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20241126SDGsニュース


温室効果ガス“2035年度 2013年度比60%削減” 国が案示す

※①現行目標ペース(2013年度比で2030年度に46%)だと、年率2.7%削減なので、2035年度には46+2.7×5=59.5%で、ほぼ60%削減になるので、現行目標単純延長シナリオといえます。
②IPCC報告書では2019年比で2035年までに60%削減を求めています(2019年を100としたら40にする)。
③日本の場合、2019年度の排出量は2013年度比14%減でした(2013年度を100としたら86)。
④そこで、2035年度に2013年度比60%削減を、2019年度比に換算すると、40÷86=0.465、つまり53.5%削減。
⑤IPCC報告書の求める60%削減との差分は6.5%。
⑥排出量にすると2013年度:14億800万t×0.065=約9150万tのギャップとなります。

ペロブスカイト太陽電池 2040年に原発20基分普及の目標案 政府

※原子力発電所に代わる1本足打法、ですが、そもそも、ペロブスカイトは原子力発電所を代替する目的で使うものでしょうか?

湖の侵略的外来魚に「勝利」、どうやった? 米五大湖のウミヤツメ 生態系規模で成功した唯一の外来魚駆除プログラム、関係者が勝利宣言

※たった一種の駆除に70年がかり。元々、ウミヤツメに対して「閉じていた」五大湖が、運河開削により開かれて、天敵のいないパラダイスになったのでしょう。一方で、元々の生息域では、そうさせない生態学的圧力がかかっていたはずです。自然界のバランスは絶妙であり脆弱であるとわかる事例。

飲料大手5社が社会課題解決へ研究会発足 物流や温室効果ガス削減で「競争でなく協調」

※商品力(飲料の中身)で競争し、それ以外は協調するほうが経済合理性がある時代になってきました。現代版の呉越同舟。

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  • 1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。

  • 2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。

  • 3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。