谷 みゆき × 『猫語の教科書』
本日より書店フロアにて、ポール・ギャリコ『猫語の教科書』と
デザイナーである谷みゆきさんとのコラボレーション展示を開催いたします。( -11月末まで)
谷みゆきさんが手がける個性豊かな犬や猫たちをバッグやブローチに仕立てるシリーズ、「ワンニャン大行進」。
この度、ポール・ギャリコ『猫語の教科書』に描かれる猫たちをモチーフに、ユニークで上品な猫たちをブローチにした作品を制作していただきました。
ブローチの背面に肉球がついている猫も。ピン部分の当て布は、それぞれに躍動感溢れる猫のシルエット。糸の色使いもバリエーション豊かです。
こういった遊び心や行き届いた丁寧なまなざしは、谷みゆきさんの作品の特徴です。
表現を支える確かな縫製技術も注目。パタンナーとして35年間、大手ブランドのパターンを数多く手がけてこられました。仕立てが良く、親しみやすい個性的な猫たちはそれぞれ1点もの。
化粧箱入りですので贈りものへもとてもお勧め。
さらに、展示の猫たちは日によって面子が代わります♪
出会いを楽しんでいただけましたら幸いです。
今回ご制作いただいた猫たちは特別に『猫語の教科書』をモチーフに制作いただきました。当店でもロングセラーの本書。度々SNSでも話題となっておりますのでご存知の方も多いことでしょう。
さて、どんな本なのか
『猫語の教科書』
ある日、とある編集者の元へ文字と記号が入り混じる、なんとも不思議な原稿が届きます。それはなんと、とても賢い特別な猫が全国の猫へ向けて書き上げた「人間のしつけ方」だったのです。
第一章では早速、本題「人間の家をのっとる方法」が書かれています。
「これでよし」というものが出来るまで4回も寝床を作り直させたり、お気に入りの椅子を猫だけのものにするにはどうすればよいか、子どもというものはどんなものか、獣医にかかる時は?
魅惑の表情をつくるコツ、やってはいけないこと、愛について。などなど…
巻末には代表作『綿の国星』ではその当時、新しく愛らしい猫の擬人化表現とお話で全国の読者を魅了した漫画家の大島弓子さんの書下ろしを掲載。
谷みゆき
服を作る人。大阪在住。
パタンナーとして35年間、大手ブランドのパターンを数多く手がける。
自身の服、娘の服を作り出したことがきっかけとなり口コミで評判が広がり、知人や個人通販サイトを通じて200点以上の洋服を製作、販売。
デザイン、素材選びから縫製まで、全て一人で行うスタイルを貫いており、細かい部分まで行き届いた丁寧な縫製とシンプルなディテールにそっと華を添えたようなデザインが特徴。
【今後の展示予定】
2022年10月8日(土)~23(日)<水曜休み>
『谷のシャツ』展示受注会
会場 ホホホ座ねどこ/浄土寺センター
「ありそうでない、普段着のシャツ」ユニセックスでほどよいゆとりを持たせた着心地の定番ブラウスやシャツ&コートは世代を問いません。
詳細はこちら→『谷のシャツ』展示受注会
担当:原口