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7月22日-8月4日 | うなぎの寝床MONPE販売会

福岡県南部の筑後地方の伝統工芸「久留米絣」。昔から農業の盛んな土地柄、作業着である「もんぺ」の生地が織られていました。アメリカの元来鉱夫のワークパンツとして使用されていた「ジーンズ」がやがて日常着に変わっていった歴史があるように、「もんぺも今の時代でも穿けるのではないか」と、2011年より着方の提案や布の開発が始まり、うなぎの寝床「現代風MONPE 」は生まれました。

久留米絣には大きく分けて2つの代表的な特徴があり、一つは60年以上前の昔ながらのシャトル織機を使用してゆっくりと織ることで生まれる風合い。糸に必要以上の負荷をかけずやわらかく織り上がることが、着た時の肌触りのよさ、軽さ、動きやすさに繋がります。

もう一つの特徴は柄や模様の作り方。織る前に糸を1本1本染め分け、糸が染まった部分、染まっていない部分を合わせたりずらしたりして柄を表現します。経(たて)糸を染め分けるのか、緯(よこ)糸を染め分けるのか、先染めした単色の糸を使うのかなどで多様な柄と模様が生まれます。
今回の展示会では、こういった多種多様な柄を作り出す技法を知り、体感することができる「いろはもんぺ」も並びます。「無地」、「縞」、「たて絣」、「よこ絣」、「たてよこ絣」、「つまみ染」、「文人絣」などさまざまな表現方法の名が付いた、久留米絣のいろはもんぺ。伝統と技術を再認識し、新しい世代の職人と共に学び可能性を問い続ける「うなぎの寝床」らしいシリーズです。

他にも定番の「現代風MONPE」、ゆったりしたラインの「ファーマーズMONPE」などが、柄、サイズいろいろ取り混ぜて届いています。男女兼用、サイズも着方や好みのシルエットで選んでいただけますので、まずはどうぞご試着ください。作業着としての優れた機能である膝が曲げやすく丈夫な作りや、夏にうれしい軽さと涼しさを是非体験していただきたく。お気に入りが見つかりますように。お待ちしています。

うなぎの寝床
・HP:https://monpe.info/
・Instagram :@unaginonedoko_monpe


【うなぎの寝床MONPE販売会】
2023年7月22日(土) - 8月4日(金) ※最終日は14時まで。
恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー


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