八嶋智人さんの夢の話
今朝テレビを点けたら、『サワコの朝』に出ていた八嶋智人さんが夢の話をしていました。
点けた途端だったので、その経緯は分からないのですが、推察するに、それまではそんなに活発なタイプではなかったのに、自分が死んでしまうとてもリアルな夢を見て、思い悩んだ結果「みんなに僕がいることを覚えておいてほしい」という思いにたどり着き、どんどん前に出るようになった、というお話をしていたようです。
まだ小学生くらいでは、自分が死ぬ夢はショックだったでしょうね。
でも、夢での死は肉体的な死を表すより、心の状態を表すことがほとんどです。
八嶋さんのケースを思うに、八嶋さんにとって人前に立って自分を存分に表現することは人生のテーマなのでしょう。
でもその頃の八嶋さんがいまいち籠ってしまっていたのには、いわゆるトラウマ、カルマの問題があったのかもしれません。
今、この時にbreak throughしないと間に合わない。
そこで心の奥に住む「八嶋さん神」は夢を送りました。
「このまま行くと、僕の人生は死んだも同然だよ」
子供だけに効果テキメンだったのでしょう。
勿論紆余曲折はあったでしょうが、その後の八嶋さんの人生を作る上で大きな転機であったことは間違いないように思います。
八嶋さんのケースでは夢の中の死は「今のまま自分の持つ要素(あえて長所とは言いません)を使わないと、死んだも同然の人生になる」という現状認識になっています。
夢における死は、今までの自分の在り方を葬ることを示すこともあります。元カノに殺される、とかそんな感じ。
そういう時はちゃんと死んだ方がいいみたいです。夢ですから(笑)
子供の時の忘れられない夢がある方もたくさんいらっしゃるでしょうね。
そして子供が怖い夢を見たときなども周りの大人もどうしたらいいかな、と戸惑うこともあるでしょう。
でも夢は夢を見ている人、夢主自身のもの。
親であれ、誰であっても立ち入ってはいけないのです。
八嶋さんの話には親御さんは出てこず、まあまあな期間引き籠ったようなことをおっしゃっていました。
じっくり自分と向き合えたことが良かったのでしょうね。
親御さんがどんな気持ちで寄り添ったのか、あるいは気付かなかったのか(下手に関わるよりずっといいと思います☆)、折りがあれば知りたいところです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?