High intensityなサッカーのためには、トレーニング量を減らすことが必要?
「インテンシティの高いサッカーをするためには、トレーニング量を減らすことが必要だ」
と、僕は考えています。
その一つの理由は、大学時代、1日75分のトレーニングで大学日本一を獲った監督・チームを毎日見てきたからです。
そこでは、ただトレーニングを減らしているわけでなく、その結果としてより質の高い・強度の高いトレーニングができていました。
実際に経験したことは強烈なインパクトとして残ります。
そして上記のように考えるのは、何も自分の過去の経験だけで言っているのではなく、
「トレーニング負荷とはなんなのか?」
「強度と量はどのような関係にあるのか?」
「強度の高いアクションを行うための前提条件はなんなのか?」
を考え、学んだ結果でもあります。
さらに同じような思考は、見たことある方も多いでしょうが、以下の記事からも読み取ることができます。
こう考えていくために、まずは前提として、トレーニングの負荷・量・強度の関係を知ることが大切です。
基本的なことですが、サッカーのトレーニングでも、ここが前提に理解できていないと、せっかく立てたトレーニングプログラムの効果がガクッと落ちてしまいます。
トレーニング負荷に関しては以前こちらの記事で書いています。
上記記事を見てもらえれば、まず
「トレーニングの負荷と強度の違い」をわかってもらえると思います。
強度は負荷の一要因です。
同時に「トレーニング量」も負荷の一要因であることもわかってもらえると思います。
さて、今回はトレーニングの強度と量の関係から、インテンシティの高いサッカーを実現するためのトレーニングには、前提として何が必要か、考えてみます。
■居残り練習とグアルディオラ
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