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2月15日・16日の予想コメントと的中結果

【2月15日・16日の予想コメントと的中結果】(超万馬券予想の的中結果、日曜メインレース、土曜メインレース)

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【超万馬券予想の的中結果】

■2月16日(日)
北山S
馬 連 1万2,770円

北九州短距離S
複 勝 490円(30%)
マイネルジェロディ3着(9人気)

小倉12R
単 勝 280円(10%)
複 勝 130円(90%)
◎マイネルバーテクス1着(1人気)

東京12R
複 勝 300円(40%)
リンクスルーファス2着(6人気)

■2月15日(土)
クイーンカップ
馬 連 5,650円
複 勝  520円(40%)
マピュース2着(8人気)

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【日曜メインレース】

共同通信杯
3連単  2万1,280円(×2)
3連複   4,160円(×3)
ワイド    430円(×9)
ワイド    910円(×4)

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東京11R
共同通信杯(GIII) 人気は割れ気味、◎○▲の3騎に注目する

3歳馬が争うGIII競走で、舞台は東京の芝1800m。

コース図(JRAのホームページ)はこちら
https://www.jra.go.jp/facilities/race/tokyo/course/index.html

芝は開催3週目で、Dコース使用3週目になっている(Aコースから9m外に内柵を設置)。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「3週目となりますが、傷みも少なく概ね良好な状態です」と発表があった。

日曜は雨に降られることはなさそう。朝の段階のクッション値は「9.3」となっている(土曜の朝は「9.1」)。

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肉体面や精神面で課題があり、モタれて真っすぐに走れない段階の若駒が多い。9頭立ての少頭数だが、上位人気は割れていて、3連単の1番人気が6,000円台になっている。

ただ、もちろん出走頭数とレースのレベルには何の相関もない。クラシックを占う意味合いで見逃せない一戦だ。

堀宣行厩舎(美浦)のサトノカルナバルに◎を打った。

2歳の6月に府中の芝1400mでデビューし、稍重の中を直線で一気に抜けて7馬身差で圧勝。続いて中2週で北海道の函館2歳S(GIII)を走り、好位追走から渋太く伸びて差し切った。

3戦目は11月、空を飛んでアメリカのブリーダーズカップジュベナイルターフ(芝1600m)。1番枠から好位につけて積極的に運んだが、伸びる余力を残せずに9着に終わった。

今回は帰国緒戦で3か月半ぶりの実戦。堀宣行厩舎らしく、ウッドコースを中心にハードに乗り込んできた。4週前からの追い日の時計を並べると、67秒2-11秒9、65秒8-11秒9、66秒0-11秒1、64秒9-11秒5となる。

1週前はキングが跨って3頭併せ。追われると内から一気に引き離して大きく先着した。今週は内を回り、内に併せて好時計。動きは力強く、闘争心を見せながらも気負いがある感じはない。かなりいい仕上がりに映る。

過去の2走は494キロ、496キロで、今の馬体重は510キロはあるとのことだ。太いわけではなくて、実が詰まっているのだろう。

キタサンブラック産駒で、母の父はミスタープロスペクター直仔のニューメラス。全兄に現オープンのジャスティンスカイがいる。兄ダニーデンは府中の芝2000mで強いが、母系はスピード色が濃い。自身は胴が短めで、筋肉量からもマイラーなのかなとは思う。

ヤネは前走で初めて手綱を取ったレイチェル・キング。アメリカでは行かせたが、1800mの今回は折り合い重視で乗るだろう。ただ、スタートはいいし、出脚のつく馬が多いメンバーではないので、自然体でも前で走ることになるかもしれない。

体型はマイラーと書いたが、ガッと行く気性ではない。ベースの脚力、瞬発力はなかなかのモノで、1800mに対応して伸び脚を繰り出すことは十分に可能だろう。堀師は「1800mはまったく問題ない」と。好勝負を期待したい。

村田一誠厩舎(美浦)のリトルジャイアンツも注目される存在。トーセンラー×アドマイヤジャパンという配合で、兄に現オープンのウインモナークがいる。

2歳の10月に府中の芝2000mを1分58秒7で快勝(2馬身半差)。続いて中山芝2000mの葉牡丹賞(1勝クラス)を走り、1分58秒8の2歳レコードで決着する中をハナ+アタマ差(タイム差はなし)の3着に駆けた。直線で内にモタれて追いづらくなりながらの結果だった。

次走の若竹賞(1勝クラス)は、舞台が中山の芝1800m。葉牡丹賞の時以上にモタれて満足に追えなかったが、それでも外から抜けて勝ち切った。能力の高さを見せつける走りだった。

そこから中2週。前走が大きな負担のある競馬ではなかったし、疲れはなさそうだ。1週前の金曜に坂路で50秒7の好時計をマーク。今週は坂路で2頭を大きく追いかけ、バランスが良く、推進力に富んだ走りで内から追いついた。時計は53秒1-39秒4-12秒4だった。陣営は「絶好調」と話している。

ヤネは引き続き横山典弘。左回りに替わるのは大歓迎で、ただ、府中で初勝利を挙げた時に少し内にモタれていたので、その点は注意してもらいたい。

極端に上がりが速くなった場合に心配があるが、自身はしっかりと脚を使ってくるだろうし、ノリも工夫して乗ってくるはず。上位争いになっていい。

▲は東のマスカレードボール。GIのホープフルSは大外18番枠で気の悪さも見せて11着に終わったが、夏の新潟での新馬勝ち、秋の東京芝1800mでの府中でのアイビーS(L)勝ちが強かった。

特にアイビーSは、内からグッと伸びて抜け出す味のある走りで、勝ち時計は1分45秒8、自身の数字になるラスト1ハロンは11秒2。あの走りができるなら、重賞の今回も臆することはない。ヤネはテン乗りで坂井瑠星。順調に攻めも積んでいて、勝ち切るシーンまで。

△は東のレッドキングリー。10月に府中の芝2000mで新馬戦を4馬身差で快勝し、強豪とぶつかった東京スポーツ杯2歳Sでは、内にモタれながら0秒3差の3着に踏ん張った。

攻めでも若さを見せているが、徐々に攻めのピッチを上げて動ける仕上がりにありそう。ヤネは新馬で跨っていた北村宏司で、真っすぐに伸ばすことができれば。

※は東のカラマティアノス。まだトモが甘いが、それで未勝利と1勝クラスを連勝して奥がありそうなところは見せている。

×の1番手は西のネブラディスク。11月に京都の芝2000m(内)でデビューし、なだめて脚をタメ、直線で外から早めに抜けて3馬身差で快勝した。2分01秒8と勝ち時計は上々。自身の数字になるラスト1ハロンは11秒2だった。

姉にリスグラシューがいる良血馬。ただ、気性面で難しさがあり、体つきも頼りない。初戦はコースでしっかりと追っていたが、3ヵ月ぶりの今回は時計が坂路のみ。動き自体は良く、実戦で力を出せるようなら。ヤネはテン乗りで武豊。

×の2番手は東のショウナンマクベス。府中では2戦2勝で、新馬戦の時はゴールしたあともグイグイと伸びていた。調整をソフトにしていて、これがいい方に出れば。

×の3番手は西のワンモアスマイル。まだシュッと切れる脚を使えなが、(1.3.1.0)と崩れずに駆けている。横山武史が替わり、思い切って逃げる競馬をするか。

残ったチョングクは、2歳の夏に新潟の直線競馬で勝ち星を挙げた。1勝クラスで凡退が続き、気性も悪い。ただ、美浦のウッドコースで64秒6-11秒9をマークしたことがあって、脚は持っている。

午前の段階で、◎サトノカルナバルは単勝400円の1番人気、○リトルジャイアンツは単勝570円の5番人気、▲マスカレードボールは単勝450円の3番人気となっている。

冒頭で書いたように上位馬の人気は割れていて、9頭立てでもそれなりのオッズになっている。連勝式は◎○▲の3騎を中心に手広く買っていきたい。

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◎1番サトノカルナバル
○9番リトルジャイアンツ
▲2番マスカレードボール
△8番レッドキングリー
※4番カラマティアノス
×5番ネブラディスク
×6番ショウナンマクベス
×3番ワンモアスマイル

【単勝】1番(10%)・9番(30%)
【複勝】1番(60%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
1→全通り
1→2.8(×9)
1→5(×6)
1→9(×5)
1→4(×3)
1→3(×2)
9→全通り
9→2.8(×8)
9→5(×5)
9→4(×3)
9→3
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【3連複】(軸2頭ながし)
1.9→全通り(7点)
1.9→8(×5)(5点)
1.9→2.5(×4)(8点)
1.9→3.4(2点)
1.2→全通り(7点)
1.2→8(×7)(7点)
1.2→5(×4)(4点)
1.2→3.4(×2)(4点)
2.9→全通り(7点)
2.9→8(×7)(7点)
2.9→5(×4)(4点)
2.9→4(×2)(2点)
2.9→3(1点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
1.9→全通り(42点)
1.9→8(×5)(30点)
1.9→2.5(×2)(24点)
1.9→3.4(12点)
1.2→全通り(42点)
1.2→8(×6)(36点)
1.2→5(×4)(24点)
1.2→3.4(×2)(24点)
9.2→全通り(42点)
9.2→8(×6)(36点)
9.2→5(×3)(18点)
9.2→3.4(12点)

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京都11R
京都記念(GII) 渋った馬場…、◎はデキ絶好で連覇を狙う、〇は折り合えば好勝負に

京都の芝2200m(外)で争われるGII競走。

コース図(JRAのホームページ)はこちら
https://www.jra.go.jp/facilities/race/kyoto/course/index.html

芝は開催3週目で、先週までのAコースからBコース使用に替わっている(Aコースから直線部4m、曲線部3m外に内柵を設置)。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「柵の移動に伴い、傷みがあった箇所は概ねカバーされましたが、向正面及び正面直線にカバーしきれない傷みがあります」と発表があった。

土曜の夜から日曜の明け方にかけて雨が降り、朝の段階で芝は稍重。朝のクッション値は、土曜は「10.5」だったが、日曜は「9.5」となっている。このあと雨は降らず、メインのころに良に回復しているかもしれない。

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12頭立て。GI馬はソールオリエンス(皐月賞)、チェルヴィニア(オークス、秋華賞)の2頭で、どちらも先にあるGIを意識した仕上げという感じではある。

池添学厩舎(栗東)の6歳馬プラダリアに◎を打った。

イクイノックス、ドウデュースと同じ世代。ダービーはドウデュース、イクイノックス、アスクビクターモア、ダノンベルーガに次いで5着だった。

これまでに青葉賞、京都大賞典、京都記念とGIIを3勝している。昨年の京都記念は、ヤネが池添謙一で、中団の前で少し噛んでの追走になった。直線で大きく外に動かして池添らしくヒヤリとさせられる騎乗だったが、グイグイと伸びて内から来たベラジオオペラ(次走で大阪杯を制覇)を抑えた。

京都記念の次は大阪杯を走って0秒4差の6着。続く宝塚記念は道悪の中で早めに動かされて4コーナーで先頭に並ぶ厳しい競馬になり、それでも4着に踏ん張った。

その後、夏負けして体調を崩す。秋は京都大賞典が7着、香港ヴァーズが11着だったが、この2つは評価を落とす敗戦ではない。

今回は2ヵ月ぶりの実戦。体調が良くなる時季であり、しっかりと攻めることができた。1週前は池添が跨ってCWコースで2頭を追いかける形。内から並び、仕掛けるとグッと伸びて先着した。時計は66秒9-11秒4だった。

今週は池添師が騎乗して坂路に入れ、単走で53秒0-38秒3-12秒3をマークした。グリップが利き、しっかりと蹴って推進力があり、前向きさもあって文句なしの内容だった。陣営は「これまでで一番のデキかも」と話している。

ヤネは同馬の主戦、池添師の兄である池添謙一。ロスのある誘導をするケースが多く、何をするのか怖いジョッキーだが、プラダリアを手の内に入れているのは確かである。デキがいい分で掛かる危険性があり、そこは慎重に丁寧に当たってもらいたい。

6歳になったが、まだまだ活躍できる。他の有力馬と比べて本気度が高いのは間違いないし、重で2勝しているように渋った馬場を苦にしないのもいい。折り合ってスムーズに運ぶことができれば、連覇を決めるシーンがある。

橋口慎介厩舎(栗東)の6歳馬セイウンハーデスも注目される存在。

プラダリアと同じくドウデュースが勝ったダービーを走っていて、結果は11着だった。その秋にセントライト記念で4着に健闘。菊花賞はブリンカーを着けて理解不能な押し方をして、暴走して17着に沈んでいる。

4歳の夏口に七夕賞で重賞制覇。そこから屈腱炎で長期休養が入ったが、1年5ヵ月ぶりの実戦だったチャレンジカップでは、力むところがあって4コーナーで先頭に立ちながら5着に残った。

今回は2ヵ月半ぶりの実戦。屈腱炎になる前のようにコースで時計は出していないが、坂路で量をこなして乗ってきた。1週前には幸英明が跨って50秒4-36秒5-11秒9の好時計で先着を果たす。今週は52秒8-38秒3-11秒9で同入。手応えは劣勢だったが、しっかりと動いていた。

体は全体に少し余裕があるようにも見えるが、ボテッとしているわけではない。チャレンジカップが14キロ増の490キロで、少し減ってきそうだ。減っていなかったとしても、中身は充実しているものと思われる。

ヤネは引き続き幸。馬自身は2200mをこなすスタミナがあるのだが、気性が強くて一生懸命に走りすぎるのが問題である。11番枠からジワッと流れに乗り、息を入れて走れるといいが…。

4歳の新潟大賞典では、劣悪な不良馬場の中で3/4馬身差の2着に駆けた。勝ったカラテとは3キロのハンデ差があったが、強い内容だった。ちなみに、3着は8馬身も離している。

渋った馬場への適性は高く、馬場を気にして適度に前進気勢が弱くなると理想的である。噛み合えば勝ち負けまで。

▲は5歳世代の皐月賞馬である東のソールオリエンス。昨秋は天皇賞が7着、ジャパンカップが14着と結果を出せず、今回は長めからハードには攻め込まずに少しソフトな調整にした。このやり方で中身ができているかだが、動きはいいし、馬体もいい。

京都の芝2200m(外)では、昨年の宝塚記念で2着に追い込んでいる。この時が重馬場、皐月賞を勝った時も重で、道悪は巧者の部類に入る。川田将雅は騎乗歴(4歳の有馬記念(8着))があるし、地力と末脚はやはり怖い。

△は東の4歳牝馬チェルヴィニア。オークスは大外から長く伸びて差し切り、秋華賞は待たされるところがありながら、進路ができるとグッと伸びて抜け出した。

古馬と戦ったジャパンカップは4着。スローの流れで少し噛んでリズムが悪かったし、追われて頭が高くなっていたあたり、緩さがあったのかもしれない。

今回は3ヵ月ぶりの実戦。木村哲也厩舎流で、追い日はウッドコース、日曜に坂路というパターンで乗り込んできた。ただ、特別に速い時計は出していない。

1週前のウッドコースでの追い切りでは、外に併せて軽くうながしてわずかに先着。時計は66秒8-12秒1だった。今週はウッドコースで3頭併せの真ん中。抑えながらの手応えで同入し、時計は69秒0-12秒0だった。

もともと緩さがあるが、体は好調時と比べると少し締まりがない感じ。馬体重は510キロぐらいになりそうで、これは494キロだったジャパンカップよりも20キロほど大きい数字である。

木村師は「先週の時点で仕上がっていた。背丈が伸びて成長している」と話していて、馬体増に問題はないと考えているようだ。これが本音なのかはわからないが。

京都記念を走って結果が出て、さらに体に問題がなければドバイシーマクラシック(4月5日)に向かうことになる。反動が出るといけないので、余裕を持たせてはいるだろう。ただ、中途半端な状態でレースを走らせるわけにもいかない。

単純に馬の力はスゴいわけで、実戦で動けるかを判断するのは難しいところがある。馬場が渋っているのは、歓迎できる材料ではないだろう。

プラダリア、セイウンハーデス、ソールオリエンスなど、他の勢力も確かな力を持っている。そんな状況でチェルヴィニアは断然の1番人気…。結果はともかく、積極的に買いたいとはならず、△に収めた。

※は西の7歳馬ヨーホーレイク。4歳の1月に日経新春杯(中京芝2200m)を勝ったあと、屈腱炎で長期休養に入る。2年2カ月のブランクがあって6歳の春に金鯱賞を使い、力んだ走りになりながら3着に食い下がった。

2走後に京都で行われた鳴尾記念をV。ハミを噛んで厳しいかと思われたが、渋太く伸びて差し切った。折り合いを欠いて勝つのだから本当に強い。

秋の毎日王冠(力みがあって7着)のあとで放牧に出され、栗東に戻ってからCWコースと坂路で入念に乗り込んできた。ただ、動きはひと息。CWコースでやった今週は、何度かつんのめっていた。

いい時は抜群に動くので、完調にない可能性がある。それでも能力は軽くは見られず、折り合いがつけば上位争いも可能だろう。現状でトモが入るかだが、本来は道悪は得意。

×の組…。バビットは3歳時にセントライト記念を逃げ切っていて、7歳だった昨年の京都記念では、2番手から内を突いて早めに抜け出て3着に踏ん張った。

8歳になっても攻めで動いて活気がある。ヤネが若い高杉吏麒でどうかだが、うまくペースをつくり、後ろがモタついたりするとあるいは。

エヒトもバビットと同じ8歳馬で、しかし、坂路で動いて元気。アメリカジョッキークラブカップでは、馬群の中で下がることになりながら盛り返して8着に駆けた。好位でスムーズな競馬ができると抵抗するシーンも。

リビアングラスは3歳時に菊花賞で早めに先頭に立つ競馬から4着に健闘している。前走で3勝クラスを渋太く勝ち切って復調を感じさせ、中1週でも疲れはなさそうだ。

マコトヴェリーキーは2200mに2分10秒9、2400mに2分22秒7の時計がある。乗り込んで仕上がりは良さそうで、有力馬に崩れがあるようなら。

午前の段階で、◎プラダリアは単勝410円の2番人気、○セイウンハーデスは単勝1,090円の5番人気となっている。

連勝式は2頭を中心に手広く買っていきたい。チェルヴィニアが上位に来るとガミることになるが、プラダリアとセイウンハーデスがそろって馬券に絡んでくれれば十分な払い戻しになる。

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◎9番プラダリア
○11番セイウンハーデス
▲4番ソールオリエンス
△6番チェルヴィニア
※1番ヨーホーレイク
×2番バビット
×8番エヒト
×3番リビアングラス
×10番マコトヴェリーキー

【単勝】9番(10%)・11番(20%)
【複勝】9番(70%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
9→全通り
9→6(×13)
9→1.4(×5)
9→11(×3)
9→3
11→全通り
11→6(×9)
11→1(×3)
11→4(×2)
11→3
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【3連複】(軸2頭ながし)
9.11→全通り(10点)
9.11→6(×7)(7点)
9.11→1.4(×3)(6点)
9.11→3(1点)
4.9→全通り(10点)
6.9→全通り(10点)
1.9→全通り(10点)
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【3連単】(軸2頭マルチ)
9.11→全通り(60点)
9.11→6(×5)(30点)
9.11→1.4(×2)(24点)
9.4→全通り(60点)
9.6→全通り(60点)
9.1→全通り(60点)
【3連単】
6-9-11(×13)・6-11-9(×8)(21点)

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【土曜メインレース】

クイーンカップ
3連単  10万3,960円
3連複  2万3,170円(×2)
馬 連   5,650円
ワイド   1,730円
ワイド   1,460円(×4)
ワイド   2,810円(×2)
複 勝    350円(90%)
◎エストゥペンダ3着(6人気)
○×◎でヒット

洛陽S
3連単  6万2,160円
3連複    8,960円
馬 連   5,750円
ワイド   1,820円
ワイド    730円
ワイド   1,220円(×2)
複 勝    410円(30%)
デビットバローズ2着(6人気)

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東京11R
クイーンカップ(GIII) 良血馬がそろった一戦、◎○▲△の妙味ある勢力を狙う

3歳の牝馬が争うGIII競走で、舞台は東京の芝1600m。

コース図(JRAのホームページ)はこちら
https://www.jra.go.jp/facilities/race/tokyo/course/index.html

芝は開催3週目で、Dコース使用3週目になっている(Aコースから9m外に内柵を設置)。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「3週目となりますが、傷みも少なく概ね良好な状態です」と発表があった。

朝の段階で、晴れて芝は良馬場。雨にたたられることはなさそうだ。クッション値は「9.1」となっている。なお、良馬場だった先週の朝の段階のクッション値は、土曜が「9.4」で日曜が「9.5」だった。

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14頭立て。良血馬がそろったメンバーで、桜花賞(4月13日)に向けて見逃せない一戦になった。

ただ、肉体面でも気性面でも完成前の若駒が多いのは確か。そこで、複数の伏兵馬を狙うことにした。

高柳瑞樹厩舎(美浦)のエストゥペンダに◎を打った。

父はサートゥルナーリア。母はアルゼンチン産馬で、BMSはアイスカペイド系のオフリーワイルドになる。

初勝利は2歳の11月で、今回と同じ府中の芝1600mが舞台、馬場は稍重。馬群の中で抑えつつ脚をタメ、直線でしっかりと伸びて抜け出した。勝ち時計は1分34秒5だった。

年が明けてGIIIのフェアリーS(中山芝1600m)に挑戦。軽くアオッて出て後方からの競馬になり、直線は大外からグイグイ伸びて3着に上がった。ハイペースで流れる中で3番手から抜けた勝ち馬エリカエクスプレスは強く、2着ティラトーレとの着差はクビ。自身の走破時計は1分33秒4だった。

そこから中4週。緩めずにしっかりと乗り込み、1週前にウッドコースの併せ馬で67秒2-11秒8で先着すると、今週は坂路の併せ馬で52秒0-37秒9-12秒2で同入した。行きっぷりが良くて元気があるし、走りは力強く、疲れもなく順調と映る。

ヤネは前2走で手綱を取っている三浦皇成。手の内に入れている感じだし、1週前、今週と稽古で跨っているのは好感が持てる。

馬自身は直線でのびのびと走れる府中が合っている。13番枠と外を引き、早めに内に寄せるのが理想。当日に気持ちが乗りすぎると掛かる危険性があり、三浦には折り合いに注意しつつポジショニングして、息と脚を残すように乗ってもらいたいところだ。

引き続き重賞でメンバーは強いが、キャリアを積んで競馬を覚え、馬体重を増やして成長してきた。道中でリズム良く走り、後半の捌きがスムーズなら上位に浮上するシーンがある。配当面の魅力は大きい。

森一誠厩舎(美浦)のエンブロイダリーも注目される存在。

アドマイヤマーズ×クロフネという配合。3代母がブエナビスタ、アドマイヤジャパン、ジョワドヴィーヴルなどを産んだビワハイジになる。

2歳の夏に新潟の芝1800m(外)で未勝利を圧勝。かなり速い馬場ではあったが、レコードを0秒9も更新して1分45秒5で走破した。

9月のサフラン賞(1勝クラス、中山芝1600m)は単勝120円の断然人気で5着に敗れたが、ゲートが悪く、道中で力んで走りとリズムを欠いた走りだった。

爪を傷め、次走は少して開いて府中の芝1400m。レースのラスト1ハロンが11秒0-11秒0という速い数字の中、しっかりと抜け出して2勝目を挙げた。

その後は放牧に出て充電する。美浦に戻ってから順調に乗り込み、1週前にウッドコースで終いに気合をつけられて66秒6-11秒7で先着した。

9日の日曜には、坂路で55秒3-12秒5と速いところを乗る。そして、12日(水)の最終追いは、坂路で53秒8-38秒6-12秒0で先着した(直線で前に入られるシーンあり)。これだけやれているのだから、中身が充実していて当然である。

ヤネは初勝利の時から手綱を取っているルメール。誘導に関しては任せておけばいいだろう。スタートでトモが入らないところがあるが、しっかりと攻めた分でポンと出られるかもしれない。左回りは合うし、重賞でも怖さがある。

加藤征弘厩舎(美浦)のロートホルンも軽くは見られない。

サトノダイヤモンド×タピットという配合。母はアメリカ産馬で、母系はスピードもパワーもあるアメリカの血が濃い。

2歳の秋に府中の芝1800mで初勝利。ゲートでうるさいところがあってヨレて出たが、押すとスッとハナに行き、軽快なピッチで逃げる。直線で追われるとグッと引き離し、6馬身差で圧勝した。走りやすい馬場だったが、1分45秒9で走れば文句ない。

その後は放牧に出され、美浦に戻ってから坂路とコースを併用して熱心に乗り込んできた。2週前に坂路の併せ馬で53秒7-12秒3で先着し、1週前はウッドコースの併せ馬で67秒6-11秒9で先着。今週はウッドコースで単走で強くはやらず、70秒2-12秒3をマークした。

加藤師のコメントはアテにならないところがあるが、「先週の動きも今週の動きも素晴らしかった」と、デキの良さを強調している。

横山武史はテン乗りになるが、1週前の稽古で跨って感触はつかんでいるだろう。逃げるにしろ、控えるにしろ、しっかりと行き脚がつき、自分のリズムで走れれば好勝負が可能になる。

福永祐一厩舎(栗東)のスライビングロードは穴候補として注意したい。

レイデオロ×サンデーサイレンスという配合。母は04年に当レースを勝ち、2走後にオークスを制覇したダイワエルシエーロになる。

2歳の9月に中京の芝1400mでデビュー。重馬場の中、コーナーで外に張るところがありながら、直線でグイグイと伸びてハナ差の2着に駆けた(最後は首の上げ下げ)。11月の2戦目は京都の芝1400m(内)が舞台で、モタついていたのをムーアが動かし、馬場が荒れていた内から抜けて快勝した。

その後は放牧へ。栗東に戻ってからは順調で、1週前にCWコースで65秒8-11秒8と速い時計で先着している。今週はCWコースで単走、終い重点で4ハロン54秒4-11秒6で上がってきた。まだ体つきは幼いが、動きはしっかりしているし、実戦の芝でこそとも思う。

菅原明良はテン乗りになるが、1週前に稽古をつけている。福永師は「右にモタれるので左回りは合う」と。母の主戦ジョッキーだったのが福永師であり、その仔でクイーンカップに挑む。

※は西のロンドボス。秋に当舞台で新馬勝ちを決めたが、上がり33秒4、ラスト1ハロン10秒台(推定)で鋭く差し切るという内容だった。2戦目の1勝クラスの3着は、順調さを欠いて出走を延ばしての結果である。

立て直して良化し、重賞でも通用して不思議はない。なお、同馬の母フィニフティは、18年に当レースを2着している。

×の1番手は1番人気の関西馬マディソンガール。三冠牝馬リバティアイランドの全妹になり、2歳の秋に抜群の瞬発力を見せて京都芝1800m(外)の新馬戦を快勝した。

ただ、まだ体を増やせない段階。陣営の話からテンションが上がっているようで、東への長距離輸送が影響しないかがポイントになる。器的には上で。

×の2番手は、2番人気になる西のショウナンザナドゥ。アルテミスS(GIII)で3着、阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)で4着と、高い能力を持っていることをすでに証明している。

体がボリュームアップしてくるといいが、コースでも追って負荷はかけている。府中も2度目になるし、有力候補には違いない。

以下はマピュース、コートアリシアン、ティラトーレなど。

午前の段階で、◎エストゥペンダは単勝1,420円の6番人気、○エンブロイダリーは単勝610円の3番人気、▲ロートホルンは単勝990円の5番人気、△スライビングロードは単勝2,340円の9番人気となっている。

この人気だから、ハマるとドデカイ配当になる。ガミの目が入るが、連勝式は手を広げて買っていきたい。

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◎13番エストゥペンダ
○7番エンブロイダリー
▲5番ロートホルン
△2番スライビングロード
※10番ロンドボス
×11番マディソンガール
×4番ショウナンザナドゥ
×6番マピュース
×12番コートアリシアン
×8番ティラトーレ
×9番レイユール
×1番ヴィヴァラリス

【単勝】13番(10%)
【複勝】13番(90%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
13→全通り
13→11(×5)
13→4(×4)
13→8.12(×3)
13→7(×2)
13→5.6
7→全通り
5→全通り
2→全通り
──────────────
【3連複】(軸1頭ながし)
13→全通り(78点)
13→4.5.6.7.8.9.10.11.12(36点)
13→4.5.6.9.10.11.12(21点)
13→4.7.8.11.12(×2)(20点)
13→4.11.12(×3)(9点)
【3連複】(軸2頭ながし)
5.7→全通り(12点)
2.7→全通り(12点)
2.5→全通り(12点)
7.10→全通り(12点)
5.10→全通り(12点)
2.10→全通り(12点)
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【3連単】(軸1頭マルチ)
13→全通り(468点)
【3連単】(軸2頭マルチ)
7.5→全通り(72点)
7.2→全通り(72点)
5.2→全通り(72点)

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京都11R
洛陽ステークス(L) ハンデ戦で混とん、◎〇▲△の妙味ある勢力を狙う

京都の芝1600m(外)で争われるリステッド競走。

コース図(JRAのホームページ)はこちら
https://www.jra.go.jp/facilities/race/kyoto/course/index.html

芝は開催3週目で、先週までのAコースからBコース使用に替わっている(Aコースから直線部4m、曲線部3m外に内柵を設置)。野芝に洋芝(イタリアンライグラス)をオーバーシードした状態で施行。金曜の段階でJRAから「柵の移動に伴い、傷みがあった箇所は概ねカバーされましたが、向正面及び正面直線にカバーしきれない傷みがあります」と発表があった。

朝の段階で、晴れて芝は良馬場。天候は崩れる方向に向かうようだが、雨は我慢してくれそうだ。朝の段階のクッション値は「10.5」となっている。

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16頭立て。ハンデ戦になり、トップハンデは58キロ、最軽量が52キロで、6キロの上下差がある。

ハンデ戦らしく人気は割れている。午前の段階の1番人気のオッズは、馬連が1,300円台で、3連単が9,000円台。荒れる要素があり、複数の伏兵馬を狙うことにした。

菊沢隆徳厩舎(美浦)の5歳馬コントラポストに◎を打った。

昨年の11月に府中の芝1800mで3勝クラスをクリア。稍重の中で好位を進み、直線で早めに立ってハナ差で押し切るという内容だった。横山和生らしい強気の立ち回りで、結果的にコントラポストの強さを際立たせることになった。走破時計は1分45秒1と馬場を考慮すると速く、自身の数字となる1600mの通過は1分32秒8だった。

初のオープンとなったディセンバーS(中山芝1800m)は9着。馬群の中に入って少しタイトで、3コーナーを過ぎると前が下がってきて後退してしまう。踏んでから盛り返す感じで脚は使っていて、まったくスムーズな競馬ができなかった。

その後は放牧へ。美浦に戻ってから大きめをじっくりと乗り込んできた。1週前にウッドコースで67秒1-11秒6で追われ、今週は坂路で52秒9-38秒8-12秒5。強く追っていないのがどうかだが、これまでそんな調整で結果を出しているし、陣営は「デキは変わらずいい」と話している。

ヤネは国分優作に替わる。騎乗馬の質の問題があって近年は年間で10勝程度。ただ、水準には動かしてくるジョッキーである。テン乗りになるのがどうかだが、12番枠というのは悪くないし、自然体で流れに乗せて揉まれずに運ぶような競馬ができるといい。

55キロのハンデは大いに魅力。京都のマイル(外回り)は3勝クラスで1分31秒8の3着(クビ+アタマ差)に駆けたことがあるし、うまく立ち回ると穴を開けるシーンがある。

上村洋行厩舎(栗東)の6歳馬デビットバローズは、去勢して緒戦になる。昨年の春には大阪城SでGI好走馬ステラヴェローチェとアタマ差の2着に駆け、次走で新潟大賞典(ハンデ56キロ)を4着に健闘した。すでにオープンで通用する力を示している。

うるさい気性で競馬にならないことがあったので、去勢していい方向に向いてくるかが鍵になる。CWコースと坂路で豊富に乗り込んで仕上がりは良さそう。実戦にいってどうなるかはわからないが、動いてくる可能性がある。ヤネはテン乗りで北村友一。

大橋勇樹厩舎(栗東)の5歳馬ニホンピロキーフも注目される存在。昨年の春にはソウルラッシュが勝ったGIIのマイラーズカップで3着していて、秋にGIのマイルチャンピオンシップで正攻法の競馬をして8着(0秒7差)と上々の走りを見せた。

今回は冬場の久々。乗り込んで中身はできていそうで、ただ、馬体はかなり増えているようだ。陣営は「プラス体重でも、馬体が良くなっているし、力は出せる」と。56キロは恵まれた数字だし、田口貫太が3番枠からうまく誘導すれば。

斉藤崇史厩舎(栗東)の5歳馬セッションは、アーリントンカップ2着、京都金杯2着など、マイルで実績豊富。昨年12月のリゲルSでは、2番手追走から3/4馬身差の2着に駆けた。

今回は放牧明けで2ヵ月ぶりの実戦。2週前追い切りの段階ではボテッとした体つきだったが、それでドンフランキーに食い下がった。その後にCWコースで長めからしっかりと負荷をかけているし、中身はできてきているだろう。

ハンデは57キロで問題なし。ヤネはテン乗りでミルコ・デムーロになり、2番枠からハナか、2番手・3番手で競馬をさせそうだ。やはり久々の分がどうかだが、気で走るとこがあるし、粘り込むシーンがあっても。

※サンライズロナウドは攻めで時計を出せないやっかいな気性。実戦では掛かって乗りづらいが、それでも脚を使ってくる。56キロは有利だし、ヒドく力まなければ好勝負に。

×の組…。ノーブルロジャー(57.5キロ)、アスクコンナモンダ(57.5キロ)、ロジリオン(58キロ)は、ハンデを背負うものの、実力は上位である。

以下はアナゴサン、ラケマーダ、ウインエーデルなどで、多めに打っても印が回り切らない。

午前の段階で、◎コントラポスト、○デビットバローズ、△セッションは7~9番人気といったところ。▲ニホンピロキーフは単勝1番人気になってるが、連勝式ベースでは4番人気である。ビッグな配当になることを期待し、連勝式は大きく手を広げて買っていきたい。

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◎12番コントラポスト
○5番デビットバローズ
▲3番ニホンピロキーフ
△2番セッション
※10番サンライズロナウド
×14番ノーブルロジャー
×11番アスクコンナモンダ
×16番ロジリオン
×13番アナゴサン
×15番ラケマーダ
×7番ウインエーデル
×6番ノースザワールド
×4番コンクシェル

【単勝】12番(10%)・5番(10%)
【複勝】12番(50%)・5番(30%)
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【馬連&ワイド】(ながし)
12→全通り
12→10.14.16(×3)
12→3.11(×2)
12→2.8
5→全通り
3→全通り
2→全通り
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【3連複】(軸1頭ながし)
12→全通り(105点)
12→3.10.11.14.16(×2)(20点)
5→全通り(105点)
【3連複】(軸2頭ながし)
2.3→全通り(14点)
3.10→全通り(14点)
2.10→全通り(14点)
──────────────
【3連単】(軸1頭マルチ)
12→全通り(630点)
12→3.10.11.14.16(60点)
12→10.11.14.16(36点)
12→10.14.16(18点)
【3連単】(軸2頭マルチ)
5.3→全通り(84点)
5.2→全通り(84点)
3.2→全通り(84点)
5.10→全通り(84点)
3.10→全通り(84点)
2.10→全通り(84点)

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