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9月30日|畑中章宏 × 田中功起 トークイベント 「21世紀に〈世間師〉は存在するのか」『宮本常一』『関東大震災』刊行記念

〈大きな歴史〉から零れ落ちる〈小さな歴史〉――民俗学者の畑中章宏さんが相次いで刊行した『今を生きる思想 宮本常一 歴史は庶民がつくる』(講談社現代新書)と『関東大震災 その100年の呪縛』(幻冬舎新書)は、2冊とも〈小さな歴史〉にこだわり、これまで見過ごされてきた私たちの〈感情〉に迫っています。
畑中さんは、宮本常一が光をあてた「世間師」は、〈小さな歴史〉を検証していく上で、またこれから〈小さな歴史〉をつくっていく上で、重要なキーワードだといいます。民俗的経験の伝達者、媒介者として「世間師」は現在も存在するのでしょうか? あるいは、「世間師」はどのような人が果たしうるのでしょう。民俗学者のような研究者なのか、美術家のような表現者なのでしょうか。
今回のイベントでは、映像や執筆などを通して、共同体のあり方や人々の協働を問い直してきた田中功起さんをお招きし、フィールドワークやリサーチのあり方、大災害について考えたり、表現したりする際に生じるジレンマなどついて畑中さんと語り合っていただきます。
ぜひご参加をお待ちしています!

<開催概要>
■登壇者:畑中章宏、田中功起
■日時:2023年9月30日(土)13:30開場 / 14:00開演
■会場:恵文社一乗寺店COTTAGE(ハイブリッド配信)
■定員:30名

・当店会場ご参加の方はこちらのご予約フォーム
 もしくはお電話(075-711-5919)、店頭にてご予約ください。

・本イベントはオンラインでの配信も行います。
 お申し込みはこちらのページにてお願いいたします。
(オンライン配信の受付は9/29の23:59に締め切らせていただきます)


<登壇者プロフィール>

畑中章宏(はたなか・あきひろ)
民俗学者。1962年、大阪府生まれ。著書に『柳田国男と今和次郎』『『日本残酷物語』を読む』(平凡社新書)、『災害と妖怪』『忘れられた日本憲法』(亜紀書房)、『天災と日本人』『廃仏毀釈』(ちくま新書)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)、『五輪と万博』『医療民俗学序説』(春秋社)ほか多数。https://twitter.com/akirevolution


田中功起(たなか・こおき)
1975年生まれ。アーティスト。主な展覧会、映画祭にベルリン国際映画祭(2020年)、ロッテルダム国際映画祭(2019年)、あいちトリエンナーレ(2019年)、ヴェネチア・ビエンナーレ(2013年、2017年)など。著書、作品集に『必然的にばらばらなものが生まれてくる』(武蔵野美術大学出版局)、『Vulnerable Histories (An Archive)』(JRP | Ringier、2018 年)、『Precarious Practice』(Hatje Cantz、2015 年)、『リフレクティヴ・ノート(選集)』(美術出版社)ほか。https://www.kktnk.com/


<ご来店の皆さまへ>
・状況に合わせマスク着用と咳エチケットにご協力をお願いいたします
・手指の消毒(会場に設置しております)
・大きな声でのお話はご遠慮ください
・発熱、体調不良、風邪の諸症状が見られる場合のご入店はご遠慮ください
・会場内が混雑する場合は、入場制限等をさせていただく場合がございます

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