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実車スケッチではデザイン力が上がらない理由!?【小ネタ】

こんにちは、シークです。

小ネタシリーズを書いていきます、数分で読める、軽めな、でも役に立つ、カーデザイナーになるための知識をお伝えしていきます。


カーデザインを始めたら、まずは車の写真だったり、メーカーの出している広報用スケッチを模写したりしますよね!

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こんなかんじの!

実は、この練習しかしてないと落とし穴にハマるので注意しましょう

もちろんメリットもありますけど!

ではメリデメをまとめていきましょう

実車スケッチのメリット

・クルマの基本的を捉えられるようになる

基本のパースだったり、部品の構成だったり、車らしいものを描くことに慣れてきます

・クルマに詳しくなる

メーカーごとの特徴が識別できるようになったり、車種を覚えたり、細かいディテールの違いに気が付いて、自分にストックされていきます

実車スケッチしかしないデメリット

ここが大事

・完成した製品としてのクルマしか描けなくなる

一見、何言ってるのか分からないかも知れませんが、これを知っておくのはとても大切です

デザインの初期段階って、製品っぽい、車としてちゃんとした絵って描かないんです。

立体のありかたとか、見せたいカタマリのテーマだったり。

そこを描く力がデザイン力に大きく関わるんです

・アイデアの根の部分が分からず表面的デザインしかできなくなる

クルマのデザインって、上で書いたように最初は大きな立体があって、そこから始まっていく、デザインの根っこ、テーマがあるんですけど

正直それは実車になった状態で完璧に伝わるかと言われると難しいんですよね。

しかしその根を知る術は就職しなければほとんどありません、net carshowにもありません。

だからみんな、顔、サイド、リア、みたいに、分けてデザインしがちです。

それでははっきり言って2Dの世界です。グラフィックデザイナーです。

私たちが目指すのはカーデザイナー、3Dの世界の住人です!

立体から考えて書いていきましょう!


立体で考える方法は、今は添削003をご参考に。


小ネタといいつつ長くなってしまいました^^;ごめんなさい

私もまだまだです、、、

ではまた今度!


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