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ヒーラーに必要な資質 愛と慈悲

ヒーリングには様々な手法があります。
その多くは自然界や宇宙のエネルギーである氣を利用したものです。
そして、聖者やダスカロスのような超自己意識に到達した人々は聖霊の力による奇跡の癒しを行えるようになります。

ダスカロスを紹介したルポタージュがアメリカで発売されたことがきっかけで、世界中から彼に真理の教えを乞う人々や奇跡の治療を求める人々が殺到しました。
ハラランボス氏によると一日に200人ものヒーリングを求める人がやって来ても、ダスカロスは全く疲れることなくむしろ元気になっていたというエピソードがあります。
また、一切の感謝の言葉や御礼を受け取りませんでした。

ヒーリングはダスカロスのエネルギーワークではなく、彼を通路として流れてきた聖霊の力によって起こったものであり、「あなたが感謝をするならば私ではない。」と感謝する相手が違うことを指摘していました。

真理を学び、ヒーリングが出来るようになったとしてもそれは神聖なる計画の中での奉仕であり、お金を稼いだり、名声を得るための手段ではないというのがダスカロスの考えです。

ダスカロスの教えはキリスト・ロゴスであるジョシュア・イマヌエルが神ー人間として地上に降り立ち、人間を救うために教えていたものです。

あらゆる生命の源である絶対無限の存在にお金も名声も必要ありません。

私たちはお金によって生かされているのではなく、私たち一人一人に注がれている神聖なるマインド(氣)によって生かされています。

私たちは知らないだけで毎日癒され、命を与えられています。

ダスカロスはとても慈悲深いヒーラーでした。
彼の中には人類に対する大きな愛があり、愛があると疲れないという生き方を示した人であり、夜の海を照らす灯台となって真理を多くの人に教え続けました。

私たちが本当のヒーラーになるためにはまず愛と慈悲を理解することが必要です。

自分を癒し、自分を愛すること。
怒りをコントロールし、感謝や賞賛を求めないこと。

私たちの潜在意識には小さなトラウマや傷が潜んでいたりします。

だから、頭では愛と慈悲が大事とわかっていても、傷やトラウマに反応して怒りや悲しみや嫉妬の感情が勝手に暴れてしまいます。

人を癒す前にまず自分を癒す。

愛されたいと愛を求める生き方は自分に愛がないと言っているのと同じです。

自分が愛そのものにならないと愛をもって他者に接することができません。

また、愛と交換出来るものはこの世に存在しません。

愛は与える事でさらに愛を深め大きくしていくことができます。

また、私たちの心が綺麗になると愛が光りだします。
潜在意識の中にある欲望やネガティブな感情や記憶をどんどんお掃除すると、心に愛の光が溢れるように輝きだします。

真理の探求者となって自分と向き合うことは大変ですが、この世で一番素晴らしいものを知り、見ることが出来るようになるのです。

私たちの本質は愛です。

この愛の光を強く輝かせて生きていけるように、そしていつかはダスカロスのように喜びをもってヒーリングという奉仕ができるように成長していきましょう。

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