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相手が早口のときはどうするか

先週、冒頭の名乗りはゆっくりと言ったほうが何かとよいのだという話をしました。

それに対し、のぼる大師が質問をくださいました。

いつもありがとうございます!

「うちにかけてきてんだから、名乗らなくったって分かるに決まってんでしょう!あぁ、時間のムダ!!」とばかりに早口に名乗る人はコールセンターにもいました。決まりだから言っているだけで、気持ちも何もあったものではありませんが……まぁ、あるあるですね。

笑顔で確認する

そのような相手に運悪く当たってしまった場合の対応ですが、もし、初めてかけた相手などで、自分が過剰に気を遣う必要がないなら、間違いのないコミュニケーションのため「あの、、、申し訳ありませんが、よく聞き取れませんでした。私はプリント彩館のシ・ミ・ズと申しますが、御社は〇〇でお間違いございませんか?」と笑顔で伝えてあげるのも一つかと思います。

その場合、「もう一度お願いします」では輪をかけて早口で言われる恐れもあるので、「〇〇で合っていますか?」と確認してあげたほうが無難でしょう。

それでもその後のトークスピードが全く減速されなければ、(ちょっとコミュニケーション下手な人かもしれない)と思って用心深く構えたほうがよいと思います。

目上にはなるべく合わせる

ただ、人によってはそれでもイラッとさせてしまうこともあります。特に相手が目上の場合、かけた相手で間違いなかろうと思われるなら、こだわらずになるべく相手のスピードに合わせてあげてください。

その場合の注意事項としては、まず、自分の限界を超えて早口にしないということです。できないことはできません。無理をしても結局言い淀んだり語尾が伸びたりするだけです。
また、普段の自分の話し方よりも速いので聞き漏らしや聞き間違いが発生する恐れがあります。仕事の電話であればミスにつながらないように、重要な情報は復唱とメモで身を守ってください。

また、この復唱のときに少しゆっくり目に言うと、相手もつられてゆっくりになります。試してみてください。(かえって早口になったら、相手がイライラした証ですのでこの戦法も諦めて、なるべく早口で頑張ってください)

いかがでしょう。対策になりますでしょうか。

それでは、また。


世界や自分自身をどのような言葉で認識するかで生き方が変わるなら、敬意を込めた敬語をお互いに使えば働きやすい職場ぐらい簡単にできるんじゃないか。そんな夢を追いかけています。