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地方移住を楽しむも楽しめないも、自分のやりたいこと次第。移住に向いてる人は?

5月に都農町で一緒にまちづくりしする人を募集して、現時点で6名がJoin!すでに4名が都農町に移住。平均27.5歳!若いってありがたい。誘っといてなんですが、これから楽しめるかどうかは、結局、本人のやりたいことが明確になっているか、なりそうか、に尽きるなという話。

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写真の通り、現状僕らのオフィスは男子校状態。地元の方々からは部室呼ばわり。確かに、毎日一緒に弁当食べるときは部活を思い出します。

コロナ禍ゆえ、ZOOM面接だけで内定、お互いリアルに会うことなく英断。行ったこともない町に、会ったこともない人と仕事をしにくることに。

さらに8月入社組は悲劇。東京などの自宅は解約、そしてコロナ再燃。とりあえず都農町に来てはみたものの2週間自宅軟禁。車や家電も揃わないなかで見ず知らずの町に来て耐え忍んでもらいました!お疲れ様〜良く耐えた

今週、初めてリアルに全員集合。まだ密な歓迎会できないんで、ひっそりと、お世話になってる方のオープンエアーな倉庫でBBQして都農町の薫陶を受けました。秀一さん、ありがとうございました!!

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1. 地方移住のメリットは?

Withコロナで、都心の若者が地方移住への関心を高めている状況は、働き方改革が前倒しで加速、地方創生が目指すべき東京一極集中の回避にもつながるので総論はとても良いと思っています。

僕自身はコロナと関係なしに、地方への移住&起業を決めていたんですが、タイミングがあってしまったばかりに、ここのところ断続的にたくさんの方々から移住はどう?地方はどう?と質問を受けることが多いです。

今週は、VUCA laboというオンラインサロンにもお招きいただき「地方から考えるこれからのまちづくり」についてお話ししました。

自分なりにも、都農町に来て間もない頃、このnoteで書かせて頂きました。

都農町に限らず、地方移住のメリットは、

①自然が豊か 
②食が美味しくて安い 
③通勤が楽 
④人が優しい    
⑤自分らしい時間、

みたいなことが挙げられるのではないでしょうか(100%主観)

僕ももちろん上記5項目は満喫、今日も雨の予報にも関わらず朝起きたら快晴だったのですぐ車で10分の海に行って、たった一人の海水浴を満喫、曇ってきたので午後には家で仕事してる、そんな感じです(かなり楽しい)

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2. 地方移住を考えて欲しい人、向いている人

ただし、個人的にはそんな楽しい地方移住が目的、というよりは、やりたい仕事がちょい先にあってその最高に有効な手段が地方移住、というのがいいんじゃないか派です。

都農町に来た4名も、種類は違えどまず仕事ありき。だからこそ、コロナで止むを得ずだったとはいえ、来たこともない町にいきなり来れたんだと思います。

東京の若者に告ぐ、なんて大それた感じでもなく、百人百様を大前提に、僕なりに地方移住を考えて欲しい人、向いている人を独断してみました。

①(なんとなくでいいけど)やりたいことがある

②その↑やりたいことは、いま実現しにくい(あるいは時間かかる)

③地方に移住することで①の実現ができるイメージにワクワクできる

2-①(なんとなくでいいけど)やりたいことがある

これは地方に限らず、仕事を楽しむための最低武装項目。先週も書いた

僕の場合は、地に足ついたまちづくりをやりたい、ってことが明確にありました。いま、都農町に来たメンバーも、

「教育×クリエイティブがやりたい」
「スタートアップ体験がしたい」
「データサイエンティストになりたい」
「地方で暮らせる選択肢をつくりたい」

など、レベルも内容もまちまちですが、ちゃんと言語化はできている(だから採用したw)。今週、改めて確認してホッとしたところ。。

2-②やりたいことが、いま実現しにくい(時間かかる)

やりたいことは言語化できてるんだけど、いまいる会社だと、上司と合わなくて提案が採用されない、カチコチの組織で新しいものを受け入れられない、競争相手が多すぎてマウンティングし続けないと到底チャンスが回ってこない、、なんて人も地方移住してみるといいかも。

地方(と行っても規模ピンキリなので1万人の町と仮定)で仕事する上で有利な点でいくと、企画やデザイン、IT系にはチャンスが多いことです。単純に、その類の職種の人が流出して少ないからです。

2-③地方移住して仕事することを想像してワクワクできる

これは一番大事。①や②を踏まえて、最後は、移住先の町でやりたい仕事をしていることの想像がつくか、根拠少なめでも良いがとにかくワクワクできるかです。

現実逃避で、満員電車のストレスからの解放、エンゲル係数低下、ヤな上司との訣別とかが先に来そうですが(それは痛いほど気持ちわかるけど)、その前にやりたいこと、にこだわりたいです。

3. 20代に大きなチャンス

個人的には20代の人たちにぜひチャレンジして欲しい。40代以上の人たちは、よほどニュートラル&フラットな状態で行かないと苦労するし、地方としてもあまり歓迎されないんじゃないかな、、(自戒の念多め)

これからどこの地方自治体も人口減少&少子高齢化。人口がすぐに増えることはないので、現実的には生産労働人口をいかに増やすか。つまり人口構成比の見直しが現実的であり、それはつまり、若年層をどれだけ多く取り込めるかになります。

若い人にとって、同じスキル・能力なら確実に地方の方がチャンスが多いです。単純に需給バランスの問題。特に、今は先行き不透明で、経験知が強みにならず、前人未到のアフターデジタルの世の中に向かうタイミング。こういう時は若さが唯一最大の強みになり得る。つまり、若い人が言う意見が通りやすくなるということ。デジタル社会について、60代の町の重鎮さんが話す内容にあまり説得力はないはず。

というわけで、引き続き、20代・30代の人を大募集です

僕だけの計算だけどあと5-6名は都農町に20代・30代が必要なんです。財源があるかというと怪しいけど、なんとかやりくりしたい。これからの厳しい時代環境を踏まえた時に、未来に希望を持ち、やりたいことを持った若い人がどれだけいるかが、町そのものの存続に一番影響を与えると思ってますので。。応募お待ちしてまーす 笑


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