2022 高松宮記念《G1》無料予想・見解🏇★
中京芝1200コース解説
中京芝1200mは内枠有利の傾向にあり、3~4コーナーの角度がきついため
遠心力負荷がかかるのと、スタートから1角までの距離が短いため外枠の馬は大外回されて不利を受けやすい。最後の直線はゴール手前340m地点~240m地点にかけて高低差2.0mの急な上り坂。中山の芝に次いで急な傾斜。ラスト240mはほぼ平坦。ラストは長い直線を走り切る持続力が求められる。
中京芝1200mの重賞で実績のある馬orタフな馬場もこなせるかどうかといった観点から1400m以上の重賞で実績のある馬を狙いたい。
《血統》
大系統ミスプロ系が好走傾向。
過去5年で3着以内に入った15頭のうち、ミスプロ系は1着馬4頭、2着馬が3頭、3着馬が2頭、計9頭がミスプロ系。
父か母父に米国型ノーザンダンサー系、もしくは米国型ナスルーラ系を持つ馬がねらい目。
サンデーサイレンスの血を持つ馬は過去5年1度も1着になっておらず、父にディープインパクトを持つグランアレグリアも2着と敗れる結果に。(後ほど書いていますが、血統だけで決めつけているわけでなく、ほかにも敗因はあります)
《脚質》
脚質的には先行~差しが有利。
基本的に追い込みは成績振るわず、過去10年で4角10番手以下は【0-5-2-71】となっており、最高でも2着までとなっている。2020年の高松宮記念に出走したグランアレグリアは最終コーナーで12番手から追い込みをかけて、モズスーパーフレアを捕らえきれず、3位入線、繰り上がって2着となった。(一位入線のクリノガウディ―が4位降着となったため)
今回は重~稍重想定で予想を組み立てていますが、先行寄りの差し脚質が有利ですね。4コーナーまでにどれだけ良いポジションにつけるかがカギになるので枠が結構大事だと思います。
《馬体重》
馬格必須。最低ラインでも460kgぐらいで、480kg以上が好走傾向。
420~439㎏【0-0-0-4】共に0%
440~459㎏【0-0-1-19】勝率0.0% 連対率0.0% 複勝率5.0%
460~479㎏【1-1-4-35】勝率2.4% 連対率4.9% 複勝率14.6%
480~499㎏【6-3-2-38】勝率12.2% 連対率18.4% 複勝率22.4%
500~519㎏【1-6-2-36】勝率2.2% 連対率15.6% 複勝率20.0%
520~539㎏【2-0-1-16】勝率10.5% 連対率10.5% 複勝率10.5%
《枠・馬番》
高松宮記念では過去9年枠番・馬番として
馬番 複勝率
1番【0-0-1-8】11.1%
2番【0-0-0-9】0.0%
3番【1-1-1-6】33.3%
4番【2-1-0-6】33.3%
5番【1-0-0-8】11.1%
6番【1-1-0-7】22.2%
7番【0-0-3-6】33.3%
8番【0-2-1-6】33.3%
9番【1-0-1-7】22.2%
10番【1-0-0-8】11.1%
11番【1-0-0-8】11.1%
12番【0-1-0-8】11.1%
13番 【0-0-1-8】11.1%
14番【0-0-0-9】0.0%
15番【0-1-0-8】11.1%
16番【1-0-1-7】22.2%
17番【0-2-0-7】22.2%
18番【0-0-0-8】0.0%
となっており、中枠を引きたいところ。
人気馬のサリオスは1番、グレナディアガーズは18番と極端な枠入り。データ通りに行くのであれば買いにくい。
《年齢》
過去10年データを見ると
4歳【2-2-1-15/20】勝率10.0 連対20.0 複勝率25.0
5歳【1-1-2-18/22】勝率4.5 連対9.1 複勝率18.2
6歳【1-2-2-18/23】勝率4.3 連対13.0 複勝率21.7
7歳【1-0-0-24/25】勝率4.0 連対4.0 複勝率4.0
上記の表をを牝馬限定に直すと、
4歳【0-2-0-8/10】勝率0.0 連対20.0 複勝率20.0
5歳【1-1-2-8/11】勝率9.1 連対18.2 複勝率27.3
6歳【0-0-0-7/7】勝率0.0 連対0.0 複勝率0.0
7歳【0-0-0-2/2】勝率0.0 連対0.0 複勝率0.0
以前どこかで「人間も年老いてもマラソンは走れるが、短距離走は若い人には叶わない」という言葉を目にしたのですがその通りだと思います。
スプリント戦に高齢馬は厳しいかもしれません。
馬年齢でいう6歳は、諸説ありますが人間でいう25~28歳程度とのことです。
参考程度に4歳馬は、人間でいうと20歳前後くらい。
どのレースでも大方そうですが、高松宮記念でも馬齢が若い方が有利な傾向にあります。
サリオス
勝率の渋い1枠に入ってしまい、スタート後前に出せないと1角でポジションが下がり、スプリント戦では絶望的な運びになってしまう。
切れる脚もないし、馬軍に揉まれ大敗してしまうイメージが…
3人気想定ならば疑ってかかりたい、私は切ります(´;ω;`)
レシステンシア
ダイワメジャー産駒は早熟傾向にあり、
G1で出走したダイワメジャー産駒の成績は
2歳【3-1-2-20】
3歳【3-3-3-28】
4歳【0-2-1-16】
5歳【0-0-1-8】
6歳上【0-0-0-8】
となり、今回レシステンシアは5歳での出走。血統のデータ的には成績振るわず。前走の香港スプリントでは4頭の絡む落馬事故で1番人気想定のピクシーナイトも競争中止になり、その中で立て直しての2着は強かったが逆に言うと強力な相手も競争中止になっての2着。疑ってかかりたい点はいくつかあるが、芝1400m重賞の阪急杯でもレコード勝ちをしている経験もあるため軽視はできない。重や稍重でもこなせているため天候は心配なく、バランスの良い走り方ができるため出走している馬の中では1番軸にはしやすい1頭だと思います。
馬体重は大幅プラスでしたが毎回輸送で減っているのでそこまで気にしなくてもよさそうです🏇
グレナディアガーズ
スピード能力に長けているフランケル産駒で、サンデーサイレンスの血を持たない馬が好走傾向にある高松宮記念との血統での相性は良いだろう。
しかし今回は雨で馬場が渋る想定で予想を組み立てていくと、これまでフランケル産駒の芝1200mの成績は、良馬場レースに80頭が出走し9勝を挙げている(勝率11.3%)事に対し、稍重・重・不良のレース計29頭が出走したものの勝ち馬はわずか1頭(勝率3.4%)のみと大幅に成績が下がる。
また今までのレースでも時計の速い展開のレースで勝ち星をあげてきたし、今回の雨は歓迎できない。1400の重賞で結果を出しているため距離短縮は問題なくこなせるとは思いますが、渋い大外枠にも入ったことからこのまま人気をするようであれば妙味もなく疑ってかかりたいところです。
私は切りたいと思います…。来たらもう完敗ですということで…。
ジャンダルム
中山などの小回りの競馬が得意なイメージで、今回直線で差しの決まりやすい中京でどうか。
その結果として、前々走のシルクロードSは1200mの中京で使われたが通過2-2、差し有利のためあっさり13着。
そのあと先行有利の中山で行われたオーシャンステークスにて順当に先行し、通過3-2で一着。
あまり強い競馬ではなかったし、直線が長い競馬だと最後の脚が甘くなる中京替わりはマイナス。
稍重での成績は【1-0-0-6】と振るわず、今回も馬場が渋るようなら厳しい印象。年齢ファクター的にも軽視します。
ロータスランド
京都牝馬ステークスで56キロの斤量を背負い1着。
勝ち時計は馬場差があれど小雨の中阪神の同じ舞台で行われた、ダイヤトニックが1着になった阪急杯に比べて速い(阪急杯勝ち時計:1:19:9、牝馬ステークス1:19:7)。
高松宮記念では55キロで走れるし、前走の内容からもダイヤトニックやトゥラヴェスーラよりも上で評価したい。
高松宮記念ではサンデーサイレンスの血が薄い馬が好走傾向にあると上記で述べたが、ロータスランドも母父にミスプロ系、ScatDaddyの血を引いている。同じ母父にScatDaddyを持つ馬として有名なのはカレンブーケドール。この馬も重馬場や稍重でも好走しているため渋った馬場への適性は高いのではないかと。実際、ロータスランドの成績を見てみると良馬場【3-2-0-4/9】、稍重、重、不良では【3-1-0-0/4】と、難なくこなせていることがわかります。
父ScatDaddyを持つミスターメロディも2019年の高松宮記念では1着につけていることから、血統的や渋った馬場適正なども含め、高松宮記念では重めの印を打ちたい1頭だと思います。
トゥラヴェスーラ
ドリームジャーニー産駒らしく昨年の高松宮記念では道悪の中、ダノンスマッシュ、レシステンシア、インディチャンプという強いメンツに次いでの着差0.2秒の4着、タフな馬場はこなせるのは証明されている。
評価したいのは前走で、通過12-12からの追い込みで2着と強い競馬を見せた。しかし上記にもあるように最終コーナーで良い位置につけないと、グランアレグリアでさえ頭に届かなかった高松宮記念で、渋った馬場で後方から差しは決まりにくいのでは。ましては今回G1で相手関係も上がってくるため、相手に入れるなら3着付けまで。
ダイアトニック
前走の阪急杯では最後に内ラチ1頭分をこじ開け1着と、鞍上との相性もあり好走をしたが、内有利の馬場で順当に競馬が運んでの1着のようにも見受けられ、そこまで強い競馬だったという印象は無い。そもそも阪急杯で好走しやすい脚質が先行や逃げであったため、今回も前走のように順当に行けるかどうか。1400がベストな気も。
やや外目の枠を引いており、ロスの多い競馬になれば外に膨らみ思ったような競馬ができない可能性も。評価としては想定人気と同等ぐらいの評価で、前走重賞1着馬ですが頭固定や軸にはしにくいですね。年齢もデータ的には買いにくいです。そしてマイナス収支1億円君の本命です。本当です。
ナランフレグ
前走のオーシャンステークスの勝ち方は圧巻。強力な末脚を持つがサリオス同様枠に恵まれず、コーナーで不利なポジションに下げられる可能性が高い。今回G1で相手関係も上がってくるため(馬場など以外は)同条件のG2のセントウルSで負けたのは気になるところ。高松宮記念の前哨戦として最多出走のオーシャンS組は、着順【1-2-4-58】と、あまり良い結果は残せていない。(前走がシルクロードS組は【4-2-2-22】、阪急杯組は【3-3-3-37】)
脚質的には小回りの中山より直線の長い中京替わりは生きてくるとは思うが、出遅れることも多く追い込む後方からの競馬になることが多いので順当にスタートが切れれば。ラストでいい位置につければ好位から差して掲示板圏内までは届く。ただ懸念は雨。枠も相まって武器が使えない可能性大で、三連系の相手に入れるなら3着固定かな。切りたいところ。
エイティーンガール
追切もあまり良くないし、牝馬で上記の年齢ファクターに引っかかる。人間年齢でいうtwenty-sevenガールのため、切りたいところ。馬体重も他の馬に比べて小柄であり(462キロ想定)、馬体重が480↑で連対している高松宮記念では狙いにくい。もともと後方から競馬をする馬ですが、近走出遅れも多いため今回のこの馬場で出遅れるとかなり響きそう。
キルロード
追切もいまいちなうえ、重賞経験も前走のG3で1回のみの6着で見せ場なく終わってしまった。脚質逃げ+7歳馬でスプリント戦+初の中京でG1となると期待はしにくい。切るロードです(は?)
シャインガーネット
前走同条件のシルクロードでは7人気で2着に好走。(本命でした!単勝取れなかったけど!!)重賞で好成績を残しているのはG3のみですが、G2のセントウルSでは着順以上に好走。G3、1400mのファルコンステークスで重馬場を1度走り、1着と好走しています。中京は3戦で2連対と向いていると思うので、いい枠も引けたし、好位から中団に運んでうまく走れれば掲示板圏内はあり得ると思います。位置取り次第にはなりますが、私は相手に入れたいと思います。
メイケイエール
大好き!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大好きなので単勝買います!!!!!!!!!!!!!!!!
前走のG3シルクロードステークスでは馬具を変えてハミと腹帯をつなぐ折り返し手綱とパシュファイヤーを使用し好走。馬具の工夫もあり差し有利の中京の馬場で先行したままゴールするというド強い競馬を見せてもらい大好きになってしまいました。(ひいき目)
追切も良く、応援したいところですがやっぱり問題なのは気性面。
大外枠に入りましたが、メイケイエールにとってはかえってプラスになるのではないかと・・・思いたいです。枠はどこでもよかったと陣営もコメントしているので外枠もこの馬に関しては気に・・・しません。追切でも馬也で11秒3を記録し、池添騎手も「自信持ってG1に臨めます」とコメントしていることから全力で応援します。道悪も問題なくこなせますし、実力面では高いのであとは当日パドックを見たいですね。こんなに推していますが私的に軸とかそういう買い方はできない馬で、ピンかパーだとも思っているので…イライラしないでね・・・!池添―ル、頑張れ!!!!!!!!!!!!!
サンライズオネスト
調教良◎5歳牡馬なので大穴としての期待できますね。
カーバンクルSのようなレースの運びになれば大穴あける可能性。枠も良いところを引けたので、鞍上武豊に委ねてみるのも面白いと思います。レシステンシアについていければ、いい結果を残せそう。
レシステンシアと同じダイワメジャー産駒、今回は5歳での出走なのでデータにのっとって買うなら3着固定、3連系なら紐で。
レイハリア
前走は謎の失速をし、陣営も良くわかっていないようなので度外視しても良いとは思います。葵ステークスで最初ハナを切り、1度コーナーで脚を溜めての直線で再度足を使い強い勝ち方をしたと思います。実況も「レイハリア頑張っている」と言っていましたし、可愛いですね。(?)
今回も陣営がハナ切る発言をしていますが、逃げの成績が振るわないG1の中京ともなるとどうかな~という所。ロードカナロア産駒なので適性は◎だとは思います。雨で渋れば好走するかもしれませんが、馬場次第であっさり差される可能性もありますね。いい枠引けてるし内沿いついて走れば馬券内まで。ですが買い目ぶれるのと馬体重も軽めな想定なので私は入れたくないと思っています。
ライトオンキュー
去年の高松宮記念は出血トラブルがあり度外視していいと思うのですが、年齢と前走の実績などで印を打つなら他の馬かなと。買い目を増やしたくないので私は相手には入れたくないなという所です。
クリノガウディー
この馬は2020年の高松宮記念で実質1着(4位降着)を取っているのですが、4歳馬の時。
奇しくも当時と同じ11番を引き、重馬場の枠も同じのため条件は近い状態で走れるが、現時点で6歳馬となり当時のような走りは難しそう。
色々書きたいことがあったのに1日置いたら失念してしまいました・・・。
ただ重馬場もこなせるし中京の方が向いていると思うので、紐荒れに期待するのであれば入れても面白いと思います。逆に馬券内入るなら今年までがチャンスなのでは!もし頭に来なくても馬券内来たらドラマがあって泣いちゃうかもしれません。泣かないけど
ファストフォース、ダイメイフジ
枠や騎手その他もろもろ色々な要素から切るので見解無しです、ゴメンナサイ。
私の買い目はこれだああああああ
◎メイケイエール(若干応援馬券)
〇ロータスランド
▲シャインガーネット
▲レシステンシア
△サンライズオネスト
△クリノガウディー
※△は余裕があれば購入(主に紐荒れ期待)
買い目
単勝
◎メイケイエール、〇ロータスランド
馬単・馬連
メイケイエール→ロータスランド
メイケイエール→上記印
ロータスランド→上記印
ワイド
メイケイエールーロータスランド
1番アンパイ?でリターンが望めるのは
ロータスランドの複勝
高配当攻めるなら
三連複or三連単フォーメーション
1列目 メイケイエール ー ロータスランド
2列目 メイケイエール ー ロータスランド ー レシステンシア
3列目 ▲(△)印
※広く安心感を求めるならば2頭軸マルチ
紐荒れの夢馬券で高配当期待ならばメイケイエールとレシステンシア抜いてレイハリアあたりを入れて三連複しても面白そう(やりませんケド)
メイケイエールは軸にするには不安要素しかないですね。
3連単マルチやるなら1頭軸にしてロータスランドのみ、メイケイエール抜いたバージョンもあったほうが飛んだ時対策になるかもしれません。
私はメイケイエール入れるけど!
まとめ
高松宮記念は雨で渋って、穴馬突っ込んできてもおかしくないですね><
今年はペースメーカーになる圧倒的な逃げ馬モズスーーーーーパーーーフレアさんがいらっしゃらないので、どういう展開になるか難しい…。
レシステンシアが飛んだりしたらとんでもない馬券が生まれそうです🏇
上位人気の馬は皆不安要素持ちなので、ワンチャン全部飛んでもおかしくない(笑)
メイケイエールが大好きなので馬券にからもうが絡まなかろうが、今回大外からどういう走りを見せてくれるのか✨迷いに迷ってデータを活用しほぼ年齢で絞ってしまいましたがこれがどう出るか、明日が楽しみです!
馬のお尻を一週間追いかけ続けました。勝てたら嬉しいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。