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20250225SDGsニュース


「京都議定書」発効から20年 脱炭素、日本と世界の歩みを振り返る

※京都議定書では、日本は1990年を基準に▲6%の目標、これを第1約束期間(2008-2012年)に達成という約束でした。単純に目標年を2010年とすると、▲6%÷20年なので、年率▲0.3%。このペースで、直線的経路でカーボンニュートラル達成しようとすると、334年かかります。つまり、2324年、今から299年後。実際に▲6%達成したのは2020年(1990年度12.75億t-CO2×0.94=11.985億tCO2>2020年度11.42億t-CO2)。30年がかりなので、単純計算すると年率▲0.2%*。このペースで、直線的経路でカーボンニュートラル達成しようとすると、500年かかります。つまり、2490年。今から465年後。ちなみに、京都でのCOP3に臨むにあたり、日本は官民一致して、1990年比±ゼロの目標案でした。
*実際は2013年度に1990年度比+10.4%まで増加してから減少に転じ、そのペースは年率▲2.1%ほどですが、2050年カーボンニュートラル達成に必要な年率▲2.7%には達していません。

https://www.env.go.jp/content/000215754.pdf

古着の再生方法を客が選択、回収量12倍に 高島屋

※これは、社会心理学的に興味深いですね。

イワタニ、CO2排出量が実質ゼロのカセットガス

※LPガス、都市ガスでは事例がありましたが、「カセットコンロ用ボンベ業界で初めて」。家庭の鍋物もカーボンニュートラルへ。

環境省、不適正ヤード対策強化 廃掃法改正で議論

※千葉県条例から、法令改正に。「ヤード」というのは、金属スクラップ紙などの資源物を集積しておく保管場所のことです。騒音や悪臭、公共水域や土壌の汚染、 火災が発生したりする不適正なヤードが問題化しており、さらに、そうしたヤードを経由して金属資源等が海外に流出している、ということへの対応です。

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  • 1回目:キーワード解説集として読む。基本的に、1キーワード3論点でまとめてあります。問題は解かずに、解説を読んで内容を理解する。それから、「どこを問題にしたのかな?」と問題文の選択肢と、解説文を見比べる。そして、不正解肢はどれで、解説文のどこをどう変えたかを確認する。

  • 2回目:知識の定着度を確認するために、問題を解いてみる。そのときに、1回目の思考のプロセスを思い出す。

  • 3回目~:実際に銀行業務検定試験を受ける方は、全問正解になるまで繰り返す。

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