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10月9日-10月22日|セツローさんの小さな展覧会
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セツローさんの小さな展覧会
2023年10月9日(月)~10月22日(日)
11:00~19:00
恵文社一乗寺店 書店左奥スペースにて
小野節郎さん著『セツローさんの随筆』(信陽堂)の刊行を記念して、当店では小さな展覧会が始まりました。
2017年にその生涯を閉じるまで、油彩画、木工、手びねりの土人形など思うままに創作を続けた「セツローさん」こと小野節郎さん。ものづくりのかたわら独自の味わいを持った文章も綴り、素朴で柔軟な創作の姿勢は多くの人を魅了してきました。このたび刊行の本は、その味わいや魅力がじんわりと伝わるあたたかい一冊となっています。
そして今回の展示では、セツローさんが手がけた土人形、木工作品のほか、古代ビーズをあしらったかんざし、そしてスケッチ作品をご覧いただけます。
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土人形は非売品となりますが、額装のスケッチ作品とかんざしは、ご家族のご厚意によってこのたび販売できる運びとなりました。花の姿を描いたスケッチはほんのりと美しく、漆を軸としたかんざしの凜としたたたずまいは思わず見惚れてしまいます。
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素朴でありながら、知性と優しさに触れられるセツローさんの作品の数々をぜひ実際にご覧いただければ幸いです。作品販売は貴重な機会ともなりますのでどうぞお見逃しなく。
※スケッチ作品、かんざしともに、お買い上げ後にお持ち帰りいただける即売とさせて頂きます。
※お取り置きは承れませんので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
※非売品も一部含まれております。その点どうぞご了解ください。
<セツローさんプロフィール>
小野節郎 おのせつろう
1929年岡山県生まれ。愛媛県松山市で長くレントゲン技師を務めるかたわら油彩を描く。のちに自らの美意識に導かれるままに野の草花を描き、木から匙やかんざしを削り出し、手びねりで愛らしい土人形を作った。晩年は「セツローさん」の愛称で親しまれ、幅広い世代のファンに恵まれる。陶芸家である長男・小野哲平氏、布作家の早川ユミ氏(哲平氏の妻)と全国各地で二人展、三人展を開催した。2017年没。