ガチスケッチ添削!【004】
こんにちは、シークです
スケッチ添削やっていきます
今回はボウチさんよりご提供のスケッチです
01.スケッチとコメント
今回はこちら。
どうでしょうか、
もう車のカタチはだいぶいい捉え方ができていますね、
特筆しておかしなところは無いと思いますよ
このスケッチを見て、
「上手いじゃん!」
と思った方は、まずはこのレベルを目指すと良いです。
このくらい実車っぽい絵を描けるようになったら次にいきましょう!
それでは車のカタチを捉えられるようになったボウチさんが、次のステップに上がるためにどうしたらいいか解説していきましょう
02.スケッチ添削
添削としては、上のようにタイヤハウス部分で後ろが小さいとかありますけど
重要なのは、デッサンからデザインスケッチへの転換期が来てる事ですね
たしかにこのデザインが実車になったら上のような見え方になるかも知れません
しかしそういった、製品らしいリアリティは、アイデア開発中に求められないんです
理由は、会社ではアイデア決定後に死ぬほど出てくる設計要件の中でも潰れないくらい強いアイデア、造形のテーマが求められるからです。
従ってそういったデッサン的スケッチは、学生にも全く求めていません
作品集としてデッサンがあってもいいですが、就職試験やポートフォリオで見せるデザインスケッチはもっとテーマを強調して、人事の人間にすぐ伝わるものでないと通らないんです
見比べて見てどうでしょうか?
私のスケッチは、例えば、奥側の前輪はパースとしては正確でないです、
しかしそれは、地面をガッチリ掴むようなスタンス、姿勢を表現するのに効果的で、クルマとしてのカッコ良さを感じると思います
サイド面の立体を明快にしたり、ボンネット周辺の薄さがクルマの軽快さの表現に繋がり
スポーティな、クーペSUVの格好良さを感じると思います
というふうに
自分のデザインは何が肝で、このスケッチでそれをどう伝えたいのか、考えながら練習してみてください
ではボウチさん、ありがとうございました!
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