大阪杯2024 考察
阪神2000mは内回りコースを使用。スタートから1角まで約325mしかなく、逃げ争いは激化しやすいが、スタート後急坂+1角が急なのでその後のペースは落ち着く。
直線は約350mと短いので、3角過ぎた辺りで差し馬はロングスパートを仕掛けてくる。ほぼ毎年残り800mから11秒台へペースアップしている。
持続力が求められるので、キャラがズレたディープや米国の速い持続力血統を持つ馬が走りやすい。
今年のメンバーは逃げ馬不在で、前半のペースは落ち着きそうだが、その分ちゃんと速い脚、後半の上がりは求められそう。
2018年、2019年あたりの流れを想定して予想する。
【各馬について一言】
▪︎タスティエーラ(CS系)
C主導で混戦向き。ロンスパ、小回り適性は高く、先行力もある。若く闘争心も強い。好評価。
▪︎ローシャムパーク(CL(S)系)
スタミナ、パワーに優れ、キンカメで高次元まとまり。気性難、関西輸送は課題。
▪︎ソールオリエンス(L系)
ガッツリ体力パワーの欧州系。器用さと時計を求められる条件は合ってない印象。
▪︎ベラジオオペラ(LM系)
同舞台の重賞勝ちはあるも、持続力や消耗戦よりも、軽いレース、上がり勝負向き。少しズレる。
▪︎プラダリア(SL系)
体力寄りの持続力ディープで、舞台適性は高い。アップG1も消耗戦の混戦なら買い。先行力◯
▪︎ミッキーゴージャス(ML(C)系)
パワーが求められる舞台だが、小柄な牝馬で揉まれるのは嫌。好走時軽斤量。小ぢんまりしてる。
▪︎エピファニー(LS系)
淡白なL系で、少頭数やダウンなど軽いレース質向き。初G1は跳ね返される。気性難もネック。
▪︎キラーアビリティ(SL系)
早熟気があるパワー系ディープ。裏街道で頭打ち、前走海外は完璧な乗り方で2着。要らん
▪︎ハーパー(SC系)
ハーツ産らしく混戦を好む。マイルのスピード、器用さと先行力は武器になる。これは面白い。
▪︎ステラヴェローチェ(LS系)
芝の体力系で、休み明けダウンだが、トップハンデで貫禄勝ち。高速マイル、ダートに目を瞑れば、状態も上がってきただろうし、侮れない。
▪︎リカンカブール(SL系)
好走条件→小回りコース、内枠、急坂
米国血統で、持続力勝負になるこの舞台は最適。
▪︎ルージュエヴァイユ(CL系)
ハーツ譲りの精神力があって、精神加熱が抜けた休み明けの負けは納得。人気落ちで再度評価
▪︎ジオグリフ(SM系)
持続力パワー武器も、早熟傾向。急坂小回りの舞台は合うも、G1なら内枠や雨の助けが欲しい。
▪︎スタニングローズ(CS系)
器用さがあって先行力は武器。短縮、格上げ向きで、休み明けは疑問も、条件は最高。クロフネ持ちも良い。内枠が欲しい。
▪︎ハヤヤッコ(SL系)
体力パワータイプで、脚質的にハマり待ちタイプ。雨が降ってモズベッロになれるかのライン。
▪︎カテドラル(SC系)
小回り適性は高いが、さすがに脚質や年齢的に厳しいか。ハマり待ちタイプ。
現時点で買いたい人気馬は
▪︎タスティエーラ
▪︎プラダリア
気になる穴馬は
▪︎リカンカブール
▪︎ルージュエヴァイユ
穴馬達は内枠引ければ、本命も視野に入れたい。
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