20250125SDGsニュース
日本製紙・杉野光広常務「木質飼料の製品化に活路」
※パルプ製造技術の応用で、セルロースを取り出して紙以外の製品を作る。紙よりも製造エネルギーが少なければ、黒液(リグニン)のバイオマスエネルギーで賄えたりすると(そうかどうかはわかりませんが)、カーボンニュートラル製品、ということになります。元の木材は自社植林だと、森林資源の持続可能な利用でもあり、ネイチャーポジティブにも資する。そして、木質飼料由来の家畜糞尿をメタン発酵させてバイオガス発電もできる。
紙おむつ廃棄から5000トン再生へ 住友精化が新技術
※捨てる紙あれば、拾う紙あり、と思いきや、樹脂の再生の方ですね。詳しくはこちら↓。
遅ればせながら日本に再登場のバイオエタノール入りガソリンE10、そのメリットとデメリットは
※バイオエタノール、どれだけ供給できて、価格がどうか、ですが、使用段階だけで考えれば、燃料1リットル当たりのCO2排出量が10%削減になります。そこからバイオエタノール製造工程のCO2排出量を差し引いて、正味削減になればOK。
2月15日に公開講演会「東大寺大仏さまに学ぶSDGs達成の条件」 奈良女子大学記念館で
※これはかなりひねった演題ですね。「講演会では、752年に建立された東大寺の大仏を例に、目的や建立できた理由などを考察し、SDGs達成の必要条件を明らかにする」そうです。ちなみに、鋳造やメッキに使われた金属量は何百tで、精錬のために大量の木材も使用され、たくさんの労役が投入されたわけですが、それらは必要条件?十分条件?
https://kids.gakken.co.jp/box/syakai/06/pdf/B026105030.pdf
コメンテーター紹介
サステイナブル歴30年+5年目の眼
https://note.com/keieinavi/n/n3c95efd59282
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新2版 サステナブル経営サポート(環境省認定制度 脱炭素アドバイザー ベーシック)対策問題集
https://www.khk.co.jp/book/book_detail.php?pid=54369
増補改訂した新2版、2024年7月25日発売です。初版から2年以上たち、情報・データのアップデートを行いました。使い方は同じです。
1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。
2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。
3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。