森のざわめき‖抽象画
今は禁止令をだしている「里山歩き」。
心臓も回復傾向なので、そろそろ・・・
なんてのは、まだ少し早い。
それなので想像で歩くのなら、と思ってみる。
真夏も深まってくると、森もどんどん深くなり
あまり人の通らない細い道は、さらに植物が
道を消し去るように覆い被さってくる。
真緑の世界だ。
自分も緑に絡み取られる感覚を覚える。
ちょっとした斜面に寝転がってみる。
「なんて心地良いんだ」
行った事はないが、天国にも
もしかしたら、こんな安らぎの場所が
あるかもしれない、と思うほど。
いやに森のざわめきが大きくなってきたぞ。
何か動物がやってきたのか?
違う。日暮れがそこまで来ていて
昼と夜の森の住人が入れ替わっているんだ。
そろそろ帰ろう。
ちなみにTopの絵は、この森がまだ赤ちゃんだった頃の事。
まだまだ色も浅くて、森の住民も住み着いていない。
木の実もいくらもつかず、森の力が弱い頃の絵のつもり。