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恵文社『冬の古本市』 参加店さまのご紹介・その②

ひときわ古く、愛らしい絵本が並ぶテーブルはFrobergueさん。
久しぶりの出店です。ボリュームも嬉しいラインナップ。

実店舗もとっても素敵!

Frobergue
フローベルグは東京、蔵前にお店を構える、海外の古い絵本を中心に扱う古書店です。ヨーロッパ各国で当店が直接買い付けてきた洋書絵本から、1800年代の世界でも当店でしか見ることが出来ないような本、2000年以降の最近刊行された本まで、文学、詩、芸術/アートなど、様々なジャンルを扱っております。

 
本は開いてみなければわからない。とはいいますが…
こんな仕掛けが隠されているとは!しかけ絵本もたくさん入荷しています。

当時の印刷手法による、絵本のワンシーンが詩的で可愛らしいプレート類もお求めやすい価格で豊富に入荷しています。


生活を楽しくするような古道具も。

当店の古本市初出店の「古本と雑貨 福」さん。京大近くの路地を入り、住宅街の一角で、静かで落ち着いたお店があります。店内に入ったすぐの均一棚は100円以下。そして、作りこまれた文芸中心の古書、古道具が並びます。営業日が限られるお店さまですので、期間中いつでも「福」さんの本棚を楽しめるのは今回の古本市の楽しみのひとつ。

古本と雑貨 福
京都市左京区の百万遍、知恩寺の近くで古本と雑貨、古着、古道具等を販売している店で、営業日は日曜日と月曜日と毎月15日です。
「冬の古本市」は初めての参加で、当店を知っていただける機会となればうれしく思います。ジャンルとしては「文学・音楽・趣味・雑本」を中心に懐かしいオーディオの雑誌なども陳列し、あわせて雑貨類なども出品させていただきます。

 

お馴染みとなりつつあるぬいぐるみ。
今年のメンバーは、はりねずみを筆頭にひよこ、うさぎetc..

古書玉椿
当店の古本市でこれまでも好評を博してきた古書玉椿さん。
世界各国、特に北欧・バルト三国を中心とした手芸本専門店、という特異なジャンルを舞台に充実した品揃えを誇る古書店です。
懐かしさと手仕事の良さをあわせもつ手芸作品の魅力を伝える本を、一冊一冊丁寧に紹介する姿勢には多くのファンが。いざ手に入れようとするとなかなか難しい海外の手芸本。玉椿さんの眼鏡にかなった本ならばと、手芸好きにも絶大な信頼を得ています。東京・国立に店舗を構え、オリジナルグッズの製作など多彩な活動もみせる玉椿さん。今年はどんな品揃えとなるか、ぜひお楽しみに。様々な国と各地域のフォークロアにも触れられる手芸本の魅力をぜひ会場でご覧下さい。(N)


一家に1冊ほしい⁈ビアードさんのパンの本。
なんと100種以上のパンのレシピが掲載。

迷子
京都・銀閣寺にひっそりとある「喫茶・迷子」。
まさにふと迷い込んだ時に「こんなお店が…」と思わせるような不思議なたたずまいのお店です。そしてこのお店の不思議さは、単なる喫茶店ではなく、店主セレクトの渋い古書やアンティークも同時に店内で楽しめるところ。しかしよくあるブックカフェともまた違う…なかなか説明のしづらいお店なのですが、そういった色んな意味合いのあわいにあるような、それこそがこのお店と店主の山本さんの魅力なのかもしれません。当店の古本市では常連の迷子さん。でもあまりおおっぴらには宣伝せず、会場でもやはりひっそりとお客さんの来るのを待っています。どれも味わいのある、そしてお求めやすい価格の古書は一見の価値あり。皆様が掘り出し物に出会えますように。(N)


精一さんのお眼鏡に叶った本が並びます。

山本坊ちゃん堂
アーテイストである山本精一さん
1986年から2001年まで「BOREDOMS」に参加。以後、「ROVO」「羅針盤」「想い出波止場」他、多数のバンド/ユニットやソロワーク、内外の音楽家とのセッション等で、プレイヤー/ソングライター/コンポーザー/プロデューサーとしてご活躍。またさらに画家、写真家としての活動も行っており、個展や主に自作のアートワークにおいて定期的に作品を発表するなどワールドワイドに活動する山本さん出店の古本です。ふらりと現れる幻のような古書店。今年も氏が制作するお手製のダイアリー、絶賛販売中です。


今年は文芸誌のバックナンバーも揃っています。
最新の情報ではないかもしれないけれど、今触れるからこその発見が楽しい。

開風社 待賢ブックセンター
本屋です。京都・西陣の外れから、沖縄の本多めのラインナップで参加します。毎年ほかの催事とはちょっと違った本が売れていく恵文社の古本市で、今年はどんな本が旅立っていくのか楽しみにしています。

 

古本は期間中、補充を行いながらの開催です。どうぞ何度でも。
その③は一箱古本市編です。更新をお楽しみに。
(原口)

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