マイルチャンピオンシップ レース解説
淀で繰り広げられる秋のマイル王決定戦
春の安田記念と共に「春秋マイル」と呼ばれるマイルチャンピオンシップ
昨年はまさかの鞍上交代からの逆転優勝でナミュールがマイル界の女王に君臨した
歴史
もともとマイラーズCを秋季に移動し、格上げする予定であったが1984年に計画が変更され4歳以上の新設GIを立ち上げるということとなった
2001年には出走可能条件が3歳以上となり、2004年に国際GI競走、2008年にジャパン・オータム・インターナショナルとなった
2020年には京都競馬場改修工事によって創設以来初めて京都競馬場以外での開催となった
傾向
・前走好走馬が有利
過去10年の3着以内の30頭のうち29頭は前走が1着 or 1着馬から0.5秒以内に入っている馬である
・キャリア19戦以上の馬は不振
過去の優勝馬を見てみると、他の3歳以上のGIレースに比べて3歳が優勝している例が多い
しかし、19戦以上だった馬は3着内率3.0%と苦戦している
・前走がGI,GIIだった馬が勝つ
近年の傾向として過去6年を見てみると、勝ち馬の全てが前走がGIかGIIであった
今年もこの傾向が正しくなるのか
世界のマイル界は依然としてレベルは高く、今年は欧州から最強マイラー シャリンが来日
日本馬の誇るスピードか、欧州のタフさか
ご閲覧ありがとうございました
執筆者 阪神巧者