億ドルに到達したと発表されました
ただ、2019年にパートナーシップの提携を解除
恐らくこの地点で、SONY側が水面下で動いていた可能性はあったかもしれません。その根拠としては、元々Destinyで一時的に時限独占していた武器やコンテンツがあったので、そこから進展したのでは?と考えております
そしてつい先日、SONYによるBungieの買収が正式に成立しました
買収の目的は色々言われてますが、主に2つ
一つ目は、自社FPSコンテンツの強化。SONYの傘下であるSIEの子会社には元々キルゾーンなどを制作していた『ゲリラゲームズ』が担っていたものの、中々期待した効果は出ませんでした。しかし後に出た『Horizon Zero Dawn』が大ヒットとなり、『ゲリラゲームズ』はそちらへ注力することに
二つ目は、メタバース事業への対抗。メタバースはまだまだ発展途上でありこれからと産業になりますが、Bungieの所謂MMO事業の成果というものは、世界トップレベルだと思っております。この実績は他にもあるMMOよりも抜きんでてるのではと私は考えてます
それとこれは私の持論ですが、Bungieのブランド価値というのも軽視できないでしょう。TwitchでのDestiny2の視聴者数も週間のアベレージで見ても1万人近く集めており、オンラインゲームにおいて重要な同時接続人口=人気コンテンツであることには違いありません
先日のMSによるActivisionの買収に続き、今回はSONYによるBungieの買収
またSIEのCEOであるジム・ライアン氏は、今回の買収では終わらないと公言しており、今後の動向に目が離せません